|
|
|
「茅ヶ岳」北隣の「金ヶ岳」は以前から、登山候補にしていたが、東からのコースは岩稜の危険個所があるとのことで、犬連れでは無理と諦めていた・・が、・・・ マロンが逝った今、再び訪ねる気が起こってコースを調べると、西からの周回コースがあることを知り、月曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 6時間9分 |
4時、出発。 中央高速を利用し、5時48分に「韮崎IC」を降りると残距離は12km。 国道141〜県道616〜穂坂路を使って「明野村」を目指すと、前方に目指す「金ヶ岳」と「茅ヶ岳」が姿を見せたので、車を停めてカメラを取り出すと・・・、 西に「鳳凰三山」と「甲斐駒」、南に「富士山」、北に「八ヶ岳」が朝日を受けて美しい。 昨日の「木枯らし1号」の余波で、早朝は強風が残るとの予報だったが、無風快晴で気温は0度。 |
|
|||
|
|
|
|
|
|
明野村・東端の「金ヶ岳・茅ヶ岳登山道入口」看板横に駐車。 6時16分、砂利林道で東へ出発。 道脇の林は黄葉し、林床にヤクシソウが黄花を見せた。 500m先で舗装林道に合流すると左50m先に「金ヶ岳登山道→」標識。 赤松やカラマツ林の山へ入っていく。 |
|
|
170mほど高度を上げると、「山頂まで2.1km 明野猟友会」の標識。 高度を上げるのに従い、辺りの紅葉が進んでいく。 東の稜線越しに朝日。下草の少ない林床に一株のトリカブトが花を残していた。 |
|
|
「山頂まで1.5km」標識あたりから道脇に大岩が出てきた。 体が温まったので薄着になり、上りを続ける。 7時29分、高度1480mまで上ると、「山頂まで1.1km」標識。 休まずにジリジリと登っていく。所々に紅葉したモミジが見られた。 |
|
|
7時54分、標高1580m辺りの岩稜ピークは右を巻いて上り、「頂上まで0.6km→」標識地点で尾根筋に戻る。 標高1660mあたりから痩尾根になり、その先の「山頂0.3km→」標識先に「滑落注意」看板。 |
|
|
左のロープ下を覗くと切れ落ちた岸壁。 慎重に通過すると次は右に崖。岩稜帯を慎重に登っていく。 8時16分、標高1680m辺りで二瘤の「金ヶ岳」を見上げていると、右下でガサガサ音??・・・笹薮を数頭の鹿が下って行った。 少し先でも右下が切れ落ちていた。スリルを楽しみながら慎重に登っていく。暫くは岩の痩せ尾根が続く。 山頂へ高度差40m辺りまで近づくと気楽に登れるようになった。 |
|
|
8
時32分、朝日を浴びた「金ヶ岳1763m」着。 南に「茅ヶ岳」、その遥か先に「富士山」、西は「鳳凰三山」の上にわずかに「北岳」がのぞき、北には「八ヶ岳」、東には木立越しながら「金峰山」が望めた。 ムスビを食べながら360度の展望を楽しむ。 |
|
|
8時42分、次の「茅ヶ岳」目指して南東へ下る。 10分足らずで「南峰」ピークを通過したが、山頂標識はなし。 細尾根を下っていくと上ってきた若者、続いて中年登山者と交差。 9時10分、標高1640m辺りの大岩を左下に巻いて下って岩稜下の「石門」と呼ばれる穴を通過。 「金ヶ岳」から170mほど高度を下げると「茅ヶ岳」への100mほど上り返しが始まった。 岩と木の根の上り坂に霜柱がみられた。 |
|
|
9時38分、「茅ヶ岳1704m」着。 北に双耳峰の「金ヶ岳」が望める以外は「金ヶ岳」山頂からの展望とほぼ同じ。 遠景は白くかすみ始めた。 9時49分、「千本桜→」標識に従い、南西に下山開始。 |
|
|
200m先の三分岐は「千本桜→」標識に従う。 標高1500mまで下ると尾根の南斜面が紅葉を見せ始めた。 10時28分、標高1400mまで下ると、アップダウンの細尾根になり・・・、最後のピークで小休止して紅葉の色づきを楽しむ。 |
|
|
標高1380mあたりで尾根を外して左斜面の急斜面を下る。 標高1300m辺りで一時、勾配が緩んだがその先はまた滑りやすい坂が続く。 11時22分、標高1090m辺りまで下ると「千本桜広場」へ降りたらしく、30m幅ほどの道の両側に桜の並木が続く。 標高1060m辺りまで進むと「明野村千本桜公園」看板。 ここで公園を外れて、砂利林道を緩く下っていく。道脇にヨメナやマムシ草。 |
|
11時51分、閉鎖ゲート先に舗装林道。「←明野村」標識は左下を指示しているが、私たちは「ふれあいの里」目指して右へ進む。 舗装林道を緩く上っていくと・・・林道を黒い獣が横切った。・・結構大きい猿!!。カメラを出し遅れたが・・・また別の猿が道路に出て、近づいてきたのでカメラに収める。 |
|
12時15分、朝の往路に合流し、左折して砂利林道を下る。 12時25分、車に戻る。 2時30分、無事帰宅。 |
||