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桜の開花時期というのに寒気が通過したのか、マロンの散歩道から見える丹沢山塊に僅かながら残雪。・・ならば、富士山展望だけが取柄ということでマロンの山としては万年候補だった「倉見山」を訪ね、冬姿の富士山の見納めをするのも良いのでは・・と、快晴予報の出た金曜日の出発を決める。

◇所要時間: 3時間24
◇難度(マロンとして): 易++▼++難
◇マロンの日記:
 山頂付近は急勾配できつかったが、全般に段差は少なく、ルートがハッキリして歩き易い山でした。

 

410分、家を出る。

中央高速道を使い、大月JCT経由で都留ICを下り、国道139号線を南下。

東桂駅先の「都留入口」交差点を左折し、1kmほど先の長泉寺の墓地前で「倉見山登山口」標識を確認し、200mほど先の今宮神社横の空き地に車を置く。

気温は1度で快晴。季節は進んで既に日の出の時間。

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534分、出発。「倉見山登山口」標識の立つ墓地を横切り山に入る。杉林を上って奥社横を通過。今日は始めから勾配がキツイ。

コナラ林を20分ほどで通過し赤松林まで上ると勾配が緩まり、小休止してマロンに水を与える。ダンコウバイが黄花を見せた。

北に「三ッ峠山」が近い。

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69分、尾根の合流点に上りつき、南に方向を変え、朝日の差し込む尾根を上る。獣の臭いがするのか紐付きマロンが前後左右に激しく動き始めたので念のため、熊鈴の消音カバーを外す。

619分、高圧鉄塔下に到着。コースに霜柱が見られるが体温が上がったのでヤッケを脱ぐ。

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朝日を浴びて尾根筋を上ると南に「御正体山」が重量感のある姿を現す。尾根添いに右に進むと、左前方に目指す「倉見山」が尖った山頂を見せた。

74分、一段の高みに上ると木立越し前方に見える山頂へは残り高度で150m。暫くは平坦尾根を進む。やがて最後の急勾配。息を弾ませ登りきると僅か下った先に富士山の見える山頂が待っていた。

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726分、三角点と「倉見山1256.2m」標識のある山頂に到着。

冬姿の立派な富士山に対面でき、写真に収める。

朝日を浴び、ヤッケを羽織ってもあまりに西風が冷たくてこの山頂で展望を楽しむ気持ちが起こらず、後ろの窪地に退き、小休止してバナナを食べる。

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南には「杓子山」が近い。「杓子山」から「鹿留山」までが一体化した山稜のため、この地点からは意外に大きな山に見えた。

 

735分、下山開始。

途中、「御正体山」の左に見える形の良い山の名前を調べようと地図を取り出したが、手持ちの地図にはこのあたりの情報が欠けており、何山かは判らなかった。

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826分、高圧鉄塔下を通過。更に844.5ポイントまで下って三角点を探し、左に分岐する尾根先で4等三角点を見つけ、納得して下山継続。

856分、墓地まで下りきる。墓地横にも3台位駐車できそうな空き地があった。
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58分、車に戻る。

 

帰路は一般道を使い、道志山塊を山越えして信号機の少ない道志道を快調に走り、1140分、無事帰宅。

帰宅後の調べで、「御正体山」の左に見えた形の良い山は「大野山1199m」と分かり、登山路もあるらしいのでマロンと訪ねる山の候補に登録

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