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10月に入り若干、秋めいてきたが栃木あたりまで北上しても紅葉はまだ先。・・で、今回は体力維持を目的に奥多摩の「臼杵山」に登ることにした。 ◇所要時間: 3時間31分 |
4時15分、近頃にしては珍しく綺麗な星空の下を出発。 甲州街道(国道20号線)、五日市街道(県道7号線)を走って五日市駅前を左折し、県道33号線の十里木交差点を左折。 5時44分、1.5kmほど先の荷田子集落に着き、駐車場所を探す。当初予定の「ふるさと工房」駐車場はゲート閉鎖で×。他に2ヶ所ほど駐車可能場所を見つけたが結局、荷田子交差点脇の公衆トイレ前の空き地に駐車。 5時47分、山に向かい出発。 200mほど進むと獣よけの電気柵前に出た。 |
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ゲート横には 慎重に開閉・通過し、山に進む。道脇にツリフネソウや山アジサイ。途中、逸るマロンに水を与え、破砕石の歩きにくい山道を登る。 |
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6時8分、「荷田子峠」の三分岐に着く。 「臼杵山2.8km→」標識に従い南に方向を変え上る。昨日は雨だったのか草が濡れていた。尾根筋は殆どが杉、檜林。 尾根筋を左右に外しながら尾根沿いに南進。登山者が少ないらしく、蜘蛛の巣が顔に掛かって不快。 6時28分、水飲み休憩後、適度な勾配の檜林を登る。人工林は下草が少なく歩き易い。 |
6時39分、一段上り上げると石祠。横の石碑には「戸倉山茱萸(ぐみ)御前」と彫られていた。その先、薄暗い檜林を通過し、尾根の北斜面を辿る。 6時48分、ピークへの上り手前に巻き道が分岐。巻き道に進み4分ほどで尾根道と合流。 次のピークへも巻き道があったが、ピークに上れば展望が得られるかもと今度は尾根筋を登る。直ぐにピークに上りついたが、展望なし。ピークで水飲み休憩後、更にアップダウンしながら進む。 |
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7時7分、大ぶりの檜林を西進すると尾根筋が左にカーブ。木の間越に左から朝日が差し込む。 7時14分、尾根筋が右に曲がる。森の中で水飲み休憩。水の消費量はマロンが一番。 このあたりは地図に「南面が伐採で開けている」と注記されていたが、現地に着て見ると木々が成長したせいか、殆ど見晴らしなし。 7時21分、4分ほど急坂を上ると急な下り。40mほど高度を下げると本格的な上り返しが始まった。GPSを見ると最後の上りに差し掛かったらしい。破砕石がゴロツク坂を息を切らし登る。 |
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7時34分、進路が二分岐。残り高度は30m程度らしいので直登路に取り付く。 上りついた尾根の三分岐点の右50mあたりに小社が見えた。 7時37分、「臼杵神社」のお社前に着く。 |
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守護獣は狐の石像だったが、その背後に、イノシシ+犬+熊が合体したような古びた石像が2体・・??。 お社後ろの木立越しに僅かに見晴し。 7時41分、お社に無事登頂のお礼をして、釣り尾根で山頂を目指す。自然林と杉林の間の道脇にはカシワバハグマが小さな白花を咲かせていた。 7時45分、見晴しの無い「臼杵山」山頂に到着。 |
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森の中の小空き地には随分立派な「臼杵山 東京都」標識と三等三角点があった。登頂記念写真を撮る。 周囲に見晴しは得られないが上空には久しぶりに見る青空がのぞく。汗ばんだ体に風が涼しくヤッケを羽織る。ムスビを食べながら小休止。 |
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7時58分、「荷田子峠75分→」標識に従い、下山開始。釣尾根の途中から往路の三分岐目指しショートカット。 マロン連れでの急坂下りは気が許せず危険なため、マロンをフリーにして「後へ!!」と命令して下る。・・・突然、マロンが先行し森斜面に姿を消した。トランシーバで、大声で、ついにはホイッスルで呼ぶ。2分ほどすると突然難聴・勝手犬が急坂を息を弾ませて上ってきた。 |
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8時40分、「ぐみ御前」を通過。更に下ると隣山で石灰岩でも掘っているらしく、右前方からの騒音が響く。 8時59分、「荷田子峠」に戻る。 眼下の荷田子の集落の背後に朝日を浴びた馬頭刈尾根が綺麗に聳えて見えた。これが今日一番の見晴しだった。 |
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「←荷田子0.6km」標識に従い、下山続行。キバナアキギリがチラホラ咲いていた。 9時18分、車に戻る。 マロンは通りかかった近所のおばさんに「可愛い犬だね」と頭を撫でられご機嫌顔。 10時45分、無事帰宅。 |
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