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15年前、初代マロン連れで東北・百名山を訪ねた折、「早池峰山」は<犬禁>で、「鳥海山」は<コースから外れている>からと、訪ね残したが・・ 昨年には二代目マロンも逝き、私たちの体力も減退一途で、「早池峰山」と「鳥海山」を訪ねるなら今夏が最後のチャンスと考え、「磐梯山」も含めた2泊3山の山行を妻に提案すると・・・、結局、妻の希望も入れ、初日に「磐梯山」、二日目に「早池峰山」の1泊2山計画に落ち着き、東北地方の梅雨明けを待つことにした。 計画概要 <初日> 自宅→首都高→東北自動車道→磐越自動車道・磐越河東IC→磐梯山・八方台P→磐梯山登山→磐越自動車道・猪苗代磐梯高原IC→磐越自動車道→東北自動車道→花巻PA(車泊) <2日目>花巻PA→花巻IC→河原ノ坊P→早池峰山登山→河原ノ坊P→東北自動車道→首都高→自宅 |
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2週間ほど、福島県と岩手県の好天予報を待ったが、2山に好天予報が続かず・・・・、 ・やむなく、雨さえ降られなければと磐梯山に半日の晴天予報が出た7/20〜21に懸け、二山を訪ねることにした。 ◇所要時間: 4時間52分 |
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7月20日 3時10分、出発。 首都高〜東北道〜常磐道と乗り継ぎ、6時55分に「磐梯河東IC」を下りると「八方台登山口」までの残距離は17km。 県道63で磐梯山を目指すと「磐梯山」は雲の中。 広大な「八方台P」に到着すると、車はバスも含めて10台ほど。気温は17度で青空に流れ雲。 7時33分、出発。 |
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ブナの森を緩く上って100mほど高度を上げるとダケカンバが混じってきた。 8時4分、森を抜けだし、硫黄が匂う「磐梯温泉・中ノ湯」の広場を通過。 宿は既に無人の廃屋になっているが、道脇から僅かながら温泉が流出していた。 暫くは木道を進む。 |
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8時31分、標高1480mまで上ると、北に視界が開け、 裏磐梯の「桧原湖」「小野川湖」「秋元湖」が、近くには旧噴火口の「銅沼(あかぬま)」も望めた。 標高1500mのコース脇の草むらで「タマガワホトトギス」を見つけ、カメラに収める。 |
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標高1600mの「お花畑分岐」に着き、僅かに遠回りになるが「お花畑コース」へ進むと、・・俄然、地形が開けて・・、 ヤマハハコ、ウスユキソウ、イワオトギリ、イチヤクソウ、ミヤマシシウド、ミヤマシャジン等々の多くの野草が花を見せた。 |
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北〜東にかけて、荒々しく赤膚の噴火崩壊跡を見せる景観も楽しめた。 |
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9時32分、標高1630mの「弘法清水小屋」へ着くと、上ってきた女性陣団体が賑やか。 お先にと山頂を目指す。 視界が開けたところまで上ったが、周りはガスで真っ白。ガスが消えるのを期待してゆっくりと上る。 |
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10時7分、「磐梯山1819m」に到着したが、周囲はガスで展望はゼロ。 岩の山頂には「磐梯明神」の石祠があるだけで、山頂標識は一段低い平坦地に立っていた。 晴れ間を待ってゆっくりとムスビを食べていると、先ほどの団体登山者が上ってきて賑やか。 |
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展望を期待し、晴れ間を待ったが・・、10時36分、諦めて下山開始。 20分ほどで「弘法清水」に下り、下山続行。「中の湯」辺りまで下ると青空が出てきた。 12時25分、「八方台駐車場」に戻る。 次の目的地は岩手県の「早池峰山」。 磐梯ゴールドラインを北に下り、裏磐梯5色沼の一つ「毘沙門沼」へ移動し、「櫛ヶ峯〜磐梯山」を写真に収め、時間調整を兼ねて車で昼寝後、次の「早池峰山」を目指し、「猪苗代磐梯高原IC」から高速道に入り、郡山JCT経由、東北自動車道を北上。 |
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17時前、「前沢SA」に立ち寄り、前沢牛丼で夕食。 予想外に岩手県の天候は思わしくなかったので、「花巻PA」での車泊予定は変更し、 明日の登山開始予定地の「小田越登山口」まで進むことにし、「花巻IC」を下りて、42km先の「河原の坊P」を目指す。 薄暗くなる頃、「河原の坊P」に着くと事前情報通り、「河原の坊コースは登山道崩壊のため登山禁止。小田越登山口を利用してください」看板と「この先の小田越登山口には駐車場はありません」看板があったが、小田越登山口先の空き地に駐車が可能の筈と、先に進む。 |
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19時7分、ネットで見つけておいた「小田越登山口」先100m辺りの「小田越山荘入口」標柱横の5台ほどの駐車余地に到着。 霧雨の中、車泊準備を整え、寝袋に入って雨音を聞きながら眠りにつく。 |
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