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西上州には個性のある魅力的な岩山が多く、これまでにマロン連れで下記26山も歩いたが、「(上野村)諏訪山」は犬連れでは無理だろうと、万年候補の山にしていた。・・・が、 ◇所要時間: <三笠山までの往復で・・・6時間5分> ◇難度 易+++▼+難 (三笠山先の岩のロープ場は未通過ですが、コースの難所にはハシゴやロープが設置されていたので、左程の危険は感じずに歩けました。) (「両神山」「南天山」「大山」「笠丸山」「赤久縄山」「稲含山」「桧沢岳」「小沢岳」「鹿岳」「大屋山」「烏帽子岳」「荒船山」「茂来山」「御座山」「天狗山」「物見山」「物語山」「大桁山」「御堂山」「物見山」「八風山」「妙義山」「3ツ岩岳」「兜岩山」「オオナゲシ」「志賀坂諏訪山」) |
3時、出発。 関越自動車道〜上信越自動車道を使い、4時50分に「下仁田IC」を下りると残距離は29km。 国道254〜県道45で南東に走り、「湯の沢トンネル」先で国道299へ左折。 「楢原トンネル」手前300mを右折し、一車線の楢原林道で高度上げていくと・・・ヘッドライトの中に獣!!。 カメラを手にして近づいてみると・・角に網を絡めた雄鹿が紐を立木に引っ掛けてもがいていた。助けてやろうとしたが、荒れ狂っていて手が付けられないので、その横を通過。 |
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その先ではカーナビを見誤り、木質ペレット燃料製造工場に迷い込んで時間をロスしたが、なんとか林道終点に着き、「三笠山普寛堂」前の空き地(3台程度)に駐車すると、続いて後続車1台が到着。 晴天予報だったのに上空に雲が多く、気温は4度。 6時9分、「諏訪山5.864m→」標識に従い、お堂後ろの急斜面へ出発。 色づいた落ち葉を踏みしめ、沢横の急斜面を九十九折で上っていく。 |
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6時46分、高度を230mほど上げて尾根に上り着き、「諏訪山まで4.83km→」標識に従い、紅葉した尾根を南に上っていくと東から薄日が差し込んだ。 前方に聳えてみえる「小倉山」を目指して上っていくが、この山頂は見晴らしがないらしいので、巻き道を使う予定で近づいていく。 |
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7時、標識は見当たらないが、左斜面への踏跡を見つけ、尾根筋から「巻き道」へ進む。 10分ほどで「小倉山」先の尾根筋に合流。(ここには「献燈」碑と「石碑」あり) 7時13分、次の前方のピークは尾根の西斜面を巻いて進む。 |
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雑木林に色づきが進んでいるが、この山の木々が素直に伸びているので、繊細な感じ。 7時21分、大岩前に出て、左へ折り返して下ると前方に尖った「三笠山」が姿を現した。 その後ろに姿を見せたのが「諏訪山」らしいがまだ遠い。 細尾根をアップダウンしながら南に進む。 |
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7時30分、道脇の「八海山提頭羅?神王堂」横で小休止。後続車の登山者が勢いよく先行していった。 この先はお堂横の岩陰のハシゴを下りて、細尾根へ進む。 紅葉まっただ中の細尾根の真ん中に楢の大木。次のピークは巻いて進む。 |
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尾根筋に合流すると「湯ノ沢の頭」標識があり、巻いたピークを振り返り見ると、「←浜平」標識。紅葉の細尾根を南に進む。 8時34分、緩く下ると、眼前に200m以上の高さで「三笠山」が聳え、その北斜面は更に深く、谷へ切れ落ちているので迫力を感じる。 |
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妻が今日は「三笠山までにしよう」というので、無理は禁物と同意。 8時46分、屋根が破損した「避難小屋」前を通過。 9時1分、岸壁のロープ場を上ると前方に二段のハシゴが見えた。 岩壁に取り付けられたアルミ梯子を慎重に上るとその先の岩場にロープが数箇所も続いていた。 |
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9時12分、ロープ場を抜けると、眼前に屹立した「三笠山」。先へ下ってブッシュの中を進む。 9時19分、大岩のロープ場を下り、鉄梯子を上る。 こんな尖った岩山によくもコースが作れるものだと感心しながら登っていく。 9時24分、最後の岩場もロープで通過。 |
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9時25分、「三笠山」に到着。狭い岩峰上に「三笠山刀利天王祠」が建てられ、視界は360度。 東近くの「帳付山」と「大山」、 その先の「両神山」、 西の「御座山」程度で・・・ガイド書に書かれていた「浅間山」「妙義山」「八ヶ岳」などは判別できなかった。 当初目的の「諏訪山」は尾根続きで南隣に見え、「諏訪山への残距離723m」標識もあったが・・・、 |
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今日は余力を残して下山することにして、この「三笠山」から戻ることにする。 9時39分、往路で下山開始。 |
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10時10分、150mほど高度を下げて小休止していると上ってきた一人登山者と交差。 10時53分、「湯ノ沢の頭」を通過し、その先の紅葉がきれいな場所でムスビを食べながら小休止。 「八海山お堂」手前のアルミ梯子は上って通過し、「小倉山」は右を巻いて下る。 11時51分、尾根を外して、急角度で右斜面へ下る。 12時14分、車に戻る。 15時、無事帰宅。 |
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