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栃木県と茨城県の県境にある「鶏足山」近くに「三椏(ミツマタ)」群生地があり、花期が近づいたらしいので、初春の野草:「フキノトウ」の採取も目的の1つに加えて、金曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 3時間54分 ◇難度: 易++▼++難 出発時、GPSを立ち上げると、登録した筈の予定経路データが完全消滅していてビックリ!!。 事前作成した駒地図と現地標識を頼りに山行を開始したが・・・やはり、コースミス。無事に周回できたのは幸いでした。 |
3時15分、出発。 首都高〜常磐自動車道〜友部JCT〜北関東自動車道に移り、5時11分に「友部IC」を降りると残距離は17km。 県道42〜1〜226で北進し、5時36分に県道脇にトイレのある「鶏足山駐車場」を見つけ駐車。 気温は-2度で快晴。東の空が明るくなった。 出発準備でGPSデータの完全消滅に気づき、事前作成の駒地図と現地の「登山標識」でコース周回せざるを得ないと覚悟する。 |
毎山行毎に作成・持参する駒地図。 |
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5時55分、右前方に「赤沢富士」を見上げ、舗装路を北西に出発。 250m先の「赤沢富士・鶏足山登山口→」標識に従い、右上への土道へ上ると、木の間越しに朝日が差し込む。 檜林先は自然林で最初から良い雰囲気。一定勾配の上りが続く。 |
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6時18分、「赤沢富士」山頂に到着すると、朝日が水平に差し込む。 浅間大社の石祠にお参りして先に進む。 前方に鶏足山の「南峰」〜「北峰」が朝日を浴びた姿を見せた。 |
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6時30分、標高335mで、砂利林道へ合流すると変形十字路。 「←鶏足山」標識に従い、砂利林道を横切って尾根への山道を上る。 6時47分、「鶏足山・南峰430.5m」に着くと、僅かに西に視界が開け、「←ここから富士山」看板が南西を指していたが、富士山は霞の中。 |
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北へ緩く下っていくと、コース脇に「見晴台(弘法大師の祠) 絶景→」看板。 期待して前方の小ピークを目指す。 6時59分、「北峰」に到着すると「鶏足山山頂」の看板があり、360度の展望。 傍らの「弘法大師と鶏足山」という解説看板には・・・ |
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平安時代、弘法大師が布教のため・・この地に滞在し・・鶏の鳴き声がしたので山に登ってみたら、鶏冠の形をした大岩・・・「鶏石」と命名したとされています。 (以下略) との解説文が記されていた。 ←北西をアップすると・・日光連山 東遥かには太平洋!!→ |
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7時4分、山頂の「鶏石・護摩焚石→」標識に従い、北へ下るとすぐ、急坂左に飛び出した岩に「護摩焚石」看板。 7時11分、小ピークの「←並柳・鶏石↑」標識に従い、「鶏石」を見ようと、右下へ50mほど進むと「トサカ」の形の岩前に「鶏石」看板。 |
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7時23分、小ピークに戻り、(北を指す)「←並柳」標識が西下の「ミツマタ群生地」を表示しているものと勝手に思い込み、急坂を下って・・150mほど先の三分岐で直進:「←花香付月山」標識を見つけ、コースミスを確信。 「ミツマタ群生地」は西下の筈だと南西へ下ることを意識しながら下りを続ける。 |
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7時49分、砂利林道へ下りきったが、・・現在地が不明。 「ミツマタ群生地」を探そうと、林道を北へ進んでみる。 200m先に大きな広場があり、「特別指定保護植物(三椏)群生地」看板があったが、「群生地」の場所が表示されておらず、念のため、更に北も確認の上・・・ |
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8時、広場に戻り、「ミツマタ群生地」を探しながら、林道を南下。 8時14分、次の小広場に「焼森山 ミツマタ群生地」看板があり、 |
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沢沿いの北斜面は一面の「ミツマタ林」。 東へ上りながら、開花を始めた「ミツマタの花」を楽しみ、周回路の上で折り返して戻る。 8時24分、「広場」に戻り、次の目的地の「焼森山」目指し、砂利林道を南に緩く上る。 |
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8時41分、500mほど先で西にカーブする林道から南へ直進する山道に「←弛み峠・焼森山」標識。 右上の高みが「焼森山」だと推測できるので、(標識は「弛み峠」経由で「焼森山」に上るコースと考え) 道なりで林道先の広場を目指すと・・、後ろから妻が「右の木に白テープと赤テープ!!」と叫ぶ。 |
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狭い急坂の山道を九十九折りで上る。 9時4分、「焼森山山頂423m」山頂に到着。 360度の展望が得られ、西の穏やかな山々の中に「雨巻山」が同定できた。 |
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9時14分、南への山道へ下山開始。 9時22分、「弛み峠」の三叉路は「鶏足山駐車場→」標識に従い、右へ下ると20人ほどの団体登山者と交差。 町道らしい簡易舗装路を下る。 9時49分、車に戻る。 残念ながら、「フキノトウ」は見つけられず、12時30分、無事帰宅。 |
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