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「バリエーションルートを楽しむ(新ハイキング社刊)」で<昇竜伝説の山にカタクリ・イワウチワが咲く>との謳い文句で「海沢のカタクリ山から天地山」コースが紹介されていた。 ◇所要時間: 3時間45分 |
3時30分、出発しようと外に出ると、昨夜の雨で濡れた道路に雪!!・・桜の花びらだった。一般道で奥多摩湖を目指す。 日の出時刻に青梅線・白丸駅の先約1kmの海沢大橋を渡り、先ずは駐車場を探そうと川横の休憩舎(水洗トイレ設備あり)へ車を進め、橋先に空き地を見つけたが、「(釣り客用)有料700円/日」看板を見て、これは見送り、「カタクリ山」入口先に車を回し、一車線道路脇に駐車余地を見つけ、交差可能余地を残して駐車。 天気は快晴で気温は4度。 |
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5時37分、出発。 僅か戻って「カタクリ山入口」標識地点でカタクリを見つけたが、まだ花が閉じていたのでので、「カタクリ山」は下山時に立ち寄ることにし、その先の「神庭橋」まで下り、「カタクリ山」を回り込む形で幅広舗装路を上る。 |
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5時45分、「変形五差路」では貯水池からの道を右にし、檜林の砂利林道に進む。途中、金網檻の猟犬らしい5匹の犬に猛然と吠えられ、マロンは委縮して通過。 6時、林道コースが鋭角左に屈折する地点には正面の山腹へ国土地理院地図記載の山道が存在していたが、私たちはガイド書記載の「イワウチワ」群落を見たいので左折林道に進む。 |
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体が温まり、小休止して薄着になる。道脇の灌木はアジサイらしく、季節には花の道なのかも。 6時11分、急角度で尾根先端を回り、150mほど先で東京多摩学園からの登山道との合流点の「木扉」前を通過し、林道が右に急角度で曲がる地点から山道に進む。 |
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6時22分、露岩斜面を上っていくと後続の妻が、「イワウチワが咲いていた!!」と叫んだが、この先にも群落があるものと信じ、上を目指した・・が、・・全然それらしい気配が無く・・・・。下山時に対面すればと息を荒らげて急斜面を上る。 |
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6時27分、小ピークに上り、息を整えて次の露岩ピークの674mポイントを目指す。馬酔木林を通過。 6時35分、674mピークに立つと、前方に朝日を浴びた「天地山」が姿を見せた。 露岩の細尾根を下り終え、緩く上り始めると右から山道が合流。6時に見送った山道の末端らしい。山頂への残り高度は約200m。檜林を緩く上る。 |
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6時57分、高度差40mほどの急坂を上ったが、その先も岩と木の根が露出した急坂が続く。 コナラ林を抜けると尾根幅が狭まり、竜伝説が似合いそうな雰囲気の尾根になってきた。 7時19分、「天地山981m」山頂に到着。 |
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山頂標識は木の根本に置かれていた。くねった樹木に囲まれた山頂は岩陰から龍が顔を出しそうな雰囲気。 視界は北に僅かに得られ、「本仁田山」の後ろに「川苔山」が望めた。気温は1度程度。記念写真を撮ってムスビを食べる。 7時30分、寒くなり、下山開始。下りは楽だと快調に下る。 「674mポイント」を通過したあたりから「イワウチワ」に注意しながら下る。 |
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8時4分、高度580mあたりで左の岩陰を覗くと「イワウチワ」の小群落。 喜んで撮影していると、突然、ザックの中の携帯が警報と共に「福島県に地震発生!!」を告げた。 下山続行。 |
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8時43分、貯水池正門から貯水池構内に入り、金網脇を進む。途中で溝横の道を進み、行き止まり地点先の階段道を上る。テンナンショウが数株。 墓地横を通過し、薄暗い檜林の尾根を進む。 200mほどで檜林を抜け、祠先を下り始めたが、期待の「カタクリ」が姿を見せない・・??。 |
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上ってきた5人連れ登山者に「カタクリは??」と尋ねられ、「登り口にあったのでは? 」と反問すると、「あれだけ???」と不審顔。 登山者と分かれ、導水管沿い道が急傾斜だったので右への踏跡を見つけ、東斜面に下る。 9時2分、藪道抜けるとヤマブキ、スミレ、イチリンソウが見られた。民家の庭横を下る。 9時10分、東から導水管に近づくと・・・東斜面に[カタクリ]が一面に満開状態。写真に収める。 |
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9時16分、「神庭橋」の袂に降り、舗装路で「カタクリ山入口」へ回り込む。 9時22分、車に戻る。 11時20分、無事帰宅。 |
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