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マロンの朝の散歩時、丹沢山塊越しに遠く雪の富士山が朝日で赤く染まって見えた。

新春を迎え、青い空に大きな富士山を目近に眺めるのも良かろうと富士山南の愛鷹山の最高峰「越前岳」をマロン連れで訪ねる事にした。

所要時間: 4時間22
難度(犬として): 易++▼++難
マロンの日記: 黒岳分岐手前の小さな鉄ハシゴ以外は自力で歩きました。上のほうは道が凍っていて一回だけコケました。

 

5時、家を出る。東名高速を御殿場ICで降り、国道469号線で須山経由、愛鷹登山口バス停横から林道に進む。愛鷹神社の鳥居前に「割石峠4.5km← 愛鷹神社→1.1km愛鷹登山口」の標識を見つけ、道脇の空きスペースに駐車(4台程度は駐車可)

 

7時、私たちは愛鷹神社裏に進む山道で登山開始。無風で静まり返った杉林の中、枯れ沢沿いに霜柱を踏みながら登って行く。道脇に小さなケルンが幾つも積まれている。

710分、杉林を抜け出ると小鳥の声が聞こえる。石に白ペンキで休場と書かれているポイントを通過すると山道は山腹を回るようになり、緩やかな登りになる。朝の太陽がまぶしい。

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725分、鉄の小ハシゴが2ヶ所続く。マロンは振り返っておとーさんに助けを求める。

730分、愛鷹山荘前を通過。山荘前の僅かな湧き水に銀名水の名札があり、「12月上旬から3月下旬水が枯れます」と書かれていた。

735分、尾根筋に登り付く。道標には「←越前岳2.5km 黒岳0.5km→」。正面の木立の隙間から大きな富士山がチラリと見える。

越前岳に向かう登山道から右手に雄大な富士山は見放題と予想してこのコースを採用したのだが、杉林に遮られて富士山はチラチラとしか見えない。高度が上がるに従い、凍った山道にアイゼンの靴跡が残っている。

 

 

82分、南に鋸状の岩峰が続いて見える「鋸岳展望」の看板地点で小休止。この先は自然林の尾根道を進む。相変わらず富士山は右の木立ち越しに僅かに眺められる程度。

820分、残雪が次第に多くなり硬く凍っているのでアイゼン装着。まろんは残雪に体を擦り付けて体温を下げようとするが固い雪に跳ね返されている。

853分、進行方向が変わって前方に大きな山塊が現れる。急な登りになり、登山道脇にロープも張られている。

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92分、急傾斜を登りきると「富士見台」に到着。眼前に青空をバックに大きな富士山。宝永の大火口が正面に見える。

「富士見台と岡田紅陽」の解説板によると昭和12年発行の50銭紙幣の絵柄になった富士山はここからの撮影と書かれていた。「越前岳0.7km 黒岳2.5km 愛鷹登山口3.1km」の道標を確認し先に進む。

 

 

928分、「越前岳(1507m)」に到着。北に富士山。西に雪の南アルプス。南は眼下に大展望。

マロンは先日の血液検査で腎臓機能低下と診断され食事療法を勧められたので山でのコンビニ弁当のお相伴は止め。

7人ほどの登山者が登ってきてその人たちが食事。マロンが欲しそうにするので早々に往路での下山開始。登ってくる時よりも霞がかかって、うららかになった風景を眺めながらアイゼンを引っ掛けないよう慎重に下山継続。

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1122分、車に戻る。

出会った登山者は計8名。

 

説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\BUTON_49.GIF 説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\To_Top.gif 越前岳2