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週間天気予報で明日は雨・曇りだった筈なのに、前日になったら曇り・晴れマークに変わった。

明日でマロンは生後4ヶ月。朝夕の家周りの散歩だけでは体力を持て余しているので、雨の心配が無いのなら近場の山を歩かせてやろうと、適当な山を探す。

 

結果、今回も相模原のJさんがEメールで教えてくれた宮ヶ瀬ダムを見下ろせる位置にある丹沢の南山に登ることにした。

 

所要時間: 2時間43
難度(犬として): 易+▼+++難
マロンの日記: 突然、足元から何かが飛び立ったのでタマゲタ。おとーさんがあれが「雉」だと教えてくれました。

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435分、マロンに半食を与え、家を出る。

16号線を淵野辺で交差し、上溝経由54号線を辿る。中津川沿いに進み、半原日向で412号線へ出て「清正光」の石碑先を左折。500mほど先の三叉路を左折した所で「南山登山口」標識を見つけた。

三差路西200mほどの所に10台ほど駐車可能の道路拡張エリアを見つけ車を置き、マロンに朝食の残りを与え、体に軽くダニ忌避剤を掛ける。

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535分、出発。先ずは三叉路まで戻り、右折30m先で「南山頂上1.6km」標識と「ルート案内図」を確認して山道に進む。

林に入ると直ぐに「2出没 要注意」の大看板に遭遇。日付を書かない警告板は無責任だと云いながらも鈴を取り出しストックに付ける。山道は緩やかな丸太階段となり、杉や檜の暗い森に続く。

 

67分、「服部牧場」への分岐を通過。真新しい標識には「南山頂上0.9km 南山園地1.9km」とある。

尾根を上って行くと、道脇の木々にコナラ、ミズキ等の樹名板が掛けられていた。

 

マロンのリードを外し、フリーにして歩かせてみる。狭い道では私たちの間に挟まって歩くが、階段状地形や広い山道では兎角先に出たがる。餌で釣りながら、呼び戻し訓練をしながら登る。

614分、高圧鉄塔脇に東屋。見晴らしの利く地点のようだが、生憎、ガスが深くなってきた。東屋前のアヤメが色鮮やか。

626分、一段の高まりに登ると「南山頂上0.5km 南山園地1.5km」の標識。更に急な上り。丸太と土嚢の新しい階段が続く。左手下にガスの中から宮ヶ瀬ダムが見え始めた。

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630分、「青山 大堀」への分岐を通過。山頂まであと200m

635分、「南山頂上 標高544m」に到着。南方向に展望が利きそうな山頂の小広場には防火ドラム缶、テーブル、三角点があり、ガスの間から僅かにダムが望めた。マロンに疲れは見られないので、そのまま南山園地を目指す。

山道は尾根筋を進む。道脇にモミジイチゴが実を付け、ヤブレガサは若葉の集団。森にはガスが流れ、久しぶりに心地よい雰囲気の中を歩く。

僅かに先行したマロンの5mほど先のブッシュから突然、バタバタと鳥が飛び立ちマロンは慌てて逃げ戻る。マロンは自分が鳥猟犬の血筋とは思ってもいないらしい。

652分、「東南林道」への分岐点を左折前進。ガスで霞んだ前方の樹から何かが下りた。「猿 !!」。左手の樹の枝がゆれて更に2匹が姿を見せ離れていった。マロンは特に反応なし。

73分、ガスの流れる山頂に到着。標識には「権現平(東山) 568.5米」と書かれている。園地として整備が終わったばかりらしく、広場には沢山の新しいテーブルとしっかりした作りの東屋があった。

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登山口の案内板ではこの地点を「南山園地」と表記してあったが「南山」とは1kmも離れているので新たに「権現平」と命名し直したらしい。ダム見物に便を図ったらしく、コンクリートの観客席がダムに向かって設置されていた。

 

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715分、往路で下山開始。

途中、往路とほぼ同じ場所で再び猿に出会い、その先で雉を見かけた。

南山頂上に戻り、小休止を兼ねてガスの晴れるのを待つ。眼下に宮ヶ瀬湖とダムが朧に姿を現した。

休憩テーブルの上に赤い固まり。よく見たら木イチゴ類の種ばかりが固まった獣のフン。このシーズンの山の獣はさぞ楽しかろう。

 

818分、車に戻る。出遭った登山者は0。多くの鳥の声を聴きながら、しっとりしたガスの中、マロンは沢山の初体験を加えました。元気そうに見えたマロンでしたがコンクリートに腹ばい。一寸疲れた??

 

930分、家に戻る。マロンの体にダニ6匹。マロンの車内ケージが早くも小さくなったので、午後はサイズアップの改造作業で過ごす。

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  南山2