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明日は成人の日で休日。ではあるがこのシーズンの丹沢山なら登山者もさほど多くなかろうと判断。 天気の良いのも明日までとの予報もあり、マロンには一寸キツイかも知れないが家から近く、雪も左程見えない丹沢山にマロンを登らせることにした。 |
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◇所要時間: 6時間 |
5時、暗い中、家を出発。カーナビにガイドされ愛川町田代経由で宮ヶ瀬ダム先からヤビツ林道に入り、塩水橋のゲート前に駐車。夜が明けていないのに登山目的らしい車が2台、続いて到着。 |
6時30分、林道への車乗り入れ禁止ゲートをくぐって出発。先ずはキュウハ沢への舗装路を緩やかに登る。5分ほどで堂平へのルートと分かれ直進。同時に出発した父子の登山者が堂平ルートに分かれていった。 6時53分、つり橋手前の天王寺橋脇にある「丹沢山3時間30分」の道標脇より丹沢山への登山道に入る。夜も明けて青く色づいてきた冬空に飛行機雲が白く伸び、消えずに広がっていく。5分も歩くと防鹿柵を乗り越える歩道橋が設置されていた。 マロンは自力で渡りかけたが、丸木の隙間に足を落としおとーさんに助けられる。続いて暗い檜林を通過。 |
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7時15分、尾根に登りつく。看板にペンで天王寺峠と書かれていた。ここから丹沢山まで天王寺尾根を進むことになる。前方に3つのピークが連なって見えるのは丹沢三峰。尾根の防鹿金網沿いに登る。 |
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7時24分、再び鹿除け歩道橋通過。背後から太陽が差し込む。 7時44分、再々、鹿除け歩道橋で防鹿柵を通過。大きなモミの木の尾根を登りつめると少し緩やかになる。アセビの林の緑が目に優しい。 落葉林の斜面下に獣の気配。マロンが落ち着かなくなり、勝手に先行する。戻ってきたマロンの顔にダニが一匹。零下にもなるこのシーズンにダニが生息しているとは驚き。 8時5分、登りつめたところで小休止。この先では少し下る。前面に丹沢山が見え始める。 |
8時19分、左後ろに大山がのぞく。檜林通過。木の根が多くなる。 8時27分、上り下り。大きなブナの木が多くなる。またマロンが先行。前方に仔鹿を間に雌鹿2頭。鹿の姿を確認したらマロンはそれ以上追跡せず見送っていた。 8時44分、残雪が多くなり、マロンは体温を冷やそうとするのか雪の上を転げまわる。ムスビを食べながら小休止してやる。 9時、堂平への分岐地点通過。しばらくアセビの間を歩く。道が凍っていて固い。 |
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9時14分、前面に急なガレ斜面が現れる。ガレた急な岩場に丸太階段や鎖でルートが設置してある。雪は少ないが慎重に通過。この先は雪が次第に多くなる。 9時34分、近頃設置されたらしい木製階段を登る。このあたりは春にはマルバダケブキの緑でうまる場所なのでそれの保護が目的らしい。少し先を出発時に出会った父子の登山者が登っていた。 9時38分、尾根に登りつき「丹沢山0.2km宮ヶ瀬10.8km」の道標に迎えられる。 |
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9時44分、「丹沢山」山頂に到着。「塔ノ岳2.5km 宮ヶ瀬11.0km 蛭ヶ岳3.4km」道標前でマロンの63山登山の記念撮影。 みやま山荘から4人の登山者が出発していった。休憩テーブルでムスビを食べ一息ついていると夫婦連れ登山者が到着。 南西方向に雪の富士山が薄く霞んで見えた。 |
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10時10分、下山開始。 下りはアイゼンを装着し往路を戻る。下るに従い雪解けが始まってきて、マロンが泥犬に変身。下山途中の沢にマロンを誘うと喜んで水に入って遊ぶ。 12時30分、車に戻る。登山者の車が8台ほどに増えていた。 今日であった登山者は13名ほど。 2時、無事帰宅。マロン体のダニ検査をしたが、見当たらず安心。 |
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