説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: C:\Users\matusita\Desktop\釜伏山\jump-HP.gif

この所、近場の山行が続いたので、久しぶりに遠出してみたくなり、以前、読売新聞に連載された「一歩二歩山歩(南ランボウ氏)」で紹介された群馬県の「戸神山」を訪ねることにし、歩行時間を増やすため、その先の「高王山」までの尾根往復コースを計画。

月曜日の沼田の天候は「乾雪後晴れ」の予報。雪山歩きになりそうなので、2年ぶりの皮登山靴を用意し、軽アイゼンもザックに入れる。

 

◇所要時間: 3時間29

◇難度(犬として): 易+++▼+難

◇マロンの日記: 「戸神山」は標高が低い割に露岩の急勾配が続き、途中の交差が困難なので、ワンコは避けた方が良さそうです。

「高王山」の方は兎の足跡が多く、下山途中で兎猟師と二匹の猟犬に出会いました。おとーさんはスリムで敏捷に動くワンコに感心していました。

 

430分、出発。

圏央道と関越自動車道を利用し、7時前、沼田ICを降りて高速道脇を北進し、高速道下を通過する国道266に右折すると眼前に三角形の「戸神山」、その左に横長台形の「上州三峰山」が姿を見せた。

すぐ先の「岡谷上バス停」先を左折し、800m先の「戸神山入口→」標識地点で右折し、250m先の駐車場に車を入れる。沼田市の昨夜の降雪予報は外れた模様で駐車場に雪は僅か。気温は−5度で上空は青空。

720分、出発。

「虚空蔵尊」の赤鳥居前の「戸神山」解説板には

・・・戸神山は三角山とも呼ばれ、頂上には石尊祠があるので石尊山とも言う。眺望は・・・北には迦葉の連峰や玉原が望まれる。戸神鉱山は真田氏時代に発見され、昭和十三年ころより主として金を発掘し・・終戦とともに閉山となった。

と記されていた。

傍らの「戸神山入口→」標識に従い、簡易舗装路に進むと登山道は階段参道をS字に横切りながら上っていく。

737分、「ここは鉱山跡です。」看板前を通過。(・・現在は危険防止で埋め戻されているとのこと。)

傾斜が増し、コースに露岩が増え始めた。

 

748分、露岩コースを小さく九十九折しながら上る。コースに残雪は少ないが下界の里は雪景色。体が温まったので水飲休憩しヤッケと耳覆いを外す。

8時、高度680mまで上ると岩肌が5mほど露出した鎖場。マロンは苦も無く通過。

高度700mまで上ると右下「鉱山跡→」標識の三分岐。これを通過すると露岩と勾配が減った。地蔵尊前を通過し、虎縞ロープの張られた斜面を上る。

 

812分、「戸神山772m」山頂に到着。

雪と露岩の広場からは360度の好展望で・・・・

南東に「赤城山」、南西に「子持山」、西に「上州三峰山」、北に雪の「上州武尊山」、その左手前に「迦葉山」が同定できた。

 

時間と体力に余裕があるので予定通り「高王山」まで足を延ばすことにする。北斜面を覗くと雪道のため、軽アイゼンを装着。

829分、残雪の細尾根に下り、踏み跡を辿る。踏跡以外は15cmほどの積雪。

838分、右下へ「下発知1km→」標識の三分岐。私たちは尾根を直進。その先の高みは西山腹を巻いて通過。北斜面に回り込むと靴が潜る程の残雪。雪面に小獣の足跡が見られた。

 

856分、「高王山」を前にして眼下に雪の広場。西からの「林道終点」だった。「高王山0.4km→」標識で山頂を目指す。残雪に隠された丸太階段道を上る。

912分、「高王山766m」山頂に到着。周囲は松林で視界は得られない。雪の広場には2基のアンテナ設備。

広場の「高王山城」の解説板には・・「戦国時代に発知氏が造営・・・高王山の山頂に・・本丸を南端とした梯郭式の山城で・・城の広さは南北250m、東西150mに及んでいた。(以下略)。沼田市」 と書かれていた。

小休止してムスビを食べる。帰路は往路を戻る予定だったが、「戸神山」からの露岩の下山路で登山者と交差したくないので、ここから「下発知集落」に下り、国道経由で車に戻ることにする。

 

 

930分、下山開始。

林道終点広場の「下発知町集落1.3km→」標識に従い、杉林の東斜面に下る。

940分、杉林の中の三分岐は「下発知町集落1.2km→」標識に従い、5分ほど先の左::「←下発知村 西の入」、右::「下発知村 戸神山→」標識の三分岐は・・・ヤマ勘で左に進むと・・雪道は杉林を東に下り始めた・・が、雪面には獣の足跡だけになった。

 

959分、森を抜け出ると雪原に兎の足跡が交錯。雪の白さにマロンが汚れ犬に見える。

踏跡の無い20cmほどの残雪原を下る。北の「上州武尊山」が青空に映える。

106分、雪道に出て、アイゼンを外し車道を200mほど進んで県道266に合流。両側に果樹園が続く県道266を「戸神山」を右に見ながら南下。

 

 

033分、ガイド書に従い、峠地形の200mほど先で県道を右に離脱し、「沼田資源()」横を通過し山裾を巻くように進み、駐車場所を目指す。解りづらい田舎道だがGPSが駐車位置を表示してくれるので助かる。

1049分、駐車場に戻ると車は11台に増えていた。

 

ガイド書に「戸神山」の「虚空蔵尊」は狛犬代わりに「丑・寅」が守護し、別名「丑寅神社」とも呼ばれていると書かれていたので一見することにし、赤鳥居を潜って石段を上る。

 

「虚空蔵尊」にお礼参りをし、丑と寅をカメラに収め、残雪の石階段を避けて11時、車に戻る。

1時30分、無事帰宅。

(帰宅後、この狛丑?と狛寅?の由来を調べると・・この神社が沼田城の鬼門の丑寅(北東)方向にあるからと説明しているHPがヒット。)

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: C:\Users\matusita\Desktop\釜伏山\BUTON_49.GIF 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: C:\Users\matusita\Desktop\釜伏山\To_Top.gif