100山に登る   (37ヶ月マロンの近況)

 

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二代目マロンは生後4ヶ月目にして相原・七国峠でアウトドアの楽しみを知り、それから32ヶ月。前々回の白州・日向山で100山をクリアーしました。

いまだ気力・体力が増強傾向のマロンに対し、体力維持が精一杯の私たち夫婦。

両者の折り合いをつけられそうな山を見つけるのに苦労している今日この頃です。

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成長の現況

1)  体重

ブリタニー・スパニエル犬種の標準体重はメス13kg  15kgとガイド書に書かれているが、マロンは既に18.3kg !!
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匹の兄弟姉妹犬で一番のチビであることを心配した私に「そのうち、追いつきますよ」と答えたブリーダーのご主人の言葉以上に成長。

体重推移グラフを見る限り・・・更に体重は増加しそう。

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15kg位までは崖を背負い上げるのにも左程苦労はしなかったのですが・・・・・・・。

 

2) 性格

●人好きな性格は若犬時代に勝るとも劣らない。道で声を掛けてくれる人(特に犬を連れたご婦人)には駆け寄って背中を擦り付けて熱烈歓迎の挨拶。

●他犬に対しては・・・若犬時代には喜んで遊んだのに1歳を過ぎて山行頻度が増えた頃から、他犬を避けるようになった。気を許して遊ぶ犬は12割り程度。近所のドックランに伴っても飼い主達の蔭に隠れるようにして他犬と遊ばない。我が家の飼い方がそうさせたのか1歳で実施した去勢手術の影響なのか原因は??

●土に下りている鳩やカラスに対して・・・若犬時代は近寄り静かに眺めていただけだったのだが・・・、1歳を過ぎたころから鳥猟犬の血が騒ぎはじめたらしく鳥が飛び立つ瞬間に猛烈にダッシュ。
一度、ブッシュに逃げ込んだ子雀(?)を捕らえたことから以後、スズメにも反応するようになった。

●山の獣・・・、山中で獣(鹿やリスなど)の姿を見つけるのは視点の高い私たちの方が早いが、臭いに気づいたマロンは激しく猛り立ち、紐付きで無ければ鉄砲玉になって森に飛び込む。ドックランで他犬を避けて小さくなっているマロンからは想像もできない姿。

●遊び・・・・逃げるものを追い、隠れたものを探すことに結構夢中。→草原での虫採りや草原や庭での「ネズミ(毛糸を編んだ投擲物)」の捜索はいつまでも続けたがる。

 

夏山歩きの対策

 

夏山でマロンは腹這いになって休む姿をちょくちょく見せた。当初は歩き疲れかと思ったが、夏季以外では長時間歩いても腹ばい姿を見せないことから、これは体温を冷やす姿と判断。

足裏以外に汗腺が無いという犬の体温発散能力はかなり低いらしく、マロンはこの犬種として体毛が短い方なのに特に暑さに弱いらしい。・・・・で、マロンを夏場の外歩きに連れ出すには体温上昇を抑える何らかの対策をしてやる必要に迫られた。

 

1) 霧吹き器の採用

 

体温上昇したマロンの体を冷やすには??と、考えているうち・・・・
激突したサッカー選手が打撲部を冷却スプレーで冷やしている光景を思い出した。

丁度このころ、テレビで従来の殺虫スプレーの代わりに「氷殺ジェット」なる-40Cの冷却スプレーのコマーシャルを見た。

早速、購入して自分の腕に軽く噴霧してみると瞬間的に冷えることが分かりこれで一件落着かと思ったが、注意書きをよく読むと・・・

「万一、誤って肌にかかった場合は直ちに水でよく洗うこと。」の注意文もあり・・・不採用決定。

更に種々考えて・・・・裁縫用品の霧吹き器で体毛に水を含ませ、気化熱で体温を下げては・・・と思いつく。うまい具合に結合部のねじサイズがペットボトルの口に一致していたのでザックにも格納しやすく、安全で効果的な冷却用品が手に入った。

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2) 夏山用ハーネスの製作

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マロンの体からの放熱面積を増やすため、2つのザックを外した夏山専用ハーネスを作った。

なお、トランシーバーは防水カバーに入れた上、着脱可能にし、熊鈴は山中以外では鳴らないように細工。

 

装備品の更新

1) レインコート

体が大きくなったのでレインコートを更新。前作に対し頭カバーとハーネスの結合部分を改良。

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2) 遊具

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草原でボールを追いかけ咥えて戻り、これを投擲者に渡さず、取られまいと逃げ回るゲームがマロンのお気に入り。

ゴムボールは以前、飲み込んだことがあるので今度は飲まれないように毛糸の袋にスポンジを押し込み、更に遠方に投げられるようにヒモを付け、「ネズミ」と名づけたマロンの遊具が完成。

二つのネズミを交互に投げることでマロンをこちらのペースで走り回らせることができるようになった。

 

 

マロンの血統書

 

先日、山中で同じ犬舎出の犬と出会い交歓できた。これに味を占め、近隣やネットで兄弟犬や同犬舎犬と出会えればこれ又楽しからずや・・・ということでマロンの身上書をご紹介いたします。

 

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猟犬血統書

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犬籍登録番号

618652

犬名

マロン・ドゥ・アダチセキヤ

犬種

ブリタニー スパニエル

出生日

平成16118

犬舎名

アダチセキヤ

 

父母

祖父母

曾祖父母

サシェム・ド・スゥ・レ・ヴィヴィエール
616708
 LOF 215622/26375
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オディ・ド・スゥ・レ・ヴィヴィエール
LOF 199638/24046

エリック・デルメベレグリノッティ
LOI 000684

ラム・ド・スウ・レ・ヴィヴィエール
LOF 184262/28354

オンデ・ダアルヂェヴィーユ・アン・
プロバンス

LOF 197318/30613

CHP-PAラオス・ドュ・ボワ・ド・ヴォシェル
LOF 180532/20792

レェ・ド・サン・リュバン
LOF 182346/27915

ローラ・ドゥ・アダチセキヤ
574673
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ガオ・ド・サンチュガン
538357 LOF 162697

CHTR・スカ・ド・サンチュガン
LOF 109739

ドゥシュカ・ド・サンチュガン
LOF 146562

ジャーダ・デ・サンチュガン
551951 LOF 170346

CHIBTR・ヴィドックU
LOF 123111

ドウシュカ・ド・サンチュガン
LOF 146562

 

マロンの兄弟・姉妹犬の情報

20085
 大阪の中島さまから 「我が家の ヴヴアン はマロン君と同胎犬です」とのEメールを頂いた。写真を見るとマロンとそっくり。

彼女は猟期には京都府の丹後半島で鳥猟犬として活躍しているとのことで、猟期外は体重が18kg位になるが猟期には激しい運動量で16kg位になり、大柄なのは父親似と書かれていた。 (マロンは現在、19kg)

マロンも生まれ持った本能に任せて森の中を走り回らせてやれるといいのだが・・

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20119
富士吉田市の羽田さまから  「妹犬の茶々と申します」とのEメールを頂いた。      

お便りに依れば、我が家のHPで「アダチセキヤ犬舎」を知って茶々嬢を家族に迎えられたとのことで、うれしいお便りだった。
茶々嬢は現在、6歳とのこと。

マロンと同じく茶々嬢も猟犬ではないようだが、富士山麓に在住し、ご夫妻の山歩きに連れ出してもらえるという恵まれた環境。
どこかの山でヒョッコリ出遭ったら、マロンが舞い上がって喜びそうな、優しくて活発そうなお嬢様のようですね。

 

パーソナルナビゲータ ( GPS )

犬連れでの山行では勝手犬マロンの行動に気を取られて地図や標識の確認を怠ったり、分岐点を見落としたりしてのコースミスを数回経験。

これからは更に登山者の少ないマイナーな山やコースを歩く頻度が増えそうなので、ミスコース防止のためハンディGPSを装備することにした。

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機種選定
当初は現在地を確認する能力さえあればよいと考えて機種選定を始めたが、ネットで各機種の機能比較をしていくうち、衛星電波の受信機能が良くないと、森や沢の中では宝の持ち腐れになることが分かった。

→高感度SiRF STARVチップ搭載することにより、これまで衛星信号の受信が難しかった樹林帯や谷間などでも受信能力が向上したという
GARMIN
社のGPSMAP60CSxを購入。

 

GPSMAP60CSx日本版の特徴 (カタログより抜粋)

高感度SiRF STARV GPSチップ搭載
MicroSD
カード対応
自動ルート探索機能
気圧高度計内臓
電子コンパス機能
住所検索機能(丁目レベル)
潮汐予報データ格納
ポイント登録可能数:1000ポイント
電源: 3型電池2
電池寿命: 18時間
重量: 210g (電池込み)
日常生活防水

購入後、15回の山行に持参して使用してみた感想。

●山行時は腰バンドに吊るし使用しているが片手で着脱、操作が可能で使い勝手が良い。

●出発前にPCで作った予定コースをGPSに移し、登山中はこの予定コースに現在地が乗っているかを確認しながら歩けるので安心感大。(分岐点への接近、離脱も事前にセットすればアラームを鳴らせることが可能)

●帰宅後は軌跡データをPCに移すと、休憩した場所やコースの詳細が再現できて結構、楽しめる。

●衛星電波の受信能力は高くてこれまでの山行でデータが途切れたことは無い。

 

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GPSの使用実績例(左図)

<2007.9.14  浅間隠山登山>

● 二度上峠で電源をONして、

● 駒髪山の鳥居マークを通過し山斜面を彷徨った挙句、

● 強引に高度差30mほどの斜面を登って尾根に達し、二度上峠に戻る。

● 二度上峠から舗装路を車で二度上峠下駐車場に移動。

● 二度上峠下駐車場から浅間隠山を往復。

● 駐車場に戻り、電源を切り忘れ、GPSを車の後部座席に置いたまま帰宅。結果、家までの軌跡が残された。

 

 

 

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