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富士山麓の西桂町で「クマガイソウ」が盛期で 解放期間を 5/14→5/25に延長するという情報をキャッチしたので10年前に訪ねた「倉見山」を再訪して下山途中に立ち寄ることにし、金曜日の出発を決めた。 この地の「クマガイソウ」は土地のクマガイソウ愛好家「池田正純氏」が1970年から栽培し、氏の没後は町役場がその意思を継いで手入れをして一般公開しているもので最盛期には3万株、現在は台風の影響などもあり5千株に減っているとのこと。 ◇所要時間: 3時間46分 (下山に使ったコースは標高760m以下のルートが不鮮明だったので、下りに使う方は、うまく降りた方の記録をGPSに入れた上で歩かれるのをお勧めします。) |
3時50分、出発。 前日、テレビが「5/13〜5/31の17:00〜朝6:00間、中央高速道の高井戸IC〜八王子IC間は集中工事で通行止め」と放映したのに気づき、「相模湖IC」から中央高速に乗って 5時33分に「都留IC」を降りると残距離は12km。 国道139を南進して中央高速道脇の「西桂町民グラウンド」Pに駐車。気温は11で晴天。 5時54分、車道を戻る方向に出発。 (直ぐ先にヤマレコからの採取ルートが分岐していたが、)現地の「←厄神社・倉見山登山道」標識に従い、車道先へ進む。 |
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高速道先に「↑倉見山登山道・厄神社」表示板。傍らの石階段を上ると・・流水溝で行き止まり・・??。 「↑」は道路を直進 の意味と推測し直し、車道を先へ進む。 現地標識は何故か、非効率コースを指示しているのではと、強引に高速道に近寄り「倉見山登山道・厄神社→」標識を見つけ、ゲートを潜って予定コースに乗る。 |
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6時21分、対岸に「厄神社」を見ながら舗装林道を登っていく。 6時33分、標高730mの大堰堤は右側から回り込んで通過し、その先は涸れ沢沿いの山道で高度を上げていく。 林床にヒトリシズカが花を見せ始めていたが、トリカブトはまだ若葉だけで蕾はない。 |
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6時57分、沢筋を後にし、北山腹を登るようになると北に「三ツ峠山」が姿を見せた。 7時9分、標高950m辺りまで上ると尾根の木が伐採された明るい雰囲気の「さすの平」。 方向を南に変え、山頂まで残高度約300mの新緑の尾根のぼりを開始。 |
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植物の少ない林床にユキザサが花を見せ、単調な上りの疲れを忘れさせてくれる。 新緑の幅広尾根を唯々上る。 7時52分、標高1250mの三分岐で10年前に見た「←東桂駅」「倉見山山頂→」標識に再対面。 ほぼ平坦路で100m先の山頂を目指す。 |
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7時56分、「倉見山1256.2m」に到着。 狭い山頂で景観は南西方向に「富士山」がチラリ程度。 記録写真を撮り、妻と弟に写真を送って更に100m南の「見晴台」を目指す。 8時8分、「見晴台」に着くと周囲に立木が少ない分、展望が得られた。休まずに無標識の西への山道で下山を開始。 |
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この下山コースは 昨年の読売新聞の「みなみらんぼうの一歩二歩山歩 第989話「倉見山」で知ったもので、らんぼう隊はクマガイソウ群生地から見晴台へ山慣れした案内者に引率されて上ったことが紹介されており、「倉見山山頂」から麓の「クマガイソウ群生地」への最短ルートということで試すことにした。 |
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新緑尾根の林床に植物は少なく予想外に歩きやすかったが・・・下るに従い尾根幅が狭まってきた。 予定ルートは標高1010m辺りで左山腹へ下る筈なので注意して下ると・・ 8時32分、立木に赤テープ!!。 |
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コースに杉の倒木が続くようになったが、標高950mを割ると倒木が減った。 9時2分、標高760mまで下ってGPSを見ると予定ルートが消滅しているのに気づく。 やむなく、山腹左右に踏跡を探しながら徐々に高度を下げていく。 9時15分、標高710m辺りまで下ると下に「町民グラウンド」が見えた。 |
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9時20分、「西桂町民グラウンド」へ下りてゲートボール中の年配者に「クマガイソウ群生地の場所は?」と尋ねると、高速道沿いに西へ上ると「案内板」があるとのこと。 9時27分、「クマガイソウ群生地」看板を見つけ、南の山へ30mほど高度を上げる。 |
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9時29分、森の金網柵の中に「クマガイソウ」と「エビネ」が一面に咲いていた!!。 開場時刻の9時は過ぎているので柵内に入ろうとすると・・扉に何故か鍵がかかっていた。 周囲に人の気配がなく、やむなく、金網越しにクマガイソウとエビネを撮影。 数が多いので金網越しでも十分な景観。 |
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(帰宅後、開示期間が〜5/25まで延期の記事を再チェックしたら・・ 何故か削除されていた。) 9時40分、満足して駐車場を目指す。 |
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9時48分、駐車場に戻り、帰路に就く。 帰りは中央高速をフル利用し、11時20分、無事帰宅。 |
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