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このところの梅雨で曇天日が続く中、週明けの東海地方に晴天予報。 急遽、標高が高くて5時間以内で歩ける山を物色し、静岡県と山梨県境にある「大谷嶺」を 標高1770mの「百畳峠」を起・終点として訪ねることにし、月曜日の早朝に出発・・・したのだが・・・ 新東名・「新静岡IC」を下りて2時間北上し、カーナビのガイドする「井川湖」先の「林道井川雨畑線」へ進むと「通行止柵」に進路を塞がれ・・・・・ 既に4時間も走ってきたので、簡単には諦められず・・自己責任でと言い訳しながらゲートをずらし、更に先に進むも予定の「百畳峠P」手前・6.3km地点で路面状況が悪化。 ここのまま撤退するのは残念で・・、ここを出発点にして「山伏」へ上ろうと妻へ提案し、同意を取り付けてこれを実行。 |
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◇所要時間: 4時間40分 |
林道情報に不注意だった事、PRIUSのカーナビが林道情報に疎い事、車の最低地上高の少ない事 を思い知らされた山行になりました。 |
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2時30分、出発。 町田ICから東名高速に入り、4時25分に新静岡ICを下りると残距離は67km。 県道27〜189を北上し、井川湖に近づいてカーナビ指示の井川湖東岸の「林道小河内川線」に進むと1車線・舗装林道は途中からこぶし大の石が散乱する砂利林道になり・・・苦労して北進。 6時、井川湖・西岸の県道60から分岐した「林道井川雨畑線」に合流し、これを北上して百畳峠分岐まで9km辺りへ近づくと「通行止柵」!!!。 柵が動かせる状況だったので、先の様子を見ようと、先に進み・・、 |
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「百畳峠分岐」まで4.4km地点で路面状況が悪化。 ここから「百畳峠P」への残距離は6.3km位と推測できたので、「目的地を山伏」に変更して、ここから歩くことにする。 気温は22度で晴天。 6時40分、出発。 悪場路面先の路面は意外に良かった。 |
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道脇にはウツギが満開。小鹿が斜面を駆け上がっていった。 林道の二重の折り返しヶ所ではハシゴを見つけ、強引にショートカットして距離短縮を図る。 |
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7時54分、百畳峠への分岐に着くと、山梨方面への林道にも通行止柵。 百畳峠への林道に進むと、上から小型4駆が下ってきた・・??。 左前方に「山伏」が姿を見せた。 |
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熱い日差しを浴び、唯々上る。 8時31分、「百畳峠P」に到着。 |
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8時36分、登山を開始。 木陰を上れるので林道歩きよりずっと心地よい。 8時46分、50mほど標高を上げ、尾根の「←山伏」標識に従い北へ上る。この辺りが「百畳平」と呼ばれるらしい。 |
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250m先の左:「←市営山伏小屋」へは立ち寄らず、更に北へ緩く上っていく。 9時8分、三分岐に直進:「↑山伏」、右「西日影沢→」標識。 なぜかこの標識には1対の鹿の角が懸けられていた。 この辺りから笹原を北へ緩く上っていく。 |
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金網で囲まれた「ヤナギラン群生地」の柵内には40cmほどの若草が密生。 9時19分、「2等三角点」のある「山伏2014m」山頂広場に到着。 |
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参考にしたHPには 南アルプス光岳〜上河内岳〜聖岳〜赤石岳〜荒川岳が展望できる と書かれていたが、この地方の山に不慣れな私たちは、何れも同定できなかったが・・ 南に「富士山」が見え、青空に白い流れ雲。 ダケカンバの木陰で食べるムスビがうまい。 傍らに「平成28年6月11日に山伏山中にて熊の目撃あり」のビラ。 |
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9時29分、「ヤナギラン群生地」の木道で下山を開始すると柵越しに夏姿の「富士山」。 下山途中、山慣れした感じの3人組の中年登山者が上ってきたので、挨拶がてらどこから上ったのかを訪ねると・・・ 「県民の森経由なら車で楽に上れるよ」とのこと。 ・・新東名「新静岡IC」から梅ケ島線を北上し、口坂本温泉の案内板に従い高度を上げ、さらに上って静岡県民の森を通り過ぎと百畳平の登山口に着くとのこと。 9時58分、百畳峠に戻り、暑い日差しの中、ムスビを食べながら舗装林道を下る。 11時20分、車に戻る。 帰路は「井川湖」西岸の県道60で往路に繋げ、3時50分に無事帰宅。 |
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