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先週は富士山・五合目で広葉樹の色づきが見られたので・・

今回は河口湖・北に尖った山体を見せる「釈迦ヶ岳」を時計回りコースで訪ね、紅葉を楽しみながら 秋終盤のキノコの様子見をすることにした。

 

◇所要時間:  3時間45

◇難度: + +  + +

(下山時、キノコを狙って予定外の尾根を下りましたが、思いがけなく山地図に表示のない作業道に合流できて、楽ができました。)

 

330分、出発。

中央高速を利用し、456分に「一宮御坂IC」を降りると残距離は19km

一般道を南進して県道305〜県道36で更に南へ高度を上げ、「新鳥坂トンネル」を通過した先の芦川集落で「蕪入沢上林道」に移り、 約6km先の広大な「スズランの里P」に駐車。 気温は8度でまだ暗い。

544分、ヘッドランプを点灯して「蕪入沢上林道」を戻る方向に出発。
途中、薄明るくなり消灯すると道脇の広葉樹が色づいていた。

 


6
15分、約2km先で「釈迦ヶ岳登山口」標識を見つけ、右に折り返して舗装作業道を上っていくとナナカマドが紅葉。

644分、舗装作業道は標高約1300mまで続き、終点広場の古びた「釈迦ヶ岳→」標識に従い はっきりしない山道に進む。

 

コースは破採石のゴロつく涸れ沢に移り、途中で標識と赤テープ指示方向が異なり迷ったが、少し上で涸れ沢に戻る。

標高1380m辺りまで上るとやっと山道らしくなった。

標高約1480mで枯れ木に群生していたクリタケを見つけ確保。

 

718分、標高約1480mの尾根三分岐へ上り着き、「釈迦ヶ岳35分→」標識に従い右へ進むと道脇に葉緑素を持たない「シャクジョウソウ」を見つけカメラに収める。

進路前方に高度差160mで「釈迦ヶ岳」が屹立し、結構厳しい上りを覚悟。 僅か進むと岩場が始まった。

標高1550m辺りは岩の間をジグザグで上る。紅葉が進んでいる。
標高1590mまで上ると岩場が終わって山斜面の北側を巻いて上る。
標高1610m辺りまで上るとまた岩場になった。

 

753分、「釈迦ヶ岳1641m」に到着。

岩が堆積して平坦地の無い山頂には二体の地蔵尊。

上空に青空が見えるが周囲はガスで真っ白で展望は得られない。

 

83分、10分ほどのムスビ休憩後、東へ下山を開始。

ロープ場もあるがこちらは気持ちの良いコースだ。
90m
ほど急坂を下ると勾配が緩み、路肩にキノコを探しながらアップダウンで東へ進む。

ドクベニタケらしいキノコは見送り・・・・

 

スミゾメシメジらしいキノコはクサウラベニタケとの区別が付けられないので見送る。

844分、「府駒山1562m」標識地点を通過。

尾根横の山腹に注意しながら下るが、キノコは僅かしか姿を見せない。

 

852分、150mほど先の尾根幅が広がった地点にブロック石が積まれていた・?????

予定の下山分岐点はまだ400m先だが、この地点から南へ下る尾根に微かに踏跡が感じられ、これを下りきれば朝の蕪入沢林道にぶつかる筈なので・・、

 

この尾根を下りながらキノコを探してみることにする。

急坂尾根を80mほど下ると・・

チャナメツムタケ、スミゾメシメジ、ホウキタケなどがポツポツ見られるようになったが、チャナメ以外は自信が持てず 撮るだけにする。

 

914分、標高約1400m辺りまで下ると・・・思いがけなく、右下に舗装作業道を見つけ、これを下る。

途中、枯れ木に群生した「クリフウセンタケ(=ニセアブラシメジ)」らしいキノコを見つけ採取。

925分、舗装林道へ合流して駐車場を目指す。

 

929分、広大な駐車場に戻ると・・・車はマイカーの1台のみ。

1120分、「河口湖IC」経由で無事帰宅。

持ち帰ったキノコは図鑑とネットで慎重に調べた上、すべて食べることにする。

 

   釈迦ヶ岳5