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群馬県ならまだ紅葉が見られるのでは・・と、榛名湖西に位置する「菅峰と高ヂョッキ」を訪ねることにした。 「高ヂョッキ」の山名はガイド書に ◇所要時間: 4時間28分 |
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3時、出発。 圏央道経由で関越自動車道に進み、5時ころ渋川・伊香保ICを降り、国道353、145、県道238と繋いで川原湯温泉先で国道406に左折。 国道406で高度を上げ、標高1040mあたりで「東吾妻町」と「長野原町」」の境界標識を見つけ「須賀尾峠」と確信し、100mほど戻って3台分ほどの空き地に駐車。無風・快晴で気温はマイナス1度。 6時14分、国道でスタート。 |
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「須賀尾峠」にはガイド書通り、「菅峰」への登山標識は無かったが「長野原町」標識横に森に入る踏み跡があり、これに進む。 ミズナラ林に進むと落ち葉でコースが分かりづらく、立木の赤ペンキや赤テープを頼って踏み跡を辿る。この森に獣は少ないのか今日のマロンは意外に落ち着いている。 台地脇を300mほど辿ると尾根筋を上り始めた。周りの広葉樹が黄色に色づいて秋真っ盛りといった感じ。 |
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右のピークへの上り開始。 山体の北斜面を回りこんで尾根筋を辿り上る。林床は膝程度の熊笹。高度を200mも上げると北斜面の残り葉が少なくなっていた。 6時59分、これまでは「菅峰」山頂を左に見て上ってきたが、「菅峰」に向かって上り始めた。 膝程度の熊笹尾根を左から太陽を受け上る。 7時5分、コースに露岩が混じり始めた。2度ほどアップダウンすると前方に「菅峰」が聳えて見えた。 |
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7時16分、峠地形を通過すると笹原の上りが始まる。急斜面なので雨や雪の後は上りづらそう。枯葉の下に霜柱が残っていた。 急坂途中で水飲み休憩。この高さでは周りの木立は殆ど枯木状態。体温が上がり、ヤッケを脱ぎ、バンダナで鉢巻。 7時32分、急斜面を上りきると笹原台地。左の唐松林のピークを目指す。紐先マロンは笹原を潜行して先行。 |
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7時36分、落葉を終えた唐松の幹に小さな「菅峰」標識。 山頂には二等三角点があったが視界は木立越しに僅か。展望を求めて山頂を東に進んでみたが視界は得られなかった。 7時44分、下山開始。 |
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広い笹原を下っていくと辺りにテープ標識が見当たらず??・・・GPS画面を見たら間違った尾根に下りかけていた。 頭上の赤い実を撮影し、そのままマロンに追従したのがミスコース原因。 少し戻って往路を下る。笹の急斜面はマロンを後に付けて慎重に下ったつもりだったが2度も滑った。 |
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8時5分、急坂を下りきり、晩秋色に染まった尾根道を気楽に下る。 コースが右にカーブする辺りまで下ると前方の木立越しに「高ヂョッキ」が見えた。 高度を下げるのに従い、紅・黄葉の色合いが鮮やかになった。 8時54分、「須賀尾峠」に降りた。 |
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時刻は早いしメンバーの体調も良いので車には戻らず、「高ヂョッキ」を目指すことにする。 峠の地蔵横の「高ヂョッキ登山口」手造り看板地点から対面の山に入る。 こちらの幅広尾根には下草が無く、広葉樹林は紅・黄・黄緑と華麗な色づき。 |
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9時12分、「丸岩分岐」の小ピークまで上って小休止。「丸岩」方向へは微かな踏み跡。ムスビを食べて登山再開。 東に向かう細尾根は紅葉最盛期を僅か過ぎた感じ。木立越し左右に視界が得られ気持ちの良い道。 9時28分、小ピークに上ると北の樹間に「丸岩」が見え、前方には「高ヂョッキ」の高みが感じられる。 進むに従い、尾根が痩せ始めた。露岩のピークは巻いて進む。相変わらず、黄、赤、黄緑の色彩の中を進む。 |
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9時43分、角張った露岩帯を通過。この先2分間ほどは露岩の急崖上りになったが先行マロンは躊躇なく跳ね上がっていく。 この区間を通過すると岩が減り、ブッシュの間を登る。 |
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9時49分、紅葉した小平坦地の立木に「高ヂョッキ」の手造り標識。 潅木の合間に小展望地が3ヶ所に分散。無風・快晴の上、空気が乾燥して絶好の展望。 北に裸地を見せる「本白根山」、その右遥か先に「白砂山」。 |
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西には先ほど訪ねた「菅峰」から南の「浅間隠し山」まで続く稜線の上に微かに噴煙を出す「浅間山」が覗き、東には「榛名山」を構成する山々が重なって見えた。 |
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10時3分、好展望を楽しんで下山開始。 岩稜帯は杖をザックに収め、マロンを後に従えて慎重に下る。 |
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「丸岩分岐」への細尾根は順光で一段と色鮮やかに見える紅葉を楽しみながら下る。途中、細尾根から北に張り出している「丸岩」を眺めていた一人登山者と挨拶。私達も岩峰の「丸岩」を写真に収め、下山継続。 10時42分、車に戻る。 14時10分、無事帰宅。 |
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