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2年前のこの季節、山梨県の「倉見山」で金網内に管理されてはいたが「クマガイソウ」を撮影できたのを思い出して再訪を考えていたところ、

1週間ほど前に「高尾山(東京都)」近くの稲荷神社の鳥居奥で「クマガイソウ」が花の盛期を迎えていたとの山行記を見つけ・・・

東京都にも「新型コロナの緊急事態宣言」が発令されるとのことだが、近場の早朝登山なら出会う登山者も少ないので問題なかろうと、急遽、日曜日の早朝山行を決めた。

◇所要時間:  2時間56
難易度: + + + +

(珍しい花に多く対面できた上、登山者との交差は少なく、9時には無事に帰宅できました。)

 

350分、出発。

町田街道を北上して国道20に合流・西進し、京王「高尾山口駅」約1.8km先のカーブ地点の「←うかい鳥山」看板に従い左折して550mほど先の舗装林道の路肩に駐車。気温は9度で晴天。

452分、林道を戻る方向に出発し、150mほど先で「うかい鳥山(割烹料理店)」前を通過し・・

 

更に300m先の「吉高菊一稲荷神社」の鳥居後ろ斜面に群生した「クマガイソウ」の撮影を楽しむ。

全ての花が同じ方向に向かって咲いているのは如何にも不思議。「ラショウモンカズラ」も混じっていた。

 

撮影後、国道20に出て右折して90m先を右折し、橋先を左折して「峯ノ薬師参道→」標識従い車道を道なりに約500m進み・・

2体の石地蔵地点で左山腹へ分岐し、高度差約80mの尾根を目指す。

 

尾根に合流して幅広山道をアップダウンで南進。
5
47分、朝日を受けた「草戸山364m」を通過。
南へ高度を上げていくとコース脇に「タツナミソウ」「チゴユリ」「ツクバネウツギ」が花を見せた。

 

水飲み休憩した場所に見慣れない花。 (帰宅後「シロバナハンショウヅル」と判明)

標高約400mのピークで「ふれあい休憩所」のあずまやを通過するとその先の道脇に2株の「キンラン」が花を見せた。

 

616分、標高約400mの三分岐は「←榎窪山・西山峠」標識に従い右へ上る。

620分、「榎窪山420m」で記録写真を残し、西への尾根道に進むと2株の「エビネ」が花を見せた。

 

次の「三沢峠」は「関東ふれあいの道」標識に従いピークを通過。「ジュウニヒトエ」の花が多い。

649分、右から山道が合流する三分岐の休憩テーブル横にフクロウと鷹のチェーンソー彫刻柱。更に西へ進む。

 

654分、高さ約30mの「泰光寺山」は左に巻いて進む。

75分、「西山峠」の四差路は「山下→」標識に従い北へ下る。(この標識には「老朽化した木橋に<通行注意!!>ビラが貼られていた)

 

30mほど高度を下げるとその先は野草で埋め尽くされた緩い下り斜面が続き・・
「ニリンソウ」「キケマン」「ヤマブキソウ」「ムラサキケマン」「イチリンソウ」等の花をカメラに収めながら下る。

 

標高320m<老朽化した>木橋を渡る。

標高約260mの砂利林道の終点で「ウラシマソウ」をカメラに収め、その先から簡易舗装路を下る。

748分、車に戻る。

9時、無事帰宅。