説明: bounomine2_image002説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\jump-HP.gif
説明: icon-titl2説明: bounomine2_image004

説明: 吾妻耶山1

梅雨シーズンのせいか、天気予報が頻繁に変わり、都度の山行準備を無駄にするうち、早くも2週が経過。

筋力が鈍りはじたので久しぶりに晴天予報の出た群馬県の「吾妻耶山」まで足を延ばすことにした。

 

◇所要時間: 4時間42
◇難度(マロンとして): 易+++▼+難
 (但し、鉄階段の下りは難度5)
◇マロンの日記: 突然、急階段を下れと言われて驚きました。覚悟を決めて下り始めたら、写真を撮るから途中でストップと命令されましたが、無理な注文というものです。

説明: azumayasan2_image005

 

230分、曇り空の下、出発。稲城大橋の無料化試行期間とのことで今回は練馬ICから関越自動車道に乗る。

月夜野ICを下り、県道272号線で大峰沼目指して高度を上げていくと、北に朝日を受けた谷川岳が姿を見せた。

5時過ぎ、綺麗でないトイレと飲めない水道設備のある駐車場に到着。気温は11度で少し肌寒い。

説明: P1060575

 

説明: P1060579

511分、森の中に伸びる簡易舗装林道に出発。道脇にモミジイチゴを見つけ味見。マロンも喜んで相伴。銀龍草も姿を見せる。朝の斜光が差しこむ自然林を気持ちよく進む。

535分、森の中にキャンプ設備のある「大峰沼」に着く。静まった沼から鴨が飛び立っていった。沼縁を半周して「大峰山登山口」標識地点から山に入る。森の中の沢筋を上るとウワバミ草が目に付く。

 

説明: P1060585

555分、尾根筋に上ると峠地形に「大沼越」の標識。マロンに水スプレーして北の尾根に進む。上るに従い蝉が鳴き始めた。

615分、大石の露出する坂を上ると、コースは更に前方上に続くように見えたが、目前には切れ落ちた急坂。いよいよ、キレット地点の通過だ。丸太急階段を数段下ると、右下への長い鉄階段が姿を現した。

説明: P1060595

 

説明: P1060598

手摺り付きなので私たちには単なる急階段だが、四足マロンには頭から崖底に突っ込む感じらしく「Go!!」と嗾けても踊り場で躊躇。

階段設置以前、この急坂は鎖場だったとHPに書かれていたので、階段を使うか、崖を駆け下りるかはマロンに任せてみようとリードを外し、私たちは階段を下る。

説明: P1060599

説明: P1060605

私たちの先行に、マロンも覚悟を決めたらしく、階段下りを始めた。その逆落としの姿を写真に残そうと、下りてくるマロンに「トマレ!!」と命令したが、聞く耳持たぬと脇をすり抜け、一気に下っていった。

620分、全員、無事に95段の鉄階段を下り終えた。上り階段はマロンが自信を持って先行し、1分程度で43段の鉄階段を皆が上り終えた。

更に大岩の露出している坂を上る。

 

説明: P1060607

635分、金網に囲まれた放送設備横を通過し、僅か下ると左から砂利林道が合流。放送設備の物流ルートらしい。

「大峰山→」標識に従い、直進する。

639分、コース横に鉄製の展望台があったが、周りの木立の方が高いので上る価値なしと通過。

説明: P1060609

 

650分、唯の山道のような地点で「大峰山」の山頂標識に対面。道脇に三角点の礎石はあるが山頂の雰囲気はゼロ。

当初、目的地を「大峰山」にしていたが、「吾妻耶山」に代えて良かった、というのが実感。先に進む。

10分ほど進むと木立の右前方に少し大きな山体を感じる。「吾妻耶山」らしい。檜林と自然林の間を進むと大岩の露出した道になってきた。

説明: P1060610

 

説明: P1060614

714分、四辻の「赤谷越峠」に下りて小休止。「吾妻耶山」山頂まであと高度差で180m

尾根筋で上り始めたが広い山斜面を登るようになってきた。林床の下草にコウモリ草やオヤマボクチが混じる。

 

740分、「吾妻耶山・三角点」があるらしいピークに上り、右に方向を変えると、左「←仏岩」標識のある三叉路。私たちは複雑地形の自然林に直進。このあたりにも銀龍草が見られた。

747分、森の中に三叉路。「大峰沼」への下山コースがここで分岐しているのを確認し、山頂に進む。

説明: P1060615

 

説明: P1060622

750分、「吾妻耶山 1341m」山頂に到着。

平坦な小広場に大きな石祠が三基。立ち木の間から北と東に好展望。

東方に赤城山、その左に皇海山、その手前に武尊山が見え、北には谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山と特徴的な山体が姿を見せた。

麗らかな朝日を浴び、ムスビを食べながら展望を楽しむ。

 

説明: P1060630

説明: P1060625

 

815分、蝉の声に送られて下山開始。

山頂下の三叉路で「←大峰沼」標識に従い、南に下る。山頂からは急坂下りと覚悟してきたのだが・・・左程でも無く・・?? 現地標識に従い、森の中を下る。

828分、スキー場上の建物横まで下ってGPSを見ると・・予定下山コースはスキー場斜面下を通過しており、どこかで分岐コースを見落としたらしい。スキー場斜面を下れば、当初予定のコースに乗れそうなのだが、一面に夏草が繁茂していて煩わしそう。・・で、現地標識に従い、そのまま下山継続。

説明: P1060637

 

説明: P1060640

森の中で妻に呼び戻され、草叢を見ると・・見たことのない、奇妙な花が数株。写真に収める。 (帰宅後、図鑑で調べたらショウキランと判明。)

850分、森を抜け、「大峰沼→」の標識に従いスキー場ゲレンデを下る。

青空の下に緑の斜面。振り返ると僅かに雪を残した万太郎山が形いい。周りの木立から鶯の声。

説明: P1060645

 

説明: P1060646

9時、スキー場から右の森に進む。

林道にオタマジャクシ(モリアオガエルの子供だったのかも・・)の泳ぐ水溜りを見つけた途端、暑がりマロンがこれに飛び込み、泥犬に変身。

森の中を緩く下り、途中で小休止。日陰を歩けるので助かる。自然林の中、山道巾が広がった。木漏れ日を浴びながら進む。

 

926分、前方から涼しい風がくると思ったら「標高1000m」看板の立つ「大峰沼」に到着し、朝の往路に合流してこれを下る。

途中、沢を見つけてマロンを洗い、下山継続。

953分、車に戻る。

1150分、無事帰宅。

説明: P1060648

説明: gps1

 

 

 

 

 

左は当日の軌跡。
吾妻耶山の下りコースが地図とは整合しなかった。

 

説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\BUTON_49.GIF 説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\To_Top.gif 吾妻耶山2