マロンは昨日が満2歳の誕生日。体力はピークに近づいている筈だが、山歩きでは未だ私たちのレベルに達しない。

もっともっと頑張らなくっちゃ。

テレビでは「明日、スギ花粉は多い」と予報していたが、風は弱そうなので短時間で登れそうな「景信山」を選び、気温が上昇する前の早朝登山を計画する。

 

所要時間:2時間40

難度(犬として):易+▼+++難

マロンの日記:登りコースは山道らしくて良かった。下りコースは自然歩道で手入れされていたので楽でした。

 

450分、家を出発。野猿街道、北野街道、町田街道、国道20号と進み、裏高尾への県道516号線に入る。小仏バス停の先の中央高速道わきで景信山への標識を発見し路傍に駐車、スギ花粉を意識して出発準備を整える。

 

6時、景信山への標識に従い、右手の斜面を登りはじめる。中央高速道は小仏トンネルで足下に消えている。竹交じりの自然林をゆっくり登る。

610分、杉林を抜け出て自然林を登り続ける。

マロンのリードを車に置き忘れたことに気付く。出発時点で花粉対策の帽子やマスクに気を取られすぎたようだ。

 

差し当たり登山者には会いそうも無いのでマロンはフリーにして歩いているが、いざと言うときに備えてナップザックの紐を外して首輪に付けて置く。

背後から朝日が差し込み斜面の木立の中に黄色の花。サンシュ? 

635分、檜林を抜けて尾根に出る。「景信山は左」の標識に従い緩い尾根を辿る。

 

 

645分、丸太階段わきに僅かな残雪。マロンが雪に体をこすりつける。

山頂に近づいたか道わきにトイレ小屋、その先にはバラック作りの茶屋が見え始める。

650分、景信山に到着。朝日に照らされた山頂には人影は全くなく、山頂の広場は茶屋と多数の木造テーブルとイスで占拠されていた。テーブルでコンビニのムスビを食べて一息付く。

山頂からの見晴らしは左程ないが、わずか下った下山口からは雪を被った丹沢山塊が一望出来た。

 

高尾山に向かう「関東ふれあいの道」で杉と檜の林の中を下山開始。

732分、小仏峠に到着。

ここもバラック砦みたいな茶屋と多くのテーブル、イスで占領されていた。

時間が早いので、隣の城山にも足をのばしてみることにする。

741分、小高い所にまたまた茶屋が現れる。この山は予想外に多くのハイカーが訪ねてくる山のようだ。

756分、城山山頂に到着。

この山頂にも人影はなく、電波塔と茶屋とテーブルだけが静かに朝日を受けていた。標識には「高尾山頂2.5km 小仏峠0.9km 景信山2.2km」とある。

815分、小仏峠に戻り、小仏地蔵に安全登山をお願いして、下山継続。

827分、沢沿いに林道を下る。マロンが沢に入り、うまそうに水を飲む。下山を継続するが、マロンは疲れたのか一番後ろからついて来る。山道は10分ほどで舗装路に変わる。

駐車場所に200mほど近づいたところに10台程度駐車出来そうな空き地があった。

840分、車に戻る。
今日の山は人工林と自然林が半々で、スギ雄花が沢山色付いていたが、無風で低温のためか飛散は見られず、助かった。

 

10時、帰宅。午後には風が強くなり、家の周りでも花粉が激しく飛び交っている様子。

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