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道路の渋滞を避け、Golden Week開始前に新緑を楽しむ山歩きを計画。対象は先日の「御正体山」の帰路、登山口を確認してきた「畦ヶ丸」。 ◇所要時間: 3時間40分 |
4時10分、家を出る。16号線経由で道志道を走り、道志の湯の看板で左折。このところ人気が出てきた「道志の湯」を過ぎ、室久保林道で「横浜市道志青少年野外センター」の入り口まで車を進めて路傍に駐車。 マロンの体にダニ忌避剤をスプレーする。 センターの入り口脇には「モロクボ沢の頭75分 バン木の頭70分」と書かれた看板が倒れて置かれていた。 6時、センター入り口の鎖を跨いで登山開始。道標は無いがルートはキャンプ場の中を通過している。5分ほど林の中を進み、「畦ヶ丸ハイキングコース」の手書き看板を見つけ、「ひのきの頭」経由で「バン木の頭」に向かう。 |
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森の中の山道脇にはウバゆりの若葉がテカテカ光る。普段の散歩ではリードを外しても滅多に走る姿を見せないマロンが今日は元気で走る。 |
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6時10分、「バン木の頭、モロクボ沢の頭」を示す道標に従い左の道に進む。沢を渡るとき、マロンは無防備に深みに飛び込んで全身ズブ濡れ。これでは出発時にスプレーしたダニ忌避剤は完全に流出 ?。 この先から登りが始まる。地図に栂の巨木林と記載されているとおり、杉林の中に栂の大木があちこちに見られ、重厚な森の雰囲気を醸している。 このコースは青少年センターを利用する人たち以外には使われないのか、山道は朽ちた落ち葉がフカフカして気持ちがいい。山道は踏み跡程度にしか見えないが木の枝に付けられたテープがしっかりガイドしてくれる。 |
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6時30分、尾根道を歩くようになる。ミヤマシキミが白い粒粒の花をつけている。早くも三つ葉つつじが咲いている。鹿が斜面を駆け下りて姿を消す。コツコツコツと啄木鳥の音。小鳥の声、ブナの新芽の緑がやわらかい。 獣の臭いにでも誘われたのか、マロンが道脇の笹薮に飛び込み姿を消す。驚いて呼び返す。 |
7時、「バン木の頭」のテーブルで休憩。マロンの頭に黒い点々が動いているのに気付く。ダニ!!。先ほどの笹薮で集中攻撃を受けたみたい。5匹ほど駆除して、「左・白石峠2.6km 右・モロクボ沢の頭1.0km」道標に従い、モロクボ沢の頭に向かう。 7時30分、「モロクボ沢の頭」通過。標識が畦ヶ丸はあと600mと表示している。畦ヶ丸に近づくに従い、山道は砂粒が固まったような花崗岩の岩肌に変わる。 |
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7時44分、5mほどのクサリ場に遭遇。マロンは助走を付けてこの崖に挑戦したが最後の一歩が登りきれず、進退窮まりおとーさんに助けを求めた。この先は再び笹薮の道。 7時55分、畦ヶ丸避難小屋に到着。この小屋はストーブが設置されていて室内は綺麗に整理されていた。 休憩テーブル横の道標には「畦ヶ丸0.1km 大滝峠上1.7km モロクボ沢の頭0.6km」。 |
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8時、「畦ヶ丸」に到着。白石峠補修記念碑にマロンを乗せて記念撮影。 この山は昔の愛犬とも別ルートで登っていて訪問回数は6回程度。 見晴らしも無いので休まず下山開始。 8時24分、モロクボ沢の頭の休憩テーブルに戻り小休止。コンビニ弁当を取り出すとマロンは食欲の権化と化す。テーブルの上に興奮マロンを隔離して弁当を半食。 8時47分、ざらざらの岩肌のヤセ尾根通過。木立の中に桜や三つ葉ツツジの花が目立つ。 |
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地図には「青少年屋外センター」に下るルートが一点鎖線で「大界木山」の手前で右に分岐しているので注意して前進。小潅木にテープが巻かれていてその下の小さな看板に「屋外センター」の記載。 |
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8時50分、はっきりしない踏み跡を枯れ沢に沿って北に向かって下る。この辺りでも二抱ほどもある栂の大木が散見される。 9時17分、往路で左折した「バン木の頭」への分岐看板地点に戻る。山道脇に清流が走っているので、休憩しマロンを沢で遊ばせる。無風で人の気配は無く、陽の光を透かせた新緑がなんとも心地良い。 9時40分、車に戻る。 |
室久保林道を戻る途中、地図にも記載のある「的様」の看板を見つけ停車。道脇の沢を覗くと清流を走らせている石英閃緑岩に鮮やかな三重の的模様が見られた。マロンを泳がせてみようと水に誘ったが、朝のズブヌレに懲りたか深みには進まなかった。 道志の道を戻る途中で、前回の「御正体山」の東に位置する「赤鞍ヶ岳」登山道の入り口を確認しながら12時過ぎには無事帰宅。 登山具の整理もそこそこに、マロンの体を調べるとダニだらけ。以前、ダニ除去石鹸で駆除トライしたが、ほとんど効果無かったので、今回は最初からおとーさんとおかーさんのマニュアル駆除開始。1時間で200匹ほど退治。 |
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