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以前登った山の頂で遠くに航空母艦のような山体を見つけ、それが群馬と長野県境にある「荒船山」と教わった。 あの絶壁はマロンには無理と思っていたが、岩壁を登らずに山上に至るコースのあることをガイド書で知り、「荒船山」もマロンの百名山候補に登録していた。 南関東の天気は悪いが北関東は前日から晴れの予報を見て、遠出になるが思い切って「荒船山」にマロンを連れ出すことにした。 ◇所要時間: 3時間45分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 今日は荒船不動まで車で入れたので楽な山歩きが出来ました。山の上は平らな広い山道で石が無く、歩きやすい道でした。 |
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3時40分、霧雨の中、家を出る。 入間ICで圏央道に入り関越道、上信越道と進み下仁田ICを降りる。国道254号の内山トンネルを抜けた所ですぐ左折し(・・X)、「荒船山登山口→」標識に従い林道を進み、大きな登山口駐車場を見つけ駐車。出発準備を整え、現地案内看板を見たら、ここは艫岩(ともいわ)に直接登るコースの出発点で予定コースでないことが判明。 地図を見直し、254号線に戻り次の左折路に入る。1.5kmほど先でガイド書にPマークのある池横まで進んだが、舗装林道は更に続いているのでそのまま林道の終点まで進み、荒船不動尊の参詣者用駐車場に車を止める。(通常はここまで入れないのかも・・・)。 6時50分、荒船不動尊社殿を右に見て「荒船山」目指して出発。道脇に「星尾峠60分」標識と「熊出没注意」看板が立っていた。湿った道脇にはウワバミ草が見られた。 |
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6時55分、沢を横切り沢沿いに進む。ヤマブキ、ミツバツツジ、紫ケマンが花を咲かせている。 姥百合、トリカブト、矢車草の若葉も元気。ツガ、カラマツ、トチの混交林を登っていく。標高1220m標識のある辺りからはブナの新緑が鮮やか。 7時24分、星尾峠の三叉路に到着。「荒船山頂に至る2.0km」に従い左折。 |
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7時31分、「←荒船山」「黒滝山不動寺→」標識のある三叉路分岐ポイント。山上に向う丸太階段での急登が始まる。 登り詰めた先には「←荒船山艫岩」「行塚山→」の三叉路があり、既に航空母艦の甲板部分に登りついたことを知る。 静かにガスが流れてきて回りの景色から色彩が失われていく。 |
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「艫岩展望台へ1.6km」の表示に従い自然林の平坦な尾根を進む。幅広の山道脇にモミジの若葉が続く。秋には美しい紅葉が見られそう。小鳥の声が賑やか。 7時58分、林の中の小祠前を通過。相変わらずガスが晴れない。 |
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8時5分、僅かな窪地に流水があり、「山頂の水源地」の看板。曇っていて涼しく、湿度が高いせいかマロンは殆ど水を飲まない。 「枯木ノ分レ」分岐を通過。 8時13分、濃くなったガスの先に小屋の影。近づいてみると休憩所とトイレだった。 |
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8時16分、休憩所の先の岩棚が「荒船山・艫岩」で断崖絶壁の上に到着したらしい。前景はガスに覆われ真っ白。ガスが僅かに動くと左方に更に高い断崖が薄黒く現われ、又ガスに隠れていく。 足元が切れ落ちていて前景が見えないだけに怖さを感じる。ノー天気マロンは平気で崖縁を歩くのでヒヤヒヤさせられる。 |
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艫岩の岩棚には「荒船山」解説板が立てられていて、 「群馬、長野県境にある死火山。標高1422.5m荒船溶岩からなる長さ約2km、幅約400m台地状の頂上は荒船山の特徴である「荒船」の名前は遠景が荒波にただよう一隻の船に見えることに由来すると言う。荒船山の上層部は「荒船溶岩」と呼ばれ基性安山岩、この下層に兜岩層に沿って南北に細長く分布している。 長野県・佐久市。」 と書かれていた。 休憩所の寒暖計は気温8度を示している。ズミらしい木が花をつけている。ガスが晴れるのを期待してムスビを食べながら休憩。 ガスが消える気配がないので諦めて帰路につく。「山頂の水源地」まで戻ると上空に一瞬青空が覗く。急いで艫岩に引き返し暫し待機したがガスは動かない。 岩棚の「荒船山」解説板には標高1422.5mと書かれているが、持参ガイド書には「荒船山 1356m」と書かれていて台地の南よりの小高い地点に山頂マークが記されている。山頂でマロンの登頂記念写真を撮るつもりなのだが、往路では山頂標識に出合わなかったし「荒船山」山頂は何処なのかと疑問発生。 |
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9時4分、戻りながら山頂標識を探すことにして下山開始。ガスが消え始めて太陽が顔を出す。 途中の小高い地点に標識は見当たらないまま9時31分、行塚山分岐に到着。 地図で行塚山の標高が1422.5mあることに気づき「荒船山」の最高ポイントは行塚山であることを確信し、登頂することにした。10分ほど急坂を登る。 |
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9時40分、「行塚山」山頂に到着。山頂標識は「荒船山(経塚山)1422m」と「荒船山(行塚山)1422.5m」があった。雑木に囲まれていて眺望は殆ど得られない。記念写真を撮って下山開始。 9時55分、行塚山分岐に戻り、下山継続。変わったキノコ(キイロスッポンダケ?)が生えていた。何時の間にか空は晴れ上がりブナの若葉が鮮やか。駐車場近くで花撮影のカメラマンに出会う。今日は出会った人はこの一人だけ。 |
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10時35分、車に戻る。 帰路、内山トンネルまでは晴れて青空だったのにトンネル先は深いガスに包まれていて、あまりの変化に驚く。家に近づくに従い雲が厚くなる。 14時帰宅。マロンの体を調べたがダニはいなかった。 |
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