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見ものが少ない季節なので

17年前、<スリルと展望が楽しいミニ岩峰>との紹介文に惹かれて訪ねた秩父の「釜ノ沢五峰」を再訪することにし、コースはスタートポイントを「法性寺駐車場」に変えた周回コースを設定。

◇所要時間: 4 時間48
難易度: + +  + +

(下山時のミスコースで2時間ほど時間ロスしました。)

<17年前の「五ノ峯」記録>

 

5時、出発。

一般道で入間市経由で国道299に進み、秩父市内で国道140に左折。 2.7km先で県道209に右折し、2km先の「法性寺の第2駐車場(トイレあり)」に駐車すると 気温は1度で無風快晴。
           <現地の標高=270m>

 

733分、車道を東に出発。

400mほど先の最初の三分岐を右折し、700mほど先で民宿「長若荘」先の

 

 

「五峰登山口」標識に従い、山へ入って沢沿い道を

 

200mほど西進して沢・右岸に移って山腹道を登る。

 

 

829分、標高約430mの砂岩尾根に「一ノ峰」石標。 尾根の西側は切れ落ちた絶壁で覗き込むと遥か下に「釜の沢」。先へ上る。

 

100mほど先の地図に記載のない三分岐は
「←子兵重岩展望台・くさり場」標識に従う。

 

 

839分、標高460mのピークに「三ノ峰」石標??。「二ノ峰」を見落として上ったのかと驚いたが・・GPSで確認すると「二ノ峰」地点。石標をよく見ると不届き者の悪戯らしい。

 

展望を楽しみ、記録写真を撮って10m程の高度差を鎖とロープに助けられて下り、次の「三の峰」を目指す。

 

 

858分、標高490mのピークに「三ノ峰」石標。穏やかな東〜南の好視界を楽しみ、先へ上る。

 

913分、標高約500mの穏やかなピークに「四ノ峰」標石。先へ進むと風が吹き込まない窪地地形の為か・・

 

 

色づきの良いモミジが残っていた。

 

ザックを下ろして撮影を楽しみ、先へ進む。

 

 

936分、標高550m辺りに「五ノ峰」標石。記録写真を撮って100mほど先の本日の最高点の三分岐を目指す。

 

940分、本日の最高点565.5mの三分岐に到着すると、私たちの下山路を示す表示板が無いが・・北への藪道へ下る。

 

 

針葉樹の尾根を北〜東へ緩く下っていくと黄色モミジ。カメラに収める。

952分、平坦地形になり、踏跡が不鮮明になった地点で・・

 

杉が伐採された東斜面下方に青テープ!!。これに向かって斜面をトラバース。落枝の急斜面下方に伐採杉の集積地が見えてきた。

 

 

103分、伐採杉の集積地へ下ってGPSを見ると・・予定コースから大きく外れ、高度も約50m下に居るのに気づき愕然!!

GPSが東の尾根に正規コースがあると表示しているので直接、東尾根を目指すことにしたのだが・・

 

沢地形や急斜面に思い通りには事が進まず・、四苦八苦しながら前方尾根を目指す。

1048分、何とか狙った尾根下へ辿り着き、GPSを見ると 正規コースは40m程上の幹尾根にあると表示。 小休止後、岩の細尾根を直登。

 

 

115分、幹尾根に上り着くと「赤白テープ標識!!」。

 

<帰宅後、GPSと写真で当時の軌跡を再確認し・・いくつかの失敗原因と反省点を把握>

 

 

東へ80mほど進むと無標識の三分岐。踏み跡の濃い右コースを選択し、約200m先の

 

高圧鉄塔手前で左に急角度で折り返し、沢筋を荒れ道で横切り、その先の尾根へ上る。

 

 

1151分、「大日如来」が彫られ祀られている大岩下の三分岐は「札所32番→」標識に従い、下ると・・その先は「岩船山」なる砂岩の尾根。

 

1157分、標高約380mの砂岩尾根に祀られた「お船観音」をカメラに収め、戻って下山続行。

 

 

東へ下り始めると岩洞に13仏。先へ下って重なった大岩下を通過。

 

標高340m辺りまで下るとコース左の岩場の穴にお宮。

 

 

標高300m辺りまで下り、西暦1707年に建てられたという「観音堂」前を通過。

 

標高約280mまで下り、5年前に秩父札所巡りで訪ねた

 

 

「札所32 法性寺」の本尊に無事に帰還できたことを報告感謝し、一段下って駐車場を目指す。

1221分、車に戻る。

 

2時間30分予定の山行が4時間48分とほぼ倍時間かかった。

 

帰路は関越自動車道を使い、15時、無事帰宅。