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百蔵山から車に戻るとまだ朝の8時。このまま帰宅するのはどうも物足りない。 所要時間: 1時間55分 |
20号線を中央本線大月駅手前で右折し、高月橋を渡ってすぐ左にある岩殿山駐車場(10台程度駐車可・無料)に車をとめる。 |
8時40分、駐車場をスタート。舗装車道を100mほど上り、中央高速道の真上辺りで岩殿山城址入り口を見つけ、舗装坂道での上りを開始。 8時48分、鳥居脇に解説板があり「岩殿山」の歴史が紹介されていた。これによると9世紀末には天台宗の岩殿山円通寺として開創され、16世紀の戦国時代には岩殿城が築かれたとのこと。 ここからコンクリート階段が始まる。マロンは頑張って登っていくが、急登階段に日差しが強く、早朝からの連続登山で少し疲れが見える。斜面の緑の若葉の中にアザミの赤紫色が鮮やか。 |
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8時54分、丸山公園の門を潜ると「大月市のふれあいの館」と称する城を模った建物がある。 この辺りまで登ると眼前に円礫岩で鏡岩と呼ばれる大岩壁が威圧感をもって迫ってくる。 9時15分、築坂峠への分岐を通過。このあたりから樹林が見られる。5分ほどで揚城戸跡、番所跡と表示のある地点を通過するとほぼ山頂に近い。 |
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東屋のある休憩所が大岸壁の真上にあり、前方に富士山、眼下に大月の町が望め、私たちの車は足元に小さく見える。山頂は予想外に東西に広く、解説板には岩殿城の歴史が紹介されていた。 9時28分、最高点の本丸・狼煙台跡に登り付く。ここはNHKのアンテナ群に占拠されている。山上にはアブや蜂が多く飛び交っていて落ち着けず、少し戻った桜の木陰のテーブルでコンビニ弁当を半食。マロンは家から持参のパン切れに満足顔。 |
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9時53分、下山開始。途中、大月市の腕章を付け竹篭を背負って登ってきた人に出会う。山上の桜の若木に肥料を持参してきたのだと話し、「ふれあいの館」に寄るように薦められた。館内には写真家・白はた史朗氏の「大月市秀麗富岳12景」が展示されており、この山の紹介ビデオも放映されていた。 |
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館で貰った資料によると大月市の選抜12山からの富士山の眺めが「大月市秀麗富岳12景」と称されているようで、マロンはこれの3山に連続で登ったことになった。 10時35分、車に戻る。 1時、帰宅。恒例になったマロンのダニ採り作業で約30匹を退治。マロンは居眠り状況で身を任せていた。 |
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