明後日から1週間は雨や曇りの日が連続するとの天気予報。

明日は土曜日ではあるが折角の晴天を見逃す手はないとおかーさんはマロンのために近場の低山を物色。

…結果、先代マロンが初期に登った町田市の最高峰(?)の草戸山を二代目マロンは城山湖側から登ることにした。

このコースから僅か外れた地点に草戸山より50mほど高いポイントがあり、「榎窪山」の山名があったのでここにも寄り道することにして、タイトルは「榎窪山」に決めた。

 

所要時間: 1時間45
難度(犬として): 易+▼+++難
マロンの日記: 標高差は少ないコースですが、1020mほどの上り下りが多く段差もあり、それほど歩きやすくはなかった。

なお、神奈川県企画庁のHPによると
この城山湖は津久井湖北岸の山頂付近の谷あいを本沢ダムでせき止めて造った人造湖で 津久井湖の水を夜間の余剰電力で揚水し、昼間に 発電する日調整式揚水発電所の調整池とのこと。

 

4時30分、マロンに半分だけ朝食を与えて出発。私たちはコンビ二で調達した朝食を摂りながら413号線へ車を走らせ、津久井湖手前の都井沢交差点を右折し山に上る。

城山発電所と駐車場はまだゲートで閉ざされており、「開門予定8時、17時閉門」の看板が掛かっていた。

車をゲート横の空き地に留め、出発準備をしている間にも犬散歩の人や早朝ランニングの人が閉鎖ゲートをくぐって先に進んでいった。

520分、私たちもゲートをくぐり発電所横の舗装路へ。200mほど先の分岐路を左に入り、城山湖周回コースへ進む。

527分、コース脇に「加藤武雄 文学碑→」標識があったので一寸寄り道。碑文を読もうとしてもマロンが動き回るのでよく読めないまま先に進む。

…帰宅後、HPで調べてみたら…加藤武雄(明治21(1888)〜昭和31(1956))故郷をこよなく愛した大衆文芸作家。代表作には、相模川周辺の美しい風景を舞台にした長編「悩ましき春」などがある。と書かれていた。

道脇にはウツギ、コゴメウツギ、ナルコユリ(?)、フタリシズカが白花を、タツナミソウが青白の花を見せている。

535分、野鳥観察休憩所前を通過。城山湖はこの先で木の間越しにチラリと望見できる程度。

552分、「榎窪山」「三沢峠」への分岐通過。「榎窪山」は帰路に寄る事にして先ずは「草戸山」を目指す。

 

554分、「ふれあい休憩所」を通過し、20mほどの高さを丸太階段で下る。この後も下り、上り、下り、上りとかなり急な丸太階段が続く。

朝の木漏れ日を受け、地表を蚊トンボ(カゲロウ?)が飛び始める。マロンはこれを見つけ追いかけ回してパクパク食べた。なんでもやってみたい年頃犬だ。

68分、「松見平休憩所」標識地点に展望台と「草戸山 町田市最高峰365m」標柱が立っている。展望台に登ってみたが、木々が茂り、眼下の城山湖は殆ど見えない。マロンに朝食の残り分を与えるとガツガツ食べるのに水は殆ど飲もうとしない。

 

618分、往路で帰路につく。散歩の黒ラブ犬に出合ってマロンは無邪気にじゃれ付いていったが、相手犬はチビの相手はご免だという顔で離れていった。

635分、「榎窪山」への標識に従うと分岐点より100mほど先で木々に遮られて見晴らしの無い「榎窪山420m(八王子市)」山頂に到着。

75分、車に戻る。

 

マロンに水を与えたが殆ど飲まない。4ヶ月にはまだ3日を残しているマロンだが全然疲れを見せないので、「山の相棒としては末恐ろしい」とは妻の感想。

8時、無事帰宅。

 

  榎窪山2へ