マロンの嫌う羽虫対策 (201012年の夏)

マロンは短尾 (フランス・ブルトンは生後8日頃に断尾)で、背後に回り込む虫を追い払えないためか、山で蜂に刺された後遺症なのかはっきりしないが・・・、

山頂に着いて休憩しようと、マロンを木や石に繋ないだ時にアブや蜂などの羽音がすると・・・酷く怖そうな顔をして周りをキョロキョロ見回し、飛翔虫を見つけると後ずさりし、ピッタリに作った筈のハーネスから足や頭を抜き、草叢に逃げ込もうとするので、私たちは山頂では落ちついて休めなくなった。 (歩行中は自由に動けるので殆ど、問題はないのだが・・・)

山に連れだしての数年は登山者が見当たらない山では、フリーにしていたので、この問題は起こらなかったが、6年前に「有間山」で鹿を追って1時間近くも戻らなかったため、その後は常に紐付きで歩くようにしたので、その後、この問題が大きく浮上。

「茂来山」では顔に 蜂の一撃をもらう。

この対策として2年前の夏、ピアノ線で円状に張ったシートをハーネスに装着し、これに「虫の忌避剤ジェル」を塗り、羽虫やダニ対策にしてきたが、山頂での羽虫を怖がる度合いが年毎にキツクなったので、更なる対策が必要となり・・・

マロンが草叢に逃げ込むのは、周りの草で体をガードしょうとしていると推測し、山頂で怖がるマロンの背後に座ってガードしてやると、マロンが落ち着くのが確認でき・・座らせたマロンの背後をザックでガードすればと考え、マロンとザックをバックルで簡単に連結する方策を具体化。

この対策品を「入笠山」で試すと・・・落ち着いて座っていたので、問題は解決と喜んだ。・・のだが、次の「雁ガ腹摺山」では飛翔する虫を見た瞬間、ザックを背負ったまま、叢に逃げ込んだので、これも失敗作と認定。

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「硫黄岳にて」

ならば次は・・・山頂に着いたら、ザックカバーでマロンを頭から体まで包んでしまう方式を考えたが、これはマロンが歓迎しないだろうと、この案は却下。

山頂でのマロンの様子を思い返すと、・・羽音を聞き、空中に虫の姿を見つけてから逃走体制に入っているようなので・・・●羽音が聞こえないように耳を押さえ、●虫が見えにくいようにメッシュの網で顔を覆うのが効果あるのではと考え・・・・

マロンの古レインコートの頭部分を流用・改造し、登山中は背中につけ、虫の忌避剤を塗って羽虫やダニ対策とし、山頂での休憩時には頭に移し替えて ●耳を覆い、●視界を制限するようにしてみた。(更にハーネスに電気蚊取り器も装着)

先日、「升形山」で試行してみた感じでは、良さそうに思えたのだが・・・・??


山行時

 


     山頂での休憩時

 

 

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