当日のGPS軌跡

今年もスギ花粉シーズンが眼前。本格化する前に近場の一山をと、丹沢の「不老山」を訪ねることにした。

「不老山」へは北と東から既に3回登っているので、今回は南からの往復コースを試すことにした。

◇所要時間: 4時間3
◇難度(マロンとして): 易++▼++難
◇マロンの日記:
 コース半分ほどは林道歩きで変化の少ないコースでした。おとーさんは次回は「山椒バラ」の咲く時期に登ろうかといっていました。

 

430分、出発。

国道246号線を西進して丹沢山塊を右に見送り、御殿場線の駿河小山駅近くで県道394に左折。

小山町を右折し国道246号線下を潜り、路肩の「金時神社→」標識にガイドされ、神社境内のゲートボール場横の空き地に駐車。(5台程度駐車可でトイレあり)。西に朝日を浴びた富士山が見えた。

 

633分、ゲートボール場隅の「金太郎の大マサカリ」像の後ろから金時神社に上り、「坂田金時」の解説板を読んで、「展望台→」標識に従い丸太階段を上る。

 

20分ほどで展望台に到着。

 

展望台といっても周りの林の成長で木立越しに富士山の左に愛鷹山、南に金時山が見えた程度。

先に進み、公園から反時計周りで登ってくる山道と合流し、「不老山 世附峠→」標識に従い檜林に進むと直ぐに幅広林道に合流。更に北に進む。

654分、高圧線鉄塔横を通過し、平坦な砂利林道を進む。逸るマロンに水を与え、林道を上る。

 

満月を過ぎた月が富士山の山際に隠れはじめた。

77分、林道が二分岐。「不老山→」標識に従い右折し、クランクしてまた北に進む。体が温まり、薄着になる。

719分、2本目の高圧線下を通過。左の笹薮から小鳥の鳴き声、右下からは柔らかな沢音が聞こえ、朝日を浴びて歩いていると既に春山の感じ。

 

730分、林道がS字カーブし終わった地点の「←不老山2.3km」標識に従い、左の山に入り、檜と杉の暗い混生林を登る。GPS軌跡を見ると、いつの間にか進行方向が90度ほど左に曲がっていた。

751分、尾根筋の山道に右から砂利林道が合流してきたが、林道はまた右に分かれていった。「不老山1.7km」標識を通過。

83分、進路を東に代え、尾根筋を越して尾根沿いに東斜面を登る。斜度が増し、木の根の浮き出した急斜面を登る。高度800mあたりで水飲み休憩。

 

 

830分、2つの尾根の合流地点に着くと、右下へ下る尾根に

「県境尾根コース  駿河小山駅まで2時間30分」の手造り看板。

看板には「・・古い昭文社の山地図には<迷い易い>と書かれていたが、「不老山を愛する会」(会員二人・・91歳と82)が地権者の許可を得た上で・・<中略>・・、道標も再設置して新町長により、公のルートと認められコースが復活しました。」と書かれていた。

昨年、「山市橋」コースでこの山を訪ねた折、南峰で見た「山椒バラの花期」などが紹介された看板には「8677歳」と書かれていたのでこれは、あの5年後に設置したものらしい。文面からして不老山の一木一草を可愛がっている二人の翁が目に浮かんだ。・・・<中略>部分には以前に設置した道標がある団体に破壊、持ち去られ、コースを「通行禁止」にされたとの経緯も書かれていた。山を歩くと目障り看板や過剰テープと思われるものもあるが、心底、この山をいとおしんでいる二人の老翁の気持ちを考えれば、「ご苦労様」と言ってあげたい。

・・・・山頂を目指し登る。

 

835分、「不老山 南峰926m」に到着。

西に雪の富士山が大きい。一息ついて200m先の山頂を目指す。

841分、檜林に囲まれ視界の得られない「不老山 928m」山頂に到着。

朝日が差し込む広場には休憩テーブルとイスが一式。

この山頂に立つのはこれで4度目になるが、次回は山椒バラの花期に西の尾根を使い訪ねてみようかなどと考えながらムスビを食べ、展望の良い「南峰」に戻る。例の看板には「山椒バラの花期はこの山頂では6/46/11」と書かれていた。

910分、「←金時公園100分」標識に従い、往路で下山開始。右の木立越しに雪の富士山を見放題で下る。
9
36分、林道との合流点まで下り、マロンをフリーにしてやるために砂利林道で下山継続。

10時、鉄塔横で富士山を見ながら小休止してムスビを食べる。
10
24分、林道と分かれて展望台への山道へ入る。

1033分、往路とは別の駐車場近くの登山口に降りる。こちらの登山口はゲートボール場東の簡易舗装路の坂途中にあった。

1036分、車に戻る。

 

帰路は東名高速を使って1210分、無事帰宅。帰宅後、若干、花粉症状を感じ始めた。

 

 

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