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「日光」で紅葉が見頃との記事を見つけ、ほぼ同緯度にある「谷川岳」と「武尊山」間に位置し、11年前にマロン連れで訪ねた「尼ヶ禿山」を前回より若干短いコースを設定し、再訪することにした。

 

◇所要時間:  3時間24
難易度: + + + +

(紅葉は既に晩期で、適期を失したが・・思いがけなく160km先の「富士山」を撮影できました。)

 

250分、出発。

中央高速〜環八〜「練馬IC (関越自動車道) 」で北進し、510分に「沼田IC」を降りると残距離は20km。 国道266で北へ約750m高度を上げて、日の出時刻(67)前でまだ薄暗い「玉原高原センターハウス」前に一番乗りで駐車すると 気温は4度。                             <現地標高=1230>      

550分、簡易舗装路を北へ出発。

 

500mほど先の路肩の蛙の石像下から「ぶなのわきみず」が流れていた。

6時、舗装路カーブ地点に直進方向へ「玉原湿原入口→」標識。
板階段で木道へ降り、落葉が始まった森を進み・・

 

「玉原湿原」へ降りると、湿原は既に草紅葉状況だったが・・カメラを向けたくなる花は見当たらない。

湿原西端の木道を半分ほど辿り、落葉が進む森へ進み・・森の中に僅かな紅葉を見つけ、カメラに収める。

 

625分、舗装林道へ抜け出し、「東京大学玉原セミナーハウスへ→」標識に従い、南へ進むと広い裸地の先に「セミナーハウス」の二棟の建物。

広場の標識に従い、西の森へ進む。

 

頭上に紅葉が残っているが既に晩期で、林床に色づいた落葉が多い。

落葉が積もった自然林を西へ、緩く高度を上げていく。

659分、標高1340mで高圧線鉄塔下を通過。

 

関東有数といわれるブナの自然林を緩く上っていくと、背後の樹間越しに「玉原湖」が朝日を反射し光って見えた。

林床は腰程度の笹原が続く。

 

標高約1435mで最後の三分岐を通過すると・・山頂手前の南斜面が大きく切れ落ちた地形になり、南に大きく視界が開けて快晴の空の下に大展望が広がった。

カメラをパノラマ仕様にセットして好展望を撮影。

 

この「尼ヶ禿山」山名由来を調べると・・冬に雪が降ると周囲の深い樹林に比べ、この斜面が白く際立つことから「山頂が禿げた山」転じて、「天が禿山」→「尼ヶ禿山」となったとの記録もあった。

 

727分、「尼ヶ禿山1466m」に到着。

大展望を楽しむうち・・南の「子持山」の遥か先の「富士山」に気づき、カメラを最大倍率にしてその貴重な姿をゲット。

 

739分、往路で下山開始。

前方に朝日を反射する「玉原湖」、その先の「鹿俣山」の左上には「武尊山」が山頂を見せた。

最初の分岐標識「玉原ダム・迦葉山→」に従い、東斜面へ下る。

 

進路を徐々に南へ変えながら下り、標高1330mの「迦葉山分岐」は「←玉原ダムへ」標識に従い、左下へ下山を続行。この辺りはかなり落葉が進んでいた。

標高1300m辺りから左へ回り込みながら下り、

 

標高約1200mで舗装林道へ合流して左へ進む。

834分、「玉原湖畔」に出ると紅葉した楓が青空に映えて秋たけなわの感じ。

湖畔舗装路を東へ辿る。

 

玉原湖の北端に回り込んだ地点では

南に静まった「玉原ダム湖」、
北は・・1週間ほど前に通過した人が紅葉のベスト地点と記していた岬地形が見える場所だが・・既に落葉は完全に終わっていた。

 

9時、朝の往路に合流すると朝には気づかなかった「十二山宮」が祀られていた。
「ぶなのわきみず」前を通過し、

914分、「玉原高原センターハウス」へ戻ると車は6台。

往路で帰路に就き、1230分には無事帰宅。