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今年は秩父の「四阿屋山」で福寿草を見ようと山行準備していたが、晴天に恵まれず2週が経過。 ◇所要時間: 3時間3分 |
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3時50分、出発。 青梅から名栗湖経由で国道299号線に抜け、秩父市・小鹿野町先で県道37号線に移る。7kmほど先で「道の駅・両神温泉薬師の湯」を見つけ、車を置いて先ずはスギ花粉対策にマスクを着用。気温はマイナス1度。周りの山に朝日が差し込み始めた。 6時30分、舗装路に出て、薬師堂バス停北を左折。 |
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300mほど先の中華風の門横で「鳥居山コース入口」標識を見つけ、「友好之林」扁額を掲げた門を潜り、梅やミツマタの花を見ながら石畳の道を進む。(帰宅後、HPで調べると埼玉県と中国山西省との友好の証で立てられたものと判明) 6時41分、「←あずま山」標識にガイドされ、落ち葉を踏みしめ自然林を登る。朝日が差し込み始めた。二人と一匹は久しぶりの山行に気合充分。 |
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日当たりの良い尾根道を進む。松と檜の混生林を通過し杉林の尾根先端を上る。小ピークに登ると前方左に「あずまや山」山頂が見えた。途中、マロンのために水飲み休憩。 7時19分、高圧線鉄塔下を通過。その先は尾根巾が広がってきた。 7時24分、三分岐点。右下への山道に「柏沢→」標識。私たちは南に方向を変え、尾根筋を登る。その先は丸太階段。林床に栗のイガが沢山転がっていた。 |
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7時32分、尾根筋を登っていくと山腹を左に横切る道に「←山居」標識。地図に記されていない山道が多い。私たちは尾根を直進。赤松混じりで参道の雰囲気の森を登る。 7時39分、「両神神社奥社」前の三分岐地点に上り着き、「←あずまや山」標識に従い奥社後ろの杉林に進む。 |
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杉林を抜けると眼前に急斜面の山肌。コースはこの急斜面を直登かと思ったが、これには「登山禁止」の標識。山道は時計周りで山腹を回りこんで上り始めた。 岩の露出した山斜面に丸太や岩の階段が作られ、岩肌に鎖が張られ、九十九折の道が上に続いていた。 |
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7時51分、踊り場まで登るとそこが 一息ついて、鎖が張られ、岩と木の根の露出した最後の急斜面を登る。 7時56分、「四阿屋山772m」山頂に到着。 六畳程度の予想外に狭い山頂には石祠と三等三角点。 |
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展望に恵まれた山頂で北西に僅かに雪を纏った両神山、その右にシャープな双瘤の二子山が眼を惹く。 ムスビを食べながら山頂の展望図盤で周りに見える山を同定して楽しむ。 |
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<北方> 城峯山、東&西御荷鉾山、赤久縄山、(二子山)、
(カッコは未登の山)。 時期、時間、天候に恵まれたらしく好展望が楽しめた。西風が強く吹きつけ始めた。 |
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8時15分、下山開始。 鎖場はマロンをフリーにして後に従えて下る。10分ほどで鎖場を下り切る。 8時29分、奥社に戻り、「山居・薬師堂→」標識に従い「薬師堂コース」の尾根を下る。 杉林を5分ほど下って日当たりの良い南斜面の「福寿草園地」に到着。 |
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マロンを妻に託し、柵の中の福寿草を撮影。花は既に最盛期は過ぎた感じだった。あずまやを通過し「女坂」を下る。マスクでは防御しきれず、花粉症状が出始めた。 9時1分、舗装路を横断し、「薬師堂→」標識に従ってまた山に入り下る。 9時10分、「←花しょうぶ園」と「薬師の湯→」の分岐点。駐車場に近そうな「薬師の湯」標識に従う。 登ってきた3人連れ登山者に「この上で福寿草は?」と尋ねられ、「咲いてますよ」と答え、「この下で節分草は?」と尋ねると、「見ませんでした」との答え。 |
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尾根を下る途中、左に展望台を見つけ、立ち寄ると眼下に道の駅・駐車場が見えた。ムスビを食べながら10分ほど休んで下山再開。 9時28分、駐車場近くの道に下り立ち、登山者用らしい駐車場横を通過。 9時33分、車に戻る。 |
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道の駅には観光客が多数。駐車場の観光看板で「節分草自生地」場所を見つけ、3kmほど離れた「節分草自生地」まで車を飛ばす。写真では魅力的な花と思っていた「節分草」だが、現物は意外に貧弱な感じを受けた。 1時10分、無事帰宅。 |
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