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前回の「天地山」では「イワウチワ」の小群落しか見られなかったので、「奥多摩」の他山で「イワウチワ」が見られるところをネット検索し、・・・・・・・ 御岳山近くの「大塚山への鉄五郎新道」にかなりの群落があるらしいのが分かったが、花は盛期の終盤らしい。 週明けの数日間の天気予報は思わしくなく、花を見るなら一日でも早くと、快晴予報の出た日曜日に出かけることにし、犬連れなので他の登山者と出合わないよう、時計回りで周回することにした。 ◇所要時間: 5時間22分 ◇難度(犬として): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: 寸庭川を渡る地点からイワウチワの群生地あたり迄のコースが分かりづらく、傾斜もキッかったが、変化があって楽しめたとおとーさん達が話していました。 人との出合いを減らそうと、下山路は「大楢峠」への山腹道に進みましたが、このコースは変化が少なく、人には勧められないコースだとも言っていました。 |
3時20分、出発。 青梅市経由で多摩川沿いに国道411〜県道45を西進し、古里駅先の二分岐を多摩川側に下る。 5時4分、駐車場を後に、寸庭集落の村道を西進。 |
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200m先の二分岐は山勘で左に進み(○)、次の三叉路は「←大塚山・御岳山」標識に従い、左に進む。 少し先で寸庭川を小橋で渡り、左折して暗い杉林に進む。小鳥の囀りが喧しいほど。 5時12分、小尾根に上り、「寸庭橋」袂からのトレイルを合わせ・・・ |
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道脇の小さな「←鉄五郎新道」標識に従い、山腹道を南に進む。 5時27分、沢筋から山斜面へ取り付く。 5時35分、山道が二分岐。無標識だが、山腹道に進む(○)。5分ほど先で右下へ「バットレス・キャンプ場」への小道が分岐。一段、上った平坦地に廃屋と「金比羅神社」の石鳥居。 |
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鳥居先の崖下を覗くと切り立った「バットレス」の岩壁だった。 「滝見台→」標識が右の岩山を指していたので登ってみると、50mほど先に、 |
金比羅神社と |
石祠があり・・ |
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その背後の斜面に 「ヒカゲツツジ!! 」。 予想外の出逢いに気を良くし、先に進むと尾根筋の勾配がきつくなってきた。 西に朝日を浴びて形よく聳えているのは「城山」らしい。 |
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5時57分、標高470m辺りの岩壁にイワウチワの小群落が見られたが、蕾は見あたらず、最盛期に入った感じ。 6時4分、標高590m辺りで再び、イワウチワの小群落と対面。 |
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6時19分、東の稜線から朝日が差し込む。前方に「広沢山」が姿を見せた。 コースにもミツバツツジがチラホラ。岩塊帯を通過。 6時30分、標高660m辺りの道脇にイワウチワが見られたが、岩場に比して小群落。 |
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6時39分、標高700m辺り。イワウチワ群落の花色がピンクで花サイズが大きく、見映えが良くなった。撮影を楽しむ。 その先の檜林に上ると勾配が緩む。 7時、「広沢山848m」着。檜林で特に見ものなし。その先は15mほどの下り。 7時8分、緩い上りが始まり、前方に「大塚山」が姿を見せた。途中、電波塔施設の金網を回り込み上る。 |
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7時20分、「大塚山920m」山頂着。 休まずに「御岳山→」標識に従い、先に緩く下る。 7時32分、五差路広場まで下り、「富士峰公園」の対面にある「展望休憩地」に上り、山頂のあずまやでムスビを食べながら展望を楽しみ、数少ないカタクリを撮影。 |
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7時43分、五差路広場を後にして、「御岳山→」標識に従うと、道脇の管理された山腹にカタクリが群生。 「御岳山ビジターセンタ」前を通過し、家屋の間を抜け、「御岳神社」はパスし、「大楢峠分岐」で「鳩ノ巣駅→」標識に従い、右折舗装路に下る。 |
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途中、夫婦登山者と交差。山腹の等高線沿い山道で「大楢峠」を目指すが、鋸の歯のような出入りの多い山道は結構、非効率。変化の少ない山腹道をマロンに引かれて只々歩く。 8時26分、流水の沢でマロンが体を浸したので一休み。その先も等高線の山腹道が続く。ニリンソウ、ハシリドコロ、ネコのメソウなど、地味な花の野草が見られた程度で、変化の少ない山道がやたら長く感じる。 9時、やっと「大楢峠」に到着し、「鳩ノ巣3.9km→」標識に従い、右に下る。 |
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9時38分、「バットレス・キャンプ場」の「展望台」で小休止してムスビでエネルギー補給。 東のバットレス岩壁の上に「金比羅神社」が確認できた。下山続行。 数組の登山者と交差したが、この山腹コースで「御岳山」を目指すのはあまり推薦できない。 |
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10時1分、「鳩ノ巣駅」と「寸庭橋」分岐に着き、右に下る。 10時11分、「越沢」を小橋で渡り、「←寸庭橋350m」標識に従い、左折前進。 (・・無料駐車場へは右上へ折り返すべきだった。) |
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再びマロンを沢で遊ばせ、小橋を渡り、多摩川縁を進んで寸庭橋袂に出た。 10時26分、車に戻る。 12時10分、無事帰宅。 |
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