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スギ花粉の季節が始まったので常緑樹主体の「房総の山」を訪ねることにし、過去の記録の中から
7年前、愛犬連れで訪ねた「安房高山」
を前回より若干、短縮したコースで再訪することにした。

なお、今回の事前調査で「安房高山」山頂からショートカットコースで降りた人の記録を見つけたので、私たちも同コースを試すことにした。

更に、千葉の山では過去、春の味覚「蕗の薹」を結構、採取しているので今年の生育状態の確認も山行目的に織り込み、月曜日の出発を決めた。

◇所要時間:  4時間19
難易度: + +  + +

(令和元年に房総半島を縦断した台風19号の影響で未だ、山が荒れていました。)

 

430分、出発。

「多摩川沿線道路」と「東京湾アクアライン」を利用して房総半島に渡り 69分、「木更津東IC」を降りると残距離は26km

国道410で房総半島中央を南下し、豊英湖先の「ロマンの森共和国キャンプ場」先を左折して「清和県民の森」のPに一番乗りで駐車。
気温はマイナス4度で無風快晴。

654分、舗装林道を西へ出発。

 

100m先の登山口で「←森林館方面」標識に従い登山開始すると東から朝日。

尾根を南へ進むと擬木階段のアップダウンコースが始まった。

常緑樹林の尾根を南に進んでいくと

 

緑の中に赤いツバキ。

コースは以前の台風で根こそぎ倒された倒木が多く残されている。

726分、古びた「遊歩道案内図」「←キャンプ場側出口0.8km」標識の立つ三分岐に着いたが(キャンプ場場所が不明の為)

 

現地標識類からは進路が判断できず、良く踏まれた右の山道へ進むと

崩壊地や倒木が増え始めたのでGPSを拡大して見ると・・
酷くコースを外しているのに気づき・・往路を戻る。

 

745分、三分岐に戻り、「←キャンプ場側出口」標識に従い左へ下ると、コースは常緑樹の森のピークを繋いで伸びている。

850分、更に2つのピークを通過し、ロープの張られた長い下り坂を通過。

91分、右下に舗装林道が平行し始め、林道への降り口があったが、今回は尾根道を進んでみると・・
山道先が崖地形で林道へ。この下りで先行した私が転倒し、手の甲を切り、手当で暫し滞留。

 

917分、30mほど先の「←安房高山」標識で左山腹へ分岐し、正面ピークを「安房高山」と思い込み (×)、その方向への踏み跡を下る。

928分、酷い、荒れた下りコースになったのでGPSを拡大して見ると・・

予定コースを90度も外して30mほど無駄に下ってしまったコースミスに気付き、往路を戻る。

936分、ピークに戻り、正規路を見つけて山頂を目指す。

 

950分、常緑樹で囲まれた「安房高山364.8m」山頂に到着。

山頂南に移動すると南に太平洋が光っていた。

前回は 山頂からの下山は南へ400mほど進んで折り返すコースを使ったが・・、

 

今回は山頂から東へ高度差約50m下の林道へ山腹をショートカットして下るつもりなので、東斜面を慎重に視察の上、実行を決心。

958分、下山開始。檜林の急坂をジグザクで下る。

106分、東眼下に舗装林道が近づいたが・・のり面が4mほどのコンクリート壁で降りられないので・・林道に並行した踏み跡を北に辿る。

 

109分、急斜面にジグザグに踏み跡が降りていた。これを下る。

1013分、無事、舗装林道に下り終えた。正規路より500mほどのショートカット成功。
林道・淵ヶ沢奥米線を2kmほど下る。

 

1045、三分岐で「淵ヶ沢林道」へ左折し、九十九折の舗装林道を下る。

1111分、三分岐。「オートキャンプ場」事務所前を通過。

1113分、車に戻る。道中、「蕗の薹」には全然出遭えなかった。

帰路に就いて1340分、無事帰宅。