「奥久慈・男体山」と「袋田の滝」を訪ねた後に目指す八溝山は

 Wikipediaに拠ると

茨城県と福島県の県境にある標高1022mの山で・・(中略)・・茨城県の最高峰。
古来よりの信仰の山でもあり、山頂に豊作祈願の神である八溝嶺神社が、八合目に坂東三十三箇所の二十一番札所である日輪寺がある。
 八溝山の名は八つの谷に分かれた山容から空海が命名したと伝えられているが、日輪寺の名もまた空海がこの地で邪鬼を退散させた伝説の由来するといわれる。   
 とのこと。

 

◇所要時間: 1時間36
◇難度(マロンとして): 易+▼+++難
◇マロンの日記:
 ハイキングコースで気楽に歩けました。

 

 

「奥久慈・男体山」を下山して「袋田の滝」見物後、国道118号線を北上し、下野宮交差点を左折。県道28号線を更に16kmほど北上し、道横に「八溝嶺神社」の鳥居を見つけこれを潜って八溝林道を上る。

参道を4.5kmkほど上って「日輪寺入口」地点に駐車。

1137分、舗装路を北にスタート。

100mほど先の「八溝川湧水群→」標識に従い、右尾根の山道に進む。落葉を終えた林床は膝程度の熊笹。全天、雲に覆われているが薄日が感じられる。

尾根沿いに南斜面を緩く上る。二抱えほどの大杉が道脇に続く。

 

1154分、道幅の広がった場所の水場に「金性水」の表示。  傍らの「日本名水百選・八溝川湧水群」解説板には

(前略)・・・八溝山中の湧水群は、古来「三水」とも「五水」とも呼ばれ、「五水」とは「金性水」「鉄水」「白毛水」「龍毛水」「銀性水」をいい、いずれも徳川光圀公が命名し、光圀公は特に「金性水」を賞美したと伝えられている。・・(後略)・・太子町   と記されていた。

「至・鉄水→」標識に従い先に進む。

600mほど先の四阿屋内の岩間からの間歇的な湧き水に「鉄水」表示。この地点から「八丁坂」と名付けられた丸太階段の上りが始まる。

途中の分岐路に「龍毛水→」標識があったが、ガイド書の「地表にしみ出ている」との説明に気が乗らず、標識を見送り先に進む。

勾配は緩いが丸太階段道が続く。

 

128分、舗装林道に出る。「←白毛水」標識が舗装路左を指していたので70mほど寄り道すると道下の竹筒から細流。舗装路を横断し、前方尾根を目指し登る。

1214分、「至・山頂0.2km」地点に斜面右を指して「銀性水70m→」標識。立ち寄ってみるとやはり竹筒からの水流で我が家を代表してマロンが試飲。

 

分岐に戻り、山頂を目指し150mほど先で舗装路を横断。

1222分、「八溝嶺神社」に到着。神社横にはお城風の展望台。お社後ろの「八溝山」山頂で記念写真を残す。

展望台には管理員がいたが、無料とのことで他に見学者が居なかったのでマロンも同伴し上る。

視界は360度でガイド書には「吾妻連峰や太平洋が一望でき、運がよければ富士山の姿を拝むことが出来る」と書かれていたが、今日はいずれも霞みの中だった。

 

1233分、下山を開始。落ち葉を蹴散らしながら熊笹尾根を好調に下る。15分ほどで舗装路を横断し簡易舗装路に下る。

1252分、「日輪寺」境内を抜けて下山続行。山腹を回り込み流水の沢筋へ下り、ワサビ田横を通過。最後は残りの紅葉を眺めながら緩く上る。

113分、駐車場に戻ると車は6台に増えていた。

帰路は一般道で那須ICに出て、東北自動車道を走って 510分、無事帰宅。