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今年の元日に「初日の出狙いで訪ねた景信山」隣の
小仏城山」の山頂下で1週間ほど前、「シモバシラ」を撮影した人の記録に気づき即、訪ねる気持ちが起こったが・「シモバシラ」発生条件は  ●土に湿り気があり、●気温零下 が必要条件とのことで暫し待機していると・・

16日早朝の「小仏城山」に―2度の気温予報。この所、晴天続きで乾燥状況が続いているので若干、心配しながらも土曜日の出発を決めた。

◇所要時間:  2時間13
難易度: + + + +

 

5時50分、出発。

一般道で県道158(奥多摩尾根幹線道路)へ出て県道47へ繋ぎ、西進して国道20に合流・左折。

1.2km西で県道516(浅川相模線)へ左折し、約5km先の登山者用Pへ到着すると休日らしく先着車が10台ほどで気温は-2度。

75分、駐車場奥へ伸びる舗装林道へ出発。標高450m辺りから砂利林道を上る。

 

 

 

737分、標高548mの「小仏峠」へ到着して小休止後、尾根筋を南へ緩く上っていく。

標高570m辺りで、進路が直に山頂を目指す丸太階段道と左山腹への巻道に分岐。

 

 

「シモバシラ」期待で巻道へ進んでみたが・・白いものは 綿毛(ツワブキ?) だけ。

85分、小仏城山と裏高尾を繋ぐ舗装林道へ合流。

 

 

合流地点の南へも「←高尾山・一丁平」標識。「シモバシラ」撮影場所はこの先の筈とこれへ下ると・・

100mほど先に「シモバシラ」撮影に夢中のカメラマン。喜んで撮影に参加。

 

 

 

<ウィキペディア>に依れば
シモバシラシソ科多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる。

シモバシラの霜華
シモバシラが生えていたところには、冬になると霜華ができる。シモバシラのは冬になると枯れてしまうが、はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く。

 

 

その他の解説書では・・シモバシラ(霜柱)の結晶を、花に見立て「氷の花」や「氷の華」と呼ばれます。

土の中の水分が茎の中からしみ出して凍った結晶は、小さいものは数ミリ、大きいものだと20cm25pになることもあります。

 

 

氷柱(つらら)ができる代表的な植物は「シモバシラ」や

ヒキオコシ・アキチョウジ・ヤマハッカ・キバナ等とのこと。

 

 

 

821分、「シモバシラ」撮影に満足して山頂を目指す。

朝日の差し込む南斜面ではサザンカが白花を見せた。

 

 

山頂に近づくと開店準備の店近くに登山者が10人ほど。

828分、「小仏城山670.4m」に到着して記録写真を残す。

 

 

東遥かをズームすると・・「スカイツリー」、

西には「富士山」。831分、下山を開始。

 

 

856分、「小仏峠」へ下って親子狸をカメラに収め、下山続行。休日らしく登ってくる登山者が増えた。

918分、駐車場に戻ると駐車場はほぼ満車。

 

帰路に就き、1040分に無事帰宅。