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「秩父三十四所観音霊場」巡りも残すところ9寺。 最初の4寺は「武甲山」の北西山麓に纏まっているので「江戸古道」を辿って歩き、 残り5寺は秩父山地に散在しているので、 来週・月曜日以降、関東地方に かなりの降雪予報が出されたので・・・、札所26「円融寺の奥の院」にあたる山上の「岩井堂」はパスし、1日で最後の札所34「水潜寺」までまわる計画を立て、曇天の土曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 5時間42分 ◇難度 易++▼++難 |
5時、出発。 一般道で入間市に出て、国道299で秩父市に進み、国道140に左折して約5km先で「←札所29番・長泉寺」標識を見つけ左折し、札所29番「観音寺」のPに駐車。 気温は5度で曇天。 秩父札所の納経帖受付時間は8時からなので、先に札所26〜28を回ることにし・・ 7時18分、2.9km北の 札所26番「円融寺」目指し、早朝でも走行車両が多い国道140を北へ進む。 周囲に見える山の山頂は雲の中。 |
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7時50分、「影森駅→」標識に従い、右折して秩父鉄道線路を通過し、200m先で札所26番「円融寺」に到着。 本堂の鰐口を叩いて御本尊を参拝後、納経所に出向き、8時を過ぎたことを確認の上、墨書と御朱印を貰う。 8時3分、好調な滑り出しなので・・、 |
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「円融寺」の奥の院に当たる 裏山の「岩井堂」へも立ち寄ることにして「江戸巡礼古道」の「札所26番・奥の院→」標識を辿っていくと・・ いつの間にか、「昭和電工」の事業所内を歩いてる雰囲気になり・・??・・ 「守衛所」を見つけ尋ねると、「そのまま進め」のゼスチャ。 山頂を雲に隠した武甲山の麓方向に進む。 |
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8時13分、「琴平神社」への階段横に「岩井堂→」標識を見つけ、右の砂利林道へ進み、杉林の中の300段という長い石階段を登る。 8時26分、古いが味のある観音堂::「岩井堂」に到着。 梵鐘が許されていたので一打後、観音堂で参拝。 石階段で下山中、親子参拝者と1人お遍路さんと交差。 「昭和電工」の敷地を抜けた先は裏道の舗装路を南へ進む。 |
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8時46分、秩父線脇の札所27番「大淵寺」着。 境内の「月影堂」という観音堂で参拝後、納経所に立寄ると無人。 |
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机上の呼びボタンを押したが、反応がないので連続で押していると・・別建物から飛び出してきた元気坊主が「一度で分かるんだから!!」と。 次の札所28番「橋立堂」は2月末まで(坊さんが)冬季休暇とのことで「橋立堂」の朱印と墨書も書いてもらった上で、札所28番「橋立堂」を目指す。 一時、国道140へ出たが、すぐに県道73へ分岐して秩父線と交差し、南へ進んで標識に従い、県道から村道へ分かれて、その先で県道下を通過。 |
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9時19分、50mほどの岩壁下に札所28番「橋立堂」の観音堂。 参拝後、車を置いた札所29番「長泉寺」目指し、往路を戻って、高架の県道下の標識に従い、左の山道へ下る。 一時、「←江戸巡礼古道」標識で車道と別れたが、500m先で車道に復帰し、800mほど先で浦山川を鉄橋で渡り、右上に見え始めた札所29番「長泉寺」を目指す。 |
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9時46分、見事な枝垂れ桜が目印の 札所29番「長泉寺」に戻る。 境内は花期には楽しめそう。 本堂(観音堂)で聖観世音菩薩を参拝後、納経帖に記入してもらう。 |
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9時55分、車で約7km先の札所30「法雲寺」を目指す。 |
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10時11分、札所30番「法雲寺」に到着。 雰囲気の良い山斜面の観音堂を参拝。 納経を済ませ・・ 10時20分、県道43で12km先の札所32番「法性寺」を目指す。 |
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10時44分、札所32番「法性寺」手前100mのPに到着。 立派な山門を潜って石階を上ると本堂。 その先の岩を削った石段を上ると、舞台造りという観音堂があり、(行基菩薩作という聖観世音菩薩像は見られないが・・) 扉越しに参拝。 11時1分、車に戻り、12km先の札所31番「観音院」を目指す。 |
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11時22分、2年前に山登りで「観音山」を訪ねた折に立寄ったことのある 札所31番「観音院」に到着。 |
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山門には「石造りの仁王像」。 |
雰囲気の良い、約300段あるという石階段を上り、観音院を目指す。 |
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11時31分、切り立った岸壁前の「観音院」に到着。 梵鐘を一打後、聖観音を参拝して納経を済ませる。 堂横には落差30mの清浄の滝。滝つぼには10匹ほどの鯉が寒そうに集まっていた。 下山を開始すると、納経軸を抱えて上ってきたお遍路さんと交差。 11時49分、車に戻り、11km先の次の「菊水寺」を目指す。 |
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12時17分、大きな観音堂の 札所33番「菊水寺」に到着。 本堂正面の聖観世音を参拝し、(「12:00〜12:30は昼休み」の張り紙があるのに気づかず、) 12時23分、車に戻り、14km先の最後の「水潜寺」を目指す。 |
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12時45分、札所34番「水潜寺」に到着。 解説板に依れば 「西国、坂東、秩父の各三十三の札所にこの34「水潜寺」を加えることになり、34「水潜寺」が日本百観音結願寺になった」 と伝承されているとのこと。 観音堂で参拝後、若い坊さんに納経帖に記入してもらう。 まだ不慣れらしく、楷書的な文字なのが面白い。 ここ「水潜寺」は2007年と2012年に近くの「破風山や大前山」を訪ねた折に立寄っているので懐かしかった。 13時、車で帰路に就く。 15時50分、無事帰宅。 帰宅後、納経帖に集めた各寺の「墨書と御朱印」を纏め 掛け軸にしたらと思いつき・・障子紙に縮小コピーして古掛け軸に貼り、中央に狩野芳崖の慈母観音図を入れて もっともらしい「秩父三十四霊場お遍路記念」品が完成。 |
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