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秋の気配に、久しぶりに長野県の山へ遠征しようという気が起こり、それまでの体力維持目的で、奥多摩の「御前山」を北から訪ねることにした。 このコースは4年前の冬、雪に埋まっていた下山予定路に踏み跡が見られなかったので、冒険は避けようと、往路で下山しており、今回は反時計回りでの周回を予定した。 ◇所要時間: 4時間31分 |
3時20分、出発。 青梅経由で国道411 (青梅街道)を西進し、奥多摩駅先の「橋詰トンネル」出口の三叉路で「←体験の森」標識を見つけ左折し、道なりに高度を上げ、約2km先の「栃寄観光駐車場」は見送り、「栃寄森の家」も通過。 更に300mほど先の、山地図に「ゲート」と記された地点で、鎖手前に3台分ほどの空き地を見つけ、駐車。気温は13度で薄雲が見られたが、まずまずの天気。 5時42分、「熊目撃情報」看板を見て、マロンの熊鈴・消音カバーを外し、舗装林道に出発。 |
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林道を道なりに600mほど進むと、右山腹へ山道が分岐し、「ヒノキの広場を経て御前山→」標識。 檜林の下草が少ない急坂を上っていくと、展望はないが、小アジサイ、モミジ傘、玉アジサイ、ヨメナ等々、秋の花が目を楽しませてくれた。 標高970m辺りから上は道脇の草が刈られていたので歩きやすく、気持ち良くのぼっていく。 急登は標高1020m辺りまでで、暫くは山腹を斜行して上る。 |
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6時47分、標高1040mで「ヒノキの広場」に到着。 この標識にも「体験の森 案内図」が付けられ、山頂への登山道以外に、多くの遊歩道コースが記されていたので・・・、山頂への登山道に平行している「(シダクラの道) 惣岳山・アセビの広場→」コースで上ることにする。 |
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シダクラの道は通行者が少ないらしく、苔むして、獣が穿った跡も見られた。 7時20分、四差路の「体験の森・案内図<現在地40>」標識を見て、登山道へ復帰するコースを選択し、左に進むと直ぐに道が二分岐。私たちは山腹沿いの「←スギの木広場」標識に従うと、柔らかな山道に獣の足跡がハッキリ残っていた。 7時26分、「㊵スギの木広場」で登山道に合流し、先へ上る。林床に「カメバノヒキオコシ」、「ギンバエソウ」が花を見せた。涸れ沢を上っていく。 |
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7時45分、「落葉樹の広場(水場)標高1262m」標識地点まで上ると・・・、 パイプから豊富に水が流れだしているのを見て、マロンは待ってましたと、気持ち良さそうに体を浸す。 |
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トリカブトに似た「レイジンソウ」を見つけカメラに納める。黄色い花はシオガマの種類 ??・・・キバナアキギリにしては葉っぱが ?? |
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7時57分、尾根に上り着くと、「←御前山0.4km 惣岳山0.2km→」標識の三分岐。 「植生保護」目的のロープ柵に導かれ、高度差100mを東に上っていく。林床にサラシナショウマが白い穂花を見せた。 山頂に近づくと露岩と木の根の路。 |
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8時14分、「御前山頂上1405m」に到着。山頂広場は木立に囲まれ、展望は北に僅かに山が見える程度。 予定下山路が「通行止」とのネット記事もあったが、それらしい警告板が見当たらないので、予定通り、周回路で下ることにし・・・、 8時30分、下山開始。 |
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東に200m進み、「←避難小屋を経て、境橋・奥多摩駅」標識に従い、左折すると直ぐに「御前山・避難小屋」。 更に北へ下っていく。 8時59分、尾根先の「カラマツの広場」では「←登山道 奥多摩駅」標識に従い、西へ下る。 |
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70mほど標高を下げ、カツラの巨木先の四差路を直進し、次の「←登山道・奥多摩駅」標識に従い、左の山道に進む。 僅か先で山道が二分岐し、「登山道・奥多摩駅→」標識が下への道を指示していたが・・、虎ロープが張られ、「倒木により通行できません。他の道へお回りください ←←←」看板 !!!。 |
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仕方なく、矢印に従って左上に進むと、山道に小枝で×印。???・・これでは進みようがなく・・??。 ×印先で道が二分岐しているのが見えたので、GPSも参考にしながら強引に右下への道に下ると、特に問題なく下の「ワサビ田の広場」へ降りられ・・??。「奥多摩駅→」標識に従い、舗装路を下っていく。 9時32分、舗装路から山道が左へ分岐し、舗装路と平行して下れそうだったが、先程のトラブルに懲り、舗装林道をそのまま下る。 |
9時41分、「トチノキ広場」標識地点まで下ると、栃の巨木と洒落たアズマヤ。 右の谷から「栃寄の大滝(ゴハンギョウノ瀧)」らしい滝音が聞こえたが、繁茂した灌木で接近困難とみて、立ち寄るのは諦め、「←栃寄森の家・奥多摩駅」標識に従い、左に急カーブしている舗装林道へ下る。 10時4分、朝の「登山口」を通過。 10時13分、車に戻る。 12時20分、無事帰宅。 |
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コースで見かけた野草の花や実 |
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