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冬シーズンに入ったので、車タイヤをスタッドレスに代え、対象の山も雪の少ない千葉や茨城の山を探し・・、

茨城の山(山と渓谷社)」より、<適度なスリルを味わって湯沢源流を遡行> と紹介されていた奥久慈男体山の南に位置する「篭岩()」に出向くことにした。

 

◇所要時間: 3時間59
◇難度(犬として): 易++++▼難

◇マロンの日記: 標高501mの低山なのに、マロンが自力で対応しきれない崖が2ヶ所もあり、・・()

 

340分、出発。

首都高経由で常磐自動車道に抜け、「那珂IC」から国道118号線を北上し、水郡線の西金駅近くを県道322右折し、4kmほど先で「奥久慈パノラマライン」に左折。
1km
先で「←つつじヶ丘駐車場」標識を見つけ、左折して駐車場(トイレあり)に車を入れる。  気温は-3度で快晴。

この駐車場は小高い所にあり、北〜東に視界が開け、北に5年前に訪ねた「奥久慈男体山」が朝日を受け始めていた。

 

646分、西空に残月を見上げ出発。

「奥久慈パノラマライン」へ出ると、正面の山への階段に「↑篭岩」標識があったが、私たちは予定通り、「←不動滝」標識に従って車道を下る。

周囲の山々は既に落葉期に入り、山肌に彩りは見られない。

 

緩く下っていくと、舗装路が凍結していた。気づかずに車を走らせると如何にも危なそう!!!

7時、舗装路を下りきった地点に「佐中の一軒家」方向を指して、「←不動滝・篭岩・竜神峡」標識。

右折して、家前の沢沿いに300mほど進むと・・・、水量が少なくてチョット迫力不足だが、落差20mという「不動滝」に対面。

カメラに納めて先に進むと・・・急坂に鎖場。岩を縫いながら急斜面を上る。

 

標高220m辺りで滝上へ上り、沢横を遡上し、赤テープにも注意しながら、左岸斜面を前進。

724分、転石ゴロゴロの深い沢を左下に見ながら、左岸の鎖場を上る。一時、勾配が緩んだが、すぐに斜面の直登になり、鎖と木の根を掴みながら、紐先マロンを追従しながら、上っていく。

 

744分、標高320m辺りの小平坦地で水飲み休憩し、上りを再開すると・・、6m位の岩壁に鎖とロープ。

先に私が上って「!!」の掛け声と共にマロンを引っ張り上げ、最後に妻が上る。更に木の根と鎖場が続く。

752分、標高350mまで上ると「篭岩」の岩壁前に柵の設置された道 !!

 

岩壁は穴だらけで大きな洞窟の中には石仏が13体ほど。

<ガイド書には
  篭岩のカゴの目模様は、堅い集塊岩と脆い凝灰岩の関係で創出され・・・男体山や袋田の滝の生成と同じで、岩峰の脆い部分が風雨によって削り取られ、大小無数の穴があけられた。>との解説。

前方の岩壁に梯子が架けられていたので、一見しようと上りかけたが・・・「関係者以外×」看板があったので、チラリと多数の穴を覗き見しただけで戻る。

 

83分、先へ進むと、鉄製の「展望台」があり・・・、穴の穿かれた「篭岩」先に、朝日を受けた「篭岩山」が僅かに山頂だけを見せた。

 

「展望台」後ろの「休憩所」の柱に括られていた「篭岩山・上山ハイキングコース→」標識に従い、先に進むと・・・、先程見えた「篭岩山」とは反対方向に進んでいるのに気づき・・・・??

 

休憩所へ戻ると・・、標識の指示方向が90度、狂っていた。

標識を修正し、支尾根を上って標高440mで主尾根へ合流し、南からの山道を合わせて、更に先を目指す。

830分、標高480mピークへ上ると、前方に「篭岩山」が近づいてきたが・・・、すぐ先が高度差30mほどの急坂。

半分ほどを慎重に下ると、その先は凝灰岩と集塊岩の崖。

 

途中に足場があれば、マロンも自力で下れるのだが、大蛇のような倒木が邪魔して、マロンの自力降下は無理と判断し、・・・
 マロンのハーネスを掴んで、設置ロープを頼りに、岩壁をトラバースし、途中の倒木を強引に乗りこさせたら、後は自力で駆け下りた。
 妻も無事に下り終えたが・・、気づくと、私の杖の下半分が無いのでビックリ!!

 崖途中の苦闘中、杖のフリックロック・レバーが外れたものと判断して杖探しに20m程を上り返し、見つけられず、下り終えると・・足元のブッシュの中に下半分が !!

 

853分、気を良くして、対斜面の20mほどの急斜面を鎖とロープに頼って上る。

マロンは元気にトップをキープ。

前方に「篭岩山」が姿を見せた。

左回りで尾根を辿るらしいが、尾根途中の窪みがチョット気がかり。

 

先にはやはり、10mほどの急斜面。

設置ロープに頼って下り、緩く上り返しながら、森を抜け・・露岩の細尾根で山頂に近づいていくと南に好展望。

 

917分、三等三角点のある「篭岩山501m」に到着。

枯れ笹に囲まれているが、北に5年前に訪ねた「奥久慈男体山だけが望めた。小休止後、下山開始。

200mほど北へ進むと、左へ山道が分岐。赤テープに従い、杉林の中の涸れ沢筋を緩く下っていく。

 

954分、杉林の中の「釜沢越」の三分岐で小休止し、「←西金駅・湯沢方面」標識に従い、北へ下ると杉林の細尾根を下るようになった。自然林の落ち葉を蹴散らしながら、下る。

1013分、舗装路の三叉路へ降り、「パノラマ」ライン」で「佐中の一軒家」経由、駐車場を目指す。

 

1045分、車に戻り、岡上の展望地に上って奥久慈の山々を撮影し、帰路に着く。

 

2時、無事帰宅。

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