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猛暑日が続くが、体力・気力を維持するため、スタート地点から標高の高い 群馬県・玉原湖東の「尼ヶ禿山」の3時間コースを歩くことにした。 ◇所要時間: 3時間12分 |
2時、出発時でも外気温は27度で熱帯夜だった。 入間ICから圏央道に入り、4時30分に関越自動車道・沼田ICを下りて県道266を北上し、迦葉山の東山麓を上っていく。 昨夕に夕立があったのか道路が濡れていた。標高1200mまで上り、玉原湖が見えた辺りの気温は18度まで下がった。道なりに進んで「玉原センターハウス」の駐車場に一番乗り。 5時、県道を戻る方向に出発。 |
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100mほど先で右の砂利道に下り、草原広場を横切って進むと西に「尼ヶ禿山」が姿を見せた。 広場先で舗装路に合流。ウバユリが花を見せた。 「←玉原ラベンダーパーク(冬のスキーゲレンデが、夏にはラベンダー畑に変身するらしい。)」への分岐路を2度見送り、先に進む。 |
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5時26分、「玉原ダム管理所」のゲートから湖畔へ下り、ダム堰堤の砂利道を西に渡る。 湖面を渡ってくる風が心地よい。600mほどの堰堤を渡り、砂利道を北に進む。 道脇にノリウツギ、月見草、ヒヨドリソウが咲いていた。 |
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5時46分、道路のカーブ地点の「玉原高原遊歩道案内」看板地点で小休止し、虫対策して森に入る。 標高を上げるのに従い、ブナの大木が増えてきた。湿った落ち葉を踏みしめて進む。林床に背丈ほどの笹が混じる。 マロンは濡れた笹下を歩くので、涼しいらしく「水!!」の言葉に反応しない。私たちも濡れ笹でズボンはびっしょり。 |
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6時13分、「迦葉山への分岐」通過。「尼ヶ禿山1km→」標識に従い、尾根道を進む。尾根の乾いた風が心地いい。 6時30分、直進:「尼ヶ禿山0.5km 25分↑」、右山腹:「玉原湿原2.1km→」標識の三分岐は直進。 |
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6時40分、次の三分岐に左「←尼ヶ禿山3分」、右「玉原湿原2.1km→」標識。山頂を目指して緩く上っていくと、南に視界が広がる。 6時45分、朝日に照らされた「尼ヶ禿山1466m」山頂に到着。標識周りに僅かに平地があるだけで、狭い山頂に赤とんぼが飛び交っていた。 |
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東から南に視界が開け、ガイド書には 「群馬県の名だたる山々が一望できる」と書かれていたが、残念ながら東の「武尊山」は雲に覆われ、同定できたのは南の「三峰山」と「玉原湖」の遥か先の「皇海山」程度。 6時50分、マロンが赤とんぼを蜂のような害虫と錯覚したのか、落ち着かないので下山開始。 最初の三分岐は左折し、「玉原湿原」を目指す。空に流れ雲が増え、日が陰り、正面から風を受けて気持ち良くブナ林を下る。 |
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7時5分、高圧鉄塔下でマロンも好物のバナナでエネルギー補給し、「玉原湿原 1.5km→」標識に従い、下山継続。 7時11分、3分岐。直進は「玉原越え起点へ↑」、私たちは右の「玉原湿原へ3km 45分→」へ進む。 7時17分、3分岐に「朝日の森ロッジ 左0.6km
右0.4km」と図示された標柱があり・・???。 GPSで予定コース方向を確認し左に進む。 |
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7時25分、「←玉原湿原へ」・「東京大学玉原国際セミナーハウスへ→」標識の3分岐は湿原を目指す。 7時30分、舗装路へ出ると現地名は「尼ヶ禿山入口」で左右に「←ブナ平へ」・「センターハウス・玉原湿原へ→」標識。予定では北から湿原に入るつもりなので、左へ進み、60mほど先の「玉原湿原・ブナ平へ→」標識で右の森へ入る。 |
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次の3分岐「←玉原湿原・ブナ平へ」「センターハウスへ→」標識は左折して玉原湿原を目指す・・・が、180mほど進んでGPSを見ると、予定コースと90度もずれた方向に進んでいるのに気づき標識地点に戻ることにした。 7時45分、3分岐に戻り、疑問を感じながらも「センターハウス→」方向へ進む。 |
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茂った灌木帯を進むと木道が現れ、これを辿る。 7時50分、「玉原湿原」に出て、木道の「左回りルート」に進む。 湿原内には殆ど花は見られなかったが、木道脇にコオニユリ、コバギボウシが咲いていた。 |
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湿原脇の木道を木漏れ日を浴びて進む。二組の登山者と交差。 8時2分、自然環境センター地点で舗装路に合流し、舗装路でセンターハウスを目指す。 |
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路肩にツリフネソウ、キツリフネがきれい。道脇の「ブナの湧水」で暑がりマロンを冷やしてやる。 8時12分、センターハウス駐車場に戻る。車は10台に増えていた。 11時15分、無事帰宅。 |
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