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前回の日光:「大山」は、まだ紅葉が始まったばかりだったので、次は日光より100kmほど南に位置するが、標高が1100m以上高い、八ヶ岳の「牛首山」を訪ねることにした。 この山は ◇所要時間: 4時間21分 |
3時、満月の下を出発。 中央高速・長坂ICを5時50分に下り、県道28を北上。「清里駅」手前を左折して「美し森」交差点先1.1kmの「←八ヶ岳高原いやしの森ファーム」看板地点を左折し、「美し森ファーム(たかね荘)」前の大きな空き地(?)に駐車。 6時30分、「←美し森近道6分」標識に従い、出発。 50m先の「八ヶ岳中信高原・国定公園」看板横の「天女山・羽衣池→」標識に従い、ミズナラとカラマツ林の石畳に進むと、林床は一面の笹原。 |
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緩い勾配は丸太階段で上る。 6時42分、「羽衣池」の四差路は「牛首・赤岳→」標識に従うと、「賽の河原1時間→」標識。 一時、スキーゲレンデらしい斜面に出たが、再び、カラマツ林を上る。山慣れた感じの登山者が「赤岳」を目指すらしく、勢いよく先行していった。 |
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7時31分、標高1880mまで上ると、リフトの上駅横。施設周りに張られた細い電線に触れたマロンが「ヒッ!!」と啼いた・・??。傍らの看板には「獣避けに 〜8:00まで通電」の文字。 西には茶褐色に色づいたカラマツ林の先に雪を付けた南アルプスの山々が望めた。 |
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7時37分、「賽ノ河原」の岩場に上ると好展望!!。 南の雲の上に「富士山」、南西には雪を付けた「北岳」と「間ノ岳」、その右に「甲斐駒ヶ岳」と「仙丈岳」、 西近くには「権現岳」〜「赤岳」〜「横岳」が山頂を見せ、その手前にこれから訪ねる「牛首山」がズングリ。 裸地の「賽ノ河原」の霜柱をザクザク踏んで通過。 標高1900mを超すあたりから徐々に勾配がきつくなり、再び南に視界が広がったが、富士山は雲に隠され始めた。 |
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8時、標高2010mあたりから大岩を縫うようになり、標高2060mで大岩帯を抜けると暫く平坦。正面に「牛首」が聳えて見えるようになった。 この辺りから幅狭尾根で「牛首山」を目指す。西風が吹き込み寒くなり、脱いだヤッケを着用。 標高2110mあたりで森の樹種がシラビソに変わり、林床に苔が見られ、キノコの生育に良さそうな雰囲気。 その先で南に視界が開けたが、見える景色は「賽ノ河原」とほぼ同じ。 |
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8時52分、シラビソ樹林の中の「牛首山2280m」へ到着。 樹間に「権現山」が望めたが、近くにある筈の「赤岳」や「横岳」は木立で遮られ、撮影できなかった。気温は5度。 9時5分、下山開始。 9時50分、「賽ノ河原」に戻り、展望台のような岩上で大休止。全天が薄雲に覆われてしまった。 |
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10時2分、スキー・リフト上駅横を通過すると、観光目的らしく、リフトが稼働していた。夫婦連れ登山者と交差。 10時32分、「羽衣池」に戻り、ムスビを食べ、下山再開。 10時51分、車に戻る。広い駐車場はマイカーのみ。
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1.3km先の「美し森山」駐車場に車を移し、幅広板階段で高度70mほどの「美し森山」山頂に上る。 南眼下の清里方向の森は綺麗に色づいた景色を見せてくれたが、八ヶ岳方向には雲が懸り始めていた。 30分ほどで車に戻り、帰路に付く。 1時30分、無事帰宅。 |
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