マロン 満五歳の誕生日を迎える。

 

 

2009118日でマロン満5歳。

人間で言えば36歳位に相当。

◇ 山行実績

両親は現役の鳥猟犬なのに、何の因果かマロンは「山歩き同伴犬」だと宣言され、鳥や獣を追いたい本能を封印されたまま、我が家の山歩き先導役を一手に引き受け、5年間で登った山は既に161

誕生後1年目・・・27

2年目・・・・・・25

3年目・・・・・・30

4年目・・・・・・34

5年目・・・・・・45

外歩き好きマロンにせがまれ・ほだされて、雨や雪でも休むことなく朝夕の散歩に引ッパリだされ・・私たち夫婦の体力・気力がなんとか維持しているのはマロンに負うところが大きく・・・

マロンはかけがえの無い家族の一員です。

◇ 性癖

犬はこの年齢になると体力がピークを越し、経験が増えた分、分別が増して落ち着いた犬になるのが一般的と思われるが、マロンは相も変わらず、常に遊びに誘い込もうと算段したり、そのくせ、鳥や獣の臭いで突然、命令も聞えない耳無し犬になり、森に突入する性癖は衰えを見せない。

人に見せる親愛の素振りは相変わらず激しいが、近頃若干、男の大人には警戒する様子も見せる。他犬に対しては好き嫌いが顕著で、意外に臆病な態度も見せる。山で鹿やリスを追おうとする猛々しい姿を見ているだけに、ドックランで他犬を避けて人にばかり擦り寄っている姿を見ると、ジレッタイ気分。

◇ 食い意地

若年時代と変わらず、一日3回の食事を30秒足らずでガツガツ飲み込む。先日、ドックフードを小粒に代えたら、鼻の穴からも吸い込んだのか、鼻をヒューヒュー鳴らしながら食べていた。

◇ 体重

5歳の誕生日の計測で19.3kg

生後8週で我が家に引き取られた時には同胎の兄弟犬では一番のチビ犬だったが・・・適度な運動(マロンに言わせれば不十分らしいが・・)と環境のせいか、体重は2年を過ぎてもジリジリと増加し、この犬種の標準体重15kgを軽くオーバーし、一時は20kgまでにも増加。

運動量を現在以上に増やしてやる体力が私たちには無いので、今後は19kgをオーバーしないように食事量で調整を図るつもり。

◇ 耐寒暑能力

体毛が短いので暑さに強いと思っていたが、意外に弱い。真夏以外の山行でも体温を冷やすためらしく山中で伏せして休む。一方、寒さには予想外に強く、冬の山行で冷たい沢水に腹ばいで浸ったのには驚かされた。当然、冬でも屋外の犬小屋(・・防寒対策は十分しているが)で眠る。

 

最近のマロンの生活用品

◇ マロン用登山ザック

1次作品は激しい山行で痛みが激しくなったので引退させ、1年間は新造の夏用ハーネスのみで対応してきたが・・・やはり私たちとの体力差を何らかのハンディで解消させなければと、不使用のウエストポーチ2個を使って夏用ハーネスに合体できるザックを作成

 <結果> 1次作品の経験を踏まえているので、問題なく使用に耐えるザックが出来た。


前作


二次作品

 

 


ザックと格納品(トランシーバ+背負子)


夏用ハーネスとザックに分解

 

 
背負われスタイル

 


装着状況

     熊鈴

首に吊るした熊鈴のうち、ベルタイプは揺れが激しい為か山中で既に2個を紛失。現在は100円ショップで入手した鈴タイプを2個装着し、マグネットを入れた網で消音できるようにして使用中。

 

5年間の山行記録の断片写真


初回山行は4ヶ月目の七国峠(139)


5
歳直前は千葉の鋸山(299)


最南端は九州の開聞岳(160)


最北端は福島の一切経山(188)


時にはテントで川の字で・・(153)

 


時には1時間も姿をくらまし・(194)


時にはハチに刺され (150)

 


またある時にはボールを飲み込み・・

 

◇ 病気

幸い、この5年間で獣医師の世話になったのは、1年目の去勢手術以外は耳の炎症くらい。このときは原因がハッキリせず、

医師「食べ物が原因かも・・パンは?

マロン「大好きです。」

医師「パンが体質に合わなかったのかも・・」

以降、マロンの前からパンが姿を消し、医師の判断が当たっていたのか耳の炎症の再発はしていない。

・・マロンには いろいろと内容の濃い 5年間でした