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この所連続して富士山・東斜面の「小富士」を「キノコ狙い」で訪ねたが、さほどの成果は得られなかった。 ・・で、今回は6年前、富士山・北斜面の「富士山・奥庭」を訪ねた折、精進口登山道3合目上でハナイグチやショウゲンジを見かけたのを思い出し、その近くの寄生火山「幸助山」をキノコ狙いで訪ねてみることにした。 ◇所要時間: 3時間13分 ◇難度: 易++▼++難 (狙った山では貧果に終わったが・・、帰路の標高920m辺りの森でショウゲンジが沢山採れ・・????でした。) |
4時、出発。 中央高速を利用し、大月JCT経由で5時20分に「河口湖IC」を降りると残距離は20km。 国道139を1km西進し、左折して「船津口登山道」を4kmほど南へ進み、「林道船津線」が右へ曲がっている三叉路を直進して「富士林道」で富士山麓を10kmほど反時計回りで上っていき、「幸助山」の西側を通過した先の空き地に駐車。 駐車場ではトリカブト、ヨメナ、アザミが花を見せた。 気温は9度で寒い。 |
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6時1分、「幸助山」方向へ出発。 踏跡を辿り、苔が生えて雰囲気の良い、北斜面のシラビソ林山腹を上り、100mほど先で沢筋を越し、「幸助山」を時計回りで上る。 北斜面は踏跡が多く、キノコは少ない。 「クロカワ(食茸)」?をカメラに収める。 |
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6時29分、標高1850m迄高度を上げながら東斜面へ回り込むと倒木が増え、踏跡が減ってきた。 群生した「ナラタケ」が多く見られるようになったが、確信が持てないので1塊だけ採取。 東に富士山がシルエットで姿を見せた。 |
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6時56分、南の高みへ上り着いたので、右下の「火口」へ下りてみたが、見ものは特になく、火口縁へ戻って山頂を目指す。 |
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7時8分、「幸助山1894m」山頂着。 これまでの所、キノコは「ハナイグチ」1本と「ナラタケ」1株しか採れなかったので、 当初の予定通り、「富士スバルライン」南の「無名の寄生火山」へ上りながらキノコを探すことにして、先ずは山頂を東へ下る。 |
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7時20分、「富士スバルライン」を横切り、「無名・寄生火山」の北斜面のシラビソ林を直登していく。 7時47分、予定した高度・1970mまで上ったが、良茸が採れないので、更に上を目指す。 |
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8時5分、「寄生火山」の縁らしい地形地点まで上り、ザックを下して休む。 8時14分、成果は殆どなかったが、気持ちのよい山行が出来たので満足して下山開始。 頻繁にGPSを確認しながら下り、「ウスタケ(毒)」を見つけてカメラに収める。 |
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薄い踏跡を見つけて下ると、「スバルライン」を横切りやすい場所へ下りられた。季節外れの「ホタルブクロ」が花を見せた。 8時42分、「スバルライン」を横切って対面の針葉樹林に入り、GPSに頼って直に駐車場を目指すことにする。 苔の林床に数種の雑キノコが姿を見せた。 |
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9時10分、朝のコースに合流して車を目指す。 9時14分、駐車場所に戻ると車は2台。 往路で帰路に就くと林道脇のモミジが早くも紅葉した姿を見せた。 |
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10時、「富士スバルライン入口」の約1.5km手前の標高920m辺りまで下ると、道脇に「キノコ採り」らしい車が数台駐車していた。 立ち寄ってみると、プロらしい人の籠には「ショウゲンジ」が満杯で、「マツタケ」も採れたとのことで写真を撮らせてもらう。 折角なので私たちもここで森の様子見することにし・・・、 |
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道脇の空き地に駐車して森に入る。 GPS頼りで針葉樹林の奥に進むと、「ショウゲンジ」がボツボツ見られるようになり、奥に進むと良茸も採れるようになった。 ムスビを食べながらきのこ採りを楽しむ。 10本以上「ショウゲンジ」が採れ、満足したが・・・、 |
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その先の森の様子を見ようと先へ進むと雑木林になって歩きにくくなったので、戻る。 途中、昔食べたことのある「スギヒラタケ」を見つけたが、今は毒茸区分なので写真に収める。 |
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森の出口には「山梨の森林100選 剣丸尾のアカマツ林 山梨県」の看板があった。 11時19分、車に戻り、帰路に就く。 12時40分、無事帰宅。収穫は「ショウゲンジ」35本、「ナラタケ」1株、「ハナイグチ」1本。 |
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