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山歩きのベストシーズン到来。

体調が良いので標高差の大きい山に登りたいところだが、留守番役マロンがこのところ、元気をなくしているので、「早く帰宅できる山」を選択基準にする。

 結果、大月市富岳12景で最後に残った「清八山、本社ヶ丸」を訪ねることにした。

所要時間: 4時間13

 

3時半過ぎ、家を出て20号線を走る。笹子トンネルに近づいたあたりの三叉路でカーナビの左折指示に従ったがその先で道路が閉鎖されていて驚く。

→現在、左折点はカーナビ指示ポイントより1つ先の三叉路になっていて、新設の追分トンネルを通過していた。

道路脇の「清八峠→」の看板標示に従い、高圧鉄塔の聳える「東・山梨変電所」前を通過。橋を渡った先の林道が荒れていたので、橋横の道路わきに車を置く。

 

547分、ゆるい傾斜の砂利林道で清八峠を目指す。道脇には消えかかった「清八峠 本社ヶ丸→」標識が乱立。奥野沢沿いの林道左岸から右岸に移り,森の中に進む。

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63分、森の中に「←清八峠 本社ヶ丸」標識が林道から分岐する細い山道を指示。小標識の指示方向を見落として林道を直進しかけた。地図記載のように「←登山道入り口」標識にすればよいのに。

森の中の登山者カードBOX脇には「クマ出没 注意」看板。念のため、鈴を杖に付ける。秋花シーズンは終わりらしく、道脇にはサラシナショウマ、アキノキリンソウが見られた程度。

 

622分、カラマツ林の尾根を急登。薄汚れたテンニンソウ群落やオクモミジハグマが地味な花を咲かせている。20分ほど先で丸太イスを見つけ小休止。北に視界があり大菩薩連嶺が望める。地図で山名を調べているとすぐに汗が引く。気温は11度。

この先は登山者が少ないためか山道に草が張り出していて煩わしい。

 

712分、狭い急な上りを終えて森に入ると下草の鬱陶しさがなくなる。僅かな風が心地よい。トリカブトが色鮮やかに咲いていた。

721分、清八峠の三叉路に上りつく。右折は「清八山」経由で「御巣鷹山150分 三ッ峠160分」、左折は「本社ヶ丸40分 鶴ヶ鳥屋山90分」の登山標識。先ずは「清八山」に向かう。

730分、僅かな上りで「清八山」に到着。南には秋の高曇り空をバックに黒富士が雄大。ツツジが僅かに紅葉していた。展望を楽しみ、山頂を後にする。

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747分、清八峠に戻り、「本社ヶ丸」に向う。

この尾根道は岩と潅木の中を辿っていて、いい雰囲気。トリカブト、母子草などに混じり、オヤマボクチも色づいていた。

見晴らしの良い露岩の上に出たり、潅木の中の岩山を上り下りしながら前進。カエデも少し色付いていた。

やがて尾根道は城の石垣のような大岩群を回りこんで上りはじめる。

 

814分、「本社ヶ丸(1631m)」山頂に到着。

山頂には山梨百名山の標識と三角点があり、周りは松、ツツジ、ヤマアジサイ(何故か花が残っていた)が囲んでいる。雲間から朝日がもれる。

山頂からの展望範囲は清八山より広く、曇り空ながら南から時計回りに三つ峠、富士山、西に南アルプス山群、八ヶ岳、北方に奥秩父の山々が同定できた。金峰山は5丈岩まで確認できた。

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山頂恒例行事で赤飯ニギリを食べてマロン像を入れての記念撮影を済ます。

830分、往路で下山開始。
9時、清八峠通過。

945分、登山道入口通過。
10時、車に戻る。

 

あまり期待せずにこの山を選んで登ったが、清八峠から本社ヶ丸への尾根道は秋が感じられ、良い雰囲気が楽しめた。今日は誰とも出逢わず、静かな山行になった。

大月ICから相模湖ICまで高速を使い、1210分、無事帰宅。

説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\BUTON_49.GIF 説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\To_Top.gif 清八山へ