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石楠花のシーズン始まる。 4年前の4月、石楠花を目当てに天城山を訪ね、時期尚早で残念な思いをした。今年はマロンと一緒に花を見たいものと情報収集の上、天城山再訪計画を立てる。 ◇所要時間: 4時間50分 ◇難度(犬として): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: 頂上からの急な下りは怖かった。ワンコには逆のコースの方が楽みたい。 |
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3時40分、RVRで家を後にする。246号線、小田原厚木道路、熱海ビーチライン、135号線と走り、伊豆東海岸のサボテン公園から111号線で天城高原に上る。 |
天城高原ゴルフ場ゲートを通過し、場内に設置されているハイカー用駐車場(80台程度駐車可能・無料)に車を停める。 6時40分、駐車場入口にある天城山縦走路案内看板横の「四辻」ポイントから林の中の登山道に進む。 400mほどで「万二郎岳2.2km 」の看板。湿り気のある樹林の中の山道は歩きやすく、マロンは元気に先行する。 |
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6時56分、「←万二郎岳1.8km 涸沢分岐→」看板のある三叉路。道脇の木の幹に付けられた解説板が「ヒメシャラ、リョウブ、イロハモミジ、イタヤカエデ・・」と樹名と特徴を教えてくれる。この山の木々は気候と地形に恵まれているためか、何れも大きくて太くて立派。 「万二郎岳1.5km」標識の辺りには、サラサドウダン、コシアブラの樹が大きい。花をつけたミツバツツジが見える。早くも顔の周りに虫ガ煩い。 7時25分、傾斜がだんだんキツくなり、「万二郎岳」への登りに入る。 |
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7時40分、万二郎岳 (1320m)に到着。 山頂標識がなければ、とても山頂とは思えない潅木の中の1坪ほどの展望の無いところ。記念写真を撮って方向を西に変え、万三郎岳に向かって坂を下る。 樹林を抜けると一時、見晴らしのよい所に出る。前方の「馬の背」の先に万三郎らしい山頂が見える。先ずは馬の背への登り。 8時10分、開けた場所に大きな岩の段差があり、マロンはおとーさんの助けを借りて通過。 |
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10分ほど歩くと「アセビのトンネル」の解説板があり、山道はアセビの林の下を潜るように進む。 8時33分、「万三郎岳1km」の道標近くに「石楠立」の看板。地図にも書かれているこの地名には「はなたて」とカナがふってあった。 石楠花が姿を現し始める。もみじの若葉も美しい。緩やかな上りとなる。 |
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ブナ林で「←ブナの巨木」の看板を見つけ、道脇の石楠花林に入って一緒に記念写真。老木ながら若葉が美しい。 「万三郎岳まで240m」の看板横に「アマギシャクナゲ」の解説板。樹高は2〜3mと解説されていたが、4〜5mの石楠花も多く、開花真っ只中と言ったところ。 9時20分、「万三郎岳(1406m)」山頂に到着。 小さな広場の山頂は自然林とブッシュに囲まれていて見晴らしは利かない。 |
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登山者が10人ほど食事していた。女性登山者が多い。私たちもコンビニ弁当を半食。マロンに少し疲れが見える。 9時33分、涸沢分岐点に向かって下山開始。いきなり急な下り。次々大きな段差に出くわしてマロンは都度、おとーさんの手を借りる。 20分ほど下ると、石楠花畑の看板があり、樹林の中に5〜6mの石楠花が満開状況で花を咲かせていた。 |
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9時59分、「涸沢分岐点」を通過。私たちに逆行して、こちちから上ってくる登山者にポツポツ出会い始めた。人影を見つけるたびにマロンをリードで繋ぐが、あまり気にされてはいない様子。 樹林の山腹通過時に、マロンはわずかな湧き水を見つけ、小さな水溜りに腹ばいになる。体温を下げたせいか、マロンは元気回復。 10時28分、「ここは水場」の看板地点を通過するが、沢に水は全然なし。 10時40分、山道は大きなヒメシャラと檜の混交林を通過していて、傾斜のない歩きやすい道になる。ヒメシャラの黄褐色の光った幹と艶やかな若葉が樹林を明るくする。 11時13分、往路で通過した三叉路に到着。コンビニ弁当の残りを食べながら一休み。 11時30分、車に戻る。 |
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マロンの泥を駐車場の足洗い場で流す。往路と同じ道で帰路についたが、マロンは車内のケージでほとんど眠らずに元気。 3時、無事帰宅。 |
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