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早朝230分、四国八十八ヶ所・車・お遍路の旅 に町田の自宅を出発。

東名高速〜新東名〜伊勢湾岸自動車道〜東名阪自動車道〜新名神高速道と繋いで、神戸淡路鳴門自動車道で四国に入り、高松自動車道の「高速板野IC」を降り・・・・

 

 

957分、 札所1番「霊山寺」に到着。

気温は7度で好天。

参詣客に混じり、風格のある山門前で 新品の白衣・輪袈裟を身に着け、数珠・納経帖・経本を携帯し

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新人お遍路さん姿で写真を残し、

山門を潜って

四国お遍路を開始。

テキストの手順に従い、手洗い後、鐘楼の鐘を突かせてもらい、

本堂で般若心経を読経後、太子堂で巡礼の無事を祈願。境内では室町時代の多宝塔が目を惹く。

本堂・天井の竜の天井絵を見残したのに気づき、戻ってカメラに収める。

1026分、1.2km先の 2番「極楽寺」を目指す。

 

2番「極楽寺」

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1030分、札所2番「極楽寺」に到着。

この寺は長寿と安産祈願で有名らしく、境内の高さ31m、幹回り6mの長命杉は樹齢1200年余とのこと。

1040分、3.0km先の 3番「金泉寺」を目指しスタート。

 

3番「金泉寺」

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1051分、札所3番「金泉寺」着。

天平の頃、聖武天皇の勅願で行基菩薩が開いたとされる寺で、境内には弘法大師が村民の為に掘ったという井戸があり、覗き込んで自分の姿が映ると長命になるとのこと。

11時、6.0km先の札所4番「大日寺」を目指す。

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1114分、札所4番「大日寺」に到着。

 

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角柱と円柱を組み合わせた珍しい造りという朱塗りの鐘楼門は改修中。

穏やかな雰囲気の本堂は背後の山に似合う。

本堂右の太子堂への回廊には西国三十三観音像が祀られていた。

1129分、1.7km先の 5番「地蔵寺」を目指す。

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1150分、札所5番「地蔵寺」に到着。

 

5番「地蔵寺」

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本尊は弘法大師が刻んだという1寸8分の勝軍地蔵菩薩とのこと。

水滴が落ちると澄んだ音が響く水琴窟。

奥の院には色彩豊かな喜怒哀楽の表情の五百羅漢。

1157分、5.0km先の札所6番「安楽寺」を目指す。

 

 

1223分、札所6番「安楽寺」に到着。

 

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古くから温泉があったので山号が温泉山。境内へは竜宮城を思わせる大門を潜る。

境内には大型盆栽状の樹齢1300年の松があり、猟師が誤って射た矢から大師を守ったという「さか松」とのこと。 

今日はこの寺の宿坊泊の予定だが、先に札所11まで回ってくる予定。

1240分、1.2km先の 7番「十楽寺」を目指す。

 

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1244分、札所7番「十楽寺」に到着。

ここでも竜宮城を思わせる鐘楼門を潜り、長い石段を上って本堂を目指す。

寺の名は、人間が背負う八つの苦悩(生・老・病・死・怨憎会苦・怨憎会苦・愛別離苦・五隠盛苦)を解き放ち、十の輝く楽しみを得られるようにと弘法大師が名付けたとのこと。

境内に治眼疾目救歳地蔵尊あり。

 

1253分、3.9km先の札所8番「熊谷寺」を目指す。

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祀られているのは夫婦愛和と縁結びの愛染明王とのこと。

 

 

1310分、札所8番「熊谷寺」に到着。

 

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四国霊場最大規模を誇る重厚な仁王門は 江戸時代の建立とのことで、高さは13.2mで 解説板には 2層目の天井や柱には極彩色の天女などが描かれていると解説されていたが、・・??

多宝塔は極彩色。

1316分、2.6km先の札所9番「法輪寺」を目指す。

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1326分、のどかな田園風景の中の 札所9番「法輪寺」に到着。

本堂の扁額には涅槃釈迦如来と記されていたが、本尊には対面できず。

松葉杖で訪ねた人が参拝後、杖が不要になったとかで、健脚祈願の寺とのこと。 多くの草鞋が奉納されていた。

1335分、3.7km先の札所10番「切幡寺」を目指す。

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333段の石段を上り、 1348分、札所10番「切幡寺」に到着。

山腹の大塔と境内の観音像が目を惹く。

像は大師が巡錫中、綻びた僧衣を縫うため機織り娘に布を求めると、娘は織っていた布を断ち切って差し出した。そこで大師が娘に灌頂を授けると娘は千手観音菩薩となった。という言い伝えがあるとのこと。

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1410分、11.8km先の 11番「藤井寺」を目指す。

 

 

1434分、静かな山麓の 札所11番「藤井寺」に到着。

 

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寺名の由来は弘法大師が植えたという5色の藤に因むとのこと。境内の藤はまだ芽吹き前。

ここでは遍路姿の参詣団体に出合い、急いで納経を済ませる。

境内の白竜弁財天は8つの手をもつ竜で、金運や武術、芸術などへの福を授けてくれると解説されていた。

今日はこの札所11番で切り上げて札所6番「安楽寺・宿坊」に戻る予定だったが・・・遍路中に数回顔を合わせた徳島在住のお遍路さんから 翌朝予定の札所12番「焼山寺」への山道は残雪路面の凍結が心配と教えられ・・納経時間に間に合いそうでもあるので、急遽計画変更して12番札所「焼山寺」を目指すことにし、1448分、38km先の「焼山寺」を目指す。

焼山寺に近づくと路面が残雪で覆われていた。

 

 

 

1550分、札所12番「焼山寺」の駐車場に到着し、500mほど先の本堂を目指すと最後は長い石階段。

 

 

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この札所は四国八十八ヶ所で2番目に高い札所で、歩き遍路には遍路ころがしと呼ばれる最大の難所とのこと。

樹齢数百年という巨大杉。徳島最大の難所。梵鐘を鳴らし、本堂、大師堂を参拝。本尊は虚空蔵菩薩。

真言の のうぼう あきしゃ はゃらばや おん  ありきゃ まりぼり そわか を3回唱え、般若心経を上げ、納経所で墨書と御朱印を頂く。

 

1558分、往路と別経路で今夜、宿泊予定の札所6番「安楽寺」目指し、山を東に下る。

17時14分、無事に6番「安楽寺」に戻り、夜の勤行に参加。 読経や護摩供養後、本尊をまじかに拝観後、食事し、安楽寺温泉に浸かって初日の興奮を収め、翌日の準備を整え早めに就寝。

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