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山と渓谷社の「千葉県の山」で <地形図に山名はないが、展望の素晴らしい山>と紹介されている「安房高山」を訪ねることにした。 紹介文では、 「安房高山」は千葉県では標高の高い山でありながら、2500分の1地形図に山名がない。 周りを林道で大きく削られ、・・・これほど山容が変貌した山も珍しい(以下略)。と紹介されている。 ◇所要時間: 4時間22分 |
4時30分,出発。 「多摩沿線道路」を使い、「浮島IC」から「東京湾アクアライン(800円)」を抜けて房州に渡り、6時14分に「君津IC」を下りると残距離は24km。 県道92で東に、途中で国道410に移り南下し、「豊英ダム」先3.5kmの県道横に「駐車場」を見つけ、駐車。気温は1度で快晴。 6時58分、「県立清和の森・第一駐車場」を出発。 |
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駐車場先20mの左分岐路へ進み、「展望台1.8km→」標識に従い、岩階段や丸太階段道を、先行マロンに追従して上っていく。 7時9分、息を弾ませ尾根に上り着くと、三分岐の進行方向に、「これより先は県民の森管理外の森です。通行には十分注意してください。」看板。 進路標識を探しかけたが、・・ ・・・準備運動なしで高度差70mを急登したためか、眩暈。・・貧血症状らしいので、頭を低くし、15分ほど休んで様子見する。 |
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7時25分、体調が戻ったので、尾根を南に進む。 150mほど先で高度差30mを丸太階段で上り、南への急斜面を下り、幅狭尾根道を小さなアップダウンで進む。 今日のコースは見ものが無いと思ってきたが、道に変化があるので面白い。 |
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常緑樹林帯の細い尾根筋をアップダウンしながら、高度を上げていく。 8時18分、ピークに上り着くと、南東の太陽の下に「安房高山」らしい山頂が見えたが、まだ遠い。痩せた露岩尾根を下り、上る。 8時24分、ロープの急坂を上り・・、 8時27分、ロープの急坂を下ると、また、痩せ尾根。岩の少ない細尾根を進む。 |
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8時33分、尾根の右下へ舗装林道が近づいてきた。 リボンマークに従い、急坂を細木に掴まって林道に下り・・、ガイド書の「100mほど先を左に入る」注記を意識して先に進むと、左の岩に「←安房高山」の文字。 林道を外して、左斜面の幅狭道をテープに従って進み高度を上げ、右下に先程の舗装林道を見下ろしながら、痩せ尾根を登っていく。 |
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8時45分、トンネル上辺りと思える地点で、尾根左へ踏跡が分岐していたが、古びた「←安房高山」標識で、これは林道への降り口と気づき、私たちは細尾根を先へ上っていく。 山頂が近い筈なのに、常緑樹林帯では視界が妨げられ、前方の様子が判らず、ただただ上っていく。 |
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8時55分、三角点のある「安房高山」に到着。 僅か南に移動すると・・視界の開けた場所があり、南に太平洋が光っていた。 9時、下山はガイド書に従い、南西方向に下る。 |
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9時8分、常緑樹に囲まれたピークへ着くと、石祠が3つ。更に南に下る簡易舗装路を辿り下る。 9時14分、砂利林道まで下ると「安房高山入口→」標識があり、ガイド書記載の「梵字が記された石碑」が4基。 砂利道の「林道高山線」を北へ進む。 |
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9時31分、「林道淵ヶ沢奥米線」へ合流し、舗装林道を北へ進む。途中、林道の陽だまりでムスビを食べながら小休止。 10時2分、「淵ヶ沢林道」が左へ分岐していたが、私たちは「関東ふれあいの道」を下山路に予定しているので、ここは直進。 少し先で右へ「三間モミジコース」が分岐。この「清和県民の森」には多くのコースが設定されているのに感心。私たちは直進してトンネルを通過。 10時9分、林道左に「関東ふれあいの道」の休憩所。左折して西に進むと・・・、「関東ふれあいの道」らしからぬ激しいアップダウンの道が待っていた。 |
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いきなり、丸太階段を上り、すぐに下る。その先も丸太階段道のアップダウンが次々に続く。 |
10時20分、下ったと思うと直ぐに上り、またすぐに下る。 |
10時26分、30mほどの丸太階段の上り。「関東ふれあいの道」に入れば、楽な下山路が待っていると思ったのに・・。 |
10時28分、30mほどをやっと登り切ると、その先はまた長い丸太階段の下り。 |
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10時41分、石灰岩らしい露岩帯を通過しながら、陽だまりでムスビを食べながら小休止。 7時49分、丸太階段道の急坂をグングン下る。 10時54分、高度差70mほどの急坂を下って舗装路に下り、三叉路を西に進み、「オートキャンプ場」と「清和県民の森キャンプ場」前を通過。 この一帯はキャンプ場として設備が整っている。 11時12分、100mほどの「淵ヶ沢トンネル」を通過し、県道410に合流して南に進む。 11時20分、車に戻る。 14時、無事帰宅。 |
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