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郷里で山歩きも趣味にする弟が 富士山麓のキノコ採りを希望。

既にきのこシーズンは末期なので収穫は期待できないのを承知してもらった上で、
富士山麓の標高を変えてのキノコ採り計画を作り、休日明けの早朝、山麓の「道の駅すばしり(標高約800m)」で待ち合わせることにした。

きのこの猟場は先ずは須走五合目の「小富士」周辺の標高2050m1950mを探し、

収穫がなければ標高1400mの「グランドキャニオン」辺りでキノコを探すことにした。

 

最初の狙い場 「小富士周辺」

最初の猟場「小富士周辺」でのキノコ採り計画 (青線が計画コース)

「道の駅すばしり」で1台に同乗して「須走五合目Pへ移動。

先ずは「小富士遊歩道」で「小富士」を目指し、途中で遊歩道を離脱して原生林を北へ上りながらキノコを探し、前回「ハナイグチ」が採れた標高2050m辺りで集中的にキノコ探し後、東に高度を下げながらきのこを探して「小富士」を目指す。

「小富士」で小休止後、小富士の東斜面の様子見後、斜面を斜行しながら遊歩道を目指す。

行程を通してキノコの収穫があれば「東富士山荘」に立寄って鑑定してもらい車に戻り次目的地に車移動。

◇所要時間:  4時間10
◇難度: + + + +

(原生林をGPS無しで歩くのは危険です)

 

310分、出発。

「町田IC」から東名高速に入り、410分に「御殿場IC」を降りると「須走五合目」への残距離は17km

国道138を北上し、「富士あざみライン(県道150)」の始点横の「道の駅すばしり」に着き、弟と合流し・・

544分、「道の駅すばしり」を出発し、高度を約1250m上げて「須走五合目P」に駐車すると霧が深くて気温は7度。

 

636分、Pを出発。
30m
ほど下って「富士あざみライン終点広場」経由で売店前を通過し、須走ルート登山道入口手前で「小富士遊歩道」へ右折。

350m先で涸れ沢を通過したので、遊歩道を外して左山斜面に進んだが、次の涸れ沢の対岸に渡れず、遊歩道に戻る。

 

659分、次の涸れ沢を通過したので予定より早く遊歩道を離脱し、左山腹へ登って小ピークを目指したが、日曜日の昨日は入山者が多かったらしく、「ドクベニタケ()」しか見当たらなかった。

標高約2020mピークを通過し、更に西へ緩く高度を上げていくと標高2040mあたりで小さな「ハナイグチ」をゲット。

 

鮮黄色の「カベンタケ」が結構出ていて、富士山では食茸と鑑定されるので採取。

標高2050m辺りで「ハナイグチ」の5個群生をカメラに収めて採取。

方向を北へ変えながら本気になってキノコを探すと・・・45個で群生する「チャナメツムタケ」がポツポツ採れるようになった。

 

827分、予定より30mほど上の尾根筋に出たので、予定コースを意識して東に下り始め、標高2000m辺りで「キノボリイグチ()」を採取。

「小富士」に近づくと踏跡が増え、土日の休日でキノコは採りつくされた感じ。

森の中の広葉樹は黄葉が進んでいる。

 

912分、針葉樹林帯を抜けだし、スコリア丘を登って「小富士」を目指す。

919分、「小富士」の石祠のピークに到着して記念写真を残す。

ガスが濃くなり視界は30mほどで気温は10度位。

 

休まずに、次の猟場に予定した東斜面へ下り、針葉樹林帯に入って踏み跡を辿ると「キヌメリガサ」がキノコの終盤期を飾るのかよく採れた。

小ハナイグチも1ヶゲット。

木の陰に茶色の見慣れない大型キノコが2個。自信が持てないので写真に残す。

 


予定コースを見誤り、スコリア丘に出てしまったので、「小富士遊歩道」へ早めに合流することに計画変更。

1016分、遊歩道へ合流し、これを戻って小富士遊歩道始点に戻る。

 

1034分、「東富士山荘」へ立寄って飲み物を購入の上、「キノコ鑑別」をしてもらうと・・・
「昨日は100人ほど入山したのでキノコは採りつくされたと思ったが、沢山採れましたね」とのこと。
選んで採取したキノコ達は全点食茸だったが、2種だけアルコールとの相性が悪いと指摘された。

1046分、車に戻る。

キノコは十分に収穫できたので、富士あざみライン途中の「グランドキャニオン」を一見して帰ることにし・・

 

1115分、標高約1410mの「グランドキャニオン標柱」個所に駐車し、100mほど森に入って、「グランドキャニオン」をカメラに収め、
「道の駅すばしり」で昼食後、弟と別れて帰路に就く。

140分、無事帰宅。

 

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