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4月も中旬になったのに関東地方に降雪。気象庁によれば41年ぶりとのこと。
雪の上がった翌日・日曜日、秩父地方に晴天予報が出されたので低山の雪景色を楽しもうと一般のハイキングコースで「釜伏山」を訪ねることにした。

◇所要時間: 3時間39
◇難度(マロンとして): 易++▼++難
 
◇マロンの日記: 最後の急坂以外は歩き易い道でワンコ連れでも許されそうなコースでした。

 

310分、出発。

国道16号で入間市に出て、飯能狭山バイパス(国道299)に左折し、6km先で県道30号に右折し八高線沿いに北上。日曜で早朝、更に信号機が少ない道なので好調に走る。小川町で県道11号に左折し、10km先の落合橋を左折。

1.5km先の橋場交差点を右折し、二本木峠を目指し高度を上げると朝霞の中から朝日が昇る。二本木峠で数台分の空き地を見つけ駐車。気温は1度。出発準備でGPSを家に置き忘れたのに気づく。

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526分、「←皇鈴(みすず)山」標識に従い舗装路で出発。舗装路の雪は溶けていたが、山腹にはまだ残雪。100m先の「←愛宕山0.2km」標識で山道に進む。斜面の潅木は殆ど山ツツジらしいが、芽吹き始めたばかり。

533分、山頂手前に小さな天体観測ドームのある「愛宕山」に到着。

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昇る太陽の下に雲海が広がる。前方に電波塔の立つ「皇鈴山」と「登谷山」を見ながら丸太階段道を下り、15分ほどで次のピーク通過。

552分、「皇鈴山679m」に到着。

残雪の広場にアズマ屋があり、雪面に小獣の足跡。緩いアップダウンで尾根筋を北に進む。

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62分、小ピークを通過し下る。このあたりの潅木は2cmほどに芽吹き。柵沿いに下って舗装路に合流。100mほど先の分岐舗装路の間の山道で「登谷山」を目指す。

617分、鶯の声を聞きながら「登谷山」に到着。北〜東〜南に視界が広がる。

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朝日を背に受けて簡易舗装路を北に下ると、西の雲海に桜で有名な「蓑山(美の山)」が島のように浮かんで見えた。

628分、舗装路に合流し、路肩の満開の桜に気をとられ、左折指示の「←外秩父七峰ハイキングコース」標識を見落とし直進し、平坦広場(パラグライダー場?)に入り込み、その先に道が無いのに気づき戻る。

「秩父登谷高原牧場」看板のある幅広舗装路に戻り、これを北進すると南〜西〜北に視界が広がり、南に朝日を浴びた「武甲山」が望めた。道脇の満開の桜が青空に映え美しい。

 

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650分、舗装四差路の「釜伏峠」に到着。

現地標識には「←釜伏山」表示が無く、進路に迷ったが地図を取り出し、「←釜山神社」標識に従い鳥居を潜り、狛犬ならぬ狛狼の石像が守護する参道に進む。

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7時、「釜山神社」に着く。
境内の「日本名水百選」看板には「
日本(やまと)水は釜伏山北面の百畳敷岩と言われる大岩壁から日量約十〜七十トンが湧出し・・日本水大神が祀られています。その昔、日本武尊が・・・」と由来が書かれていた。

先ずは「釜伏山」へと、社殿横の丸太階段を上ると「奥の院」先に「蛇紋岩でできた山・・釜伏山は全山が蛇紋岩からできています。これは釜伏山の周囲の結晶片岩が風化浸食され・・・釜伏山が残った・・蛇紋岩は名前のとおり蛇の胴体に似た紋様を持つ濃緑色の岩石で・・」との解説板があった。

 

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桧林に進み、「日本水→」標識に従うと、一段下った先にほぼ同じ高さの「釜伏山」が見えた。鳥居先の丸太階段を上り、更に蛇紋岩の露岩を登る。

714分、桧林の中の「釜山神社」石祠前に到着。神社関係者らしい人が祠を清掃していたので挨拶。「釜伏山582M」の山頂表示板は何故か石祠に付けられていた。参拝後、林を北に抜けると「見晴台休憩地」看板のある展望地に出た。

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小休止後、「日本水」水源を訪ねようと、マロンを後に従えてクサリの張られた蛇紋岩の急崖を下る。

726分、慎重に露岩帯を下り、平坦地点に降りると「←日本水」標識が更に左下を指示。しかし、進路に閉鎖ロープが張られ、脇に「立入り禁止 岩盤の崩落が予想されるため」標識が立てられていた。水源の様子はネットの写真で見ていたので強引に立入るのは遠慮し、戻ることにした。

738分、露岩の急坂を登って「見晴台」に戻り、往路で帰路につく。

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752分、「釜山神社」へ戻ると山頂で挨拶を交わした人に再会。彼に「日本水」手前の「立入り禁止」ロープで撤退したと言ったら、若干の危険があるので町であの表示を立てたとのこと。自責で湧水箇所まで入る人はいるらしい。

756分、「釜伏峠」を通過。正面から太陽を浴び舗装路で「登谷山」への分岐まで戻ったが、日曜日というのに人も車にも出会わないので「登谷山」には登らずにそのまま舗装路を歩く。

 

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途中、一本の桜が「武甲山」をバックにして咲き誇っているのに気づきカメラに収める。

「皇鈴山」へは往路の山道で戻り、山頂でムスビを食べる。「皇鈴山」を後にすると家族連れ登山者と交差。

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847分、山道脇の窪地にピンクの桜林を見つけ、残雪と武甲山をバックにシャッターを押す。季節はずれの降雪で珍しい景色に出会えてハッピー。

859分、「愛宕山」通過。二本木峠に近づくと舗装林道を大型バイク集団が爆音を立てて通過。ツーリングには最適のシーズンとロケーションらしい。

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95分、車に戻る。

 

帰路は花園ICから関越自動車道を利用しようと北に車を進めたら、桜、レンギョウ、若葉などがカラフルに雪斜面を彩り、春爛漫の雰囲気が楽しめた。

1130分、無事帰宅。

説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\BUTON_49.GIF 説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\To_Top.gif 釜伏山2