https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4896960.html

前山行(尼ヶ禿山)により、 紅葉前線が意外に南下しているのが分かったので

今回は群馬県の「八ッ場ダム」南に位置し、12年前にマロン連れで訪ねた「管峰と高ジョッキ」の「高ジョッキ」を隣山の「丸岩」と共に訪ねることにした。

所要時間:  3時間10
難易度: + + + +

 

 

3時、出発。

圏央道〜関越自動車道と進み、5時過ぎに「渋川・伊香保IC」を降りると残距離は46km
上流に「八ッ場ダム」のある「吾妻川」沿いの県道35を西進し、「中之条町」先で県道58に分岐して「大戸関所交差点」を右折して国道406に進み、「須賀尾峠」を通過した先で「丸岩登山口」を見つけ、路肩に駐車すると気温は2度で曇天。<現地標高=995m>

 

登山口の「丸岩(丸岩城跡)」解説板には
「丸岩は三方の岩肌をむき出した100m余りの絶壁となり、南は岩峰から続く稜線が起伏しながら須賀尾峠へと伸び・・山頂には16世紀頃、信州真田勢によって丸山城が築かれ・・」と記されていた。

613分、解説に記された稜線道で出発。

広葉樹林の山腹を斜行で北進。堆積破砕石の上に落ち葉が積もっているのでコースが分かりづらい上、歩きづらい。

 

10分ほど進むと前方に「丸岩」の山体が見え、落葉の森にモミジが紅色を見せ始めた。

630分、「丸岩」への鞍部へ近づくと・・、右後方の山の稜線上に次の目的地:「高ジョッキ!!」が尖峰を見せた。

 

標高約1070m辺りで「丸岩」山体エリアに入り、広葉樹林の歩きやすい尾根道で山頂を目指す。

644分、「丸岩 1123.8m」に到着。 展望には恵まれず、木の間越し北の眼下に、ダム上流の「吾妻川」が見えた程度。

 

650分、記録写真を残し、往路で下山開始。

登山口に近づくと「オヤマボクチ」が地味な花を見せた。

冬が近い山で花が見られるのは珍しいのでカメラに収める。

 

714分、車に戻り、次の「高ジョッキ」登山口へは車で移動することにし、約600m先の「須賀尾峠」先の車道脇の空き地に駐車。
   <現地標高=1025m>

727分、「高ジョッキ 1.2km→」標識に従い、

 

北への山道へ出発。

こちらの登山道は疎林の幅広尾根で破砕石が無いので歩きやすい。

標高1100m辺りからモミジの色づきが鮮やかになり・・黄〜紅〜赤と紅葉の重なりが美しい。

 

756分、岩の小ピークが地図の1172.9mの「四等三角点」。

(12年前、「高ドッケ」標高に疑問が出たので今回はそれの確認のため)ここでGPSの標高を正しい標高に修正し・・、)
「高ジョッキ 0.7km→」標識に従い、向きを東へ変え進む。

 

落葉が進む尾根道を東進していく。

826分、岩場の下りで進路を見失い妻が苦労。お助け紐で補助して通過。

832分、細尾根が岩塊で繋がっていたが・・脇道を上って通過。

 

834分、山頂手前の岩の急坂下に到着。妻はここで待つというので、私だけで山頂を目指す。

842分、「高ジョッキ」に到着。

山頂の細木に手作りの「高ジョッキ 1208.7m」標識があったが・・、この標高は更に約300m東ピークの標高の筈。

(先の四等三角点で補整済の)
マイGPSこの地点の標高は1248mと表示

 

山頂からの展望は

西には「管峰」「浅間隠山」「浅間山」。
北には下流に「八ッ場ダム」がある「吾妻川」。

記録写真を残し、下山開始。

 

858分、上り時、岩場下りで苦労したところに戻ると右に巻き道。

喜んでこれに進むと・・、踏み跡は消滅し、諦めて岩上りで通過。

コース右には先ほど訪ねた「丸岩」の垂直岩壁がチラリ。上ってきた中年登山者と交差。

 

919分、「四等三角点」地点に戻り、「国道406号線0.5km→」標識に従い、南へ下る。

標高1150m辺りから下は紅葉モミジの最盛期。

喜んでカメラに収める。

 

936分、車に戻り、帰宅経路をカーナビに指示すると・・往路とは異なった国道406を南下・東進して「高崎IC」経由路を表示。

帰路の「圏央道」では事故渋滞に巻き込まれ、140分にやっと帰宅。