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1月7日に関東地方にかなりの降雪。 5日も経てば山の残雪もかなり溶け、マロン連れでも歩けるのではとガイド書を取り出す。近隣の低山を物色し、以前、マロンが登った奥多摩・御岳山の隣に見えた「日の出山」を選ぶ。 |
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<日の出山> |
<三室山> |
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5時、家を出る。前回の刈寄山と同じルートで武蔵五日市駅前まで走り、ここを右折し奥多摩秋多線を北上。めぼしい街角には、ガイド書通り「つるつる温泉」の看板が設置されていて、これを目印にして前進。 |
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つるつる温泉の建物前を通過し、舗装林道をさらに登る。ライトに照らされる道脇にはかなりの残雪。スタッドレス・タイヤを履いてはいるが慎重に運転。 6時18分、薄明かりの中、雪で覆われた梅野木峠に登りつく。 峠の空きスペースに車を置き、登山準備を整えて少し歩き始めたが、少し登ったところに小広い駐車余地を見つけて車を置きなおす。 |
<「日の出山」登山> |
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6時45分、出直しの再出発。緩やかな路面は10cm程度の残雪に覆われている。表面は凍っていて歩調に合わせて「ザクザク」と小気味の良い音を立てる。すぐに電波中継塔の前に出て、舗装路は山道に変わる。 6時53分、杉木立の山腹の山道を進んでいくと左から朝日が差し込んできて辺りを赤く染める。10分ほど進んだ休憩ベンチ地点で進路は急角度で右折。 7時8分、右手に展望。雑木林の中に数株の大きな山桜の木。地表から幹が幾つかに分かれて伸びていて、花の季節にはさぞかし…。 7時20分、丸太階段での登りになる尾根道に対して、左にマキ道らしい道が現れた。私たちはマロンの歩きやすそうな左の巻き道に進む。 |
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7時35分、「関東ふれあいの道」標識のある道に出て右折。少し登ると右上に山頂らしい地形が見える。風が冷たいのでコートと帽子をつける。 7時45分、山頂に登りつく。快晴。朝日をもろに受け気持ちの良い山頂風景。「日の出山」の山名がピッタリ。 |
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小広い山頂中央の小さな岩山から四方に展望がきいて、以前登った御岳山、川乗山が近くに見える。東屋の周りの土が盛り上がり6cmほどの霜柱がびっしり。 8時、下山開始。下りは尾根筋を下る。 8時40分、駐車地点に戻る。 予想外に早く戻れた上、マロンも疲れた様子がないので梅野木峠の道標に記載の「三室山」にも足を伸ばすことにした。 |
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<「三室山」登山> |
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8時44分、「梅野木峠」から杉林の中の山道を東に進む。高低差はほとんど無く積雪も少ない。 8時55分、5脚ほど休憩ベンチが設置されている地点に地図看板があり、「三室山」に近づいたことがわかる。山道は山腹に沿っている。 9時、三叉路に右「通矢尾根」、左「吉野梅郷、日向和田駅」の道標。吉野梅郷方向に向かうが、山道は下り始める。前方に山らしい地形が見えないので、引き返す。 9時8分、先ほどの三叉路地点から右山腹に登る踏跡を見つけこれを登る。 |
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9時10分、雪で覆われた10畳ほどの山頂に三等三角点標識があり、杉の幹に「三室山」の手書き標識。木の間越しに僅かな展望。 帰路は西に向かう尾根沿いの踏み跡を辿る。少し進むと先ほど通過した5脚の休憩ベンチの上に出る。岩の間をすり抜けベンチ地点に下り往路を辿る。 9時35分、山道脇の高圧線鉄塔下の陽だまりで休憩を兼ねてコンビ二弁当を開くとマロンが喜ぶ。 9時50分、車に戻り登山終了。 |
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戻りは往路をスムースに走り、11時30分、無事帰宅。 今日のコースは短時間で高低差も少なくマロンにも楽だったようだが、帰宅後、マロンは直ぐ熟睡。 |
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