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10年前のこの時期、日光の「黒檜山」(赤城山塊の主峰)を訪ね、「山躑躅」「蓮華躑躅」「東国三つ葉躑躅」「白八潮躑躅」「更紗ドウダン躑躅」等、各種のツツジが見られたことを思い出し、再訪することにした。
(今回妻は体調不良のため単独行)

◇所要時間:   4時間11
簡易度: + + + +

 

110分、現地の日の出時刻「425分」に登山を開始できるよう早めに出発。

首都高〜環八〜上信越自動車道と繋ぎ 3時に「伊勢崎IC」を降りると残距離は36km。 県道73〜国道122〜県道62で北上し、楡高トンネル先約5kmの道路のカーブ地点の「←花見ヶ原森林公園4km」標識に従い左折して舗装林道で高度を上げ「花見ヶ原森林公園キャンプ場Pに駐車。    <標高は約1180m>

 

421分、管理棟先の「←黒檜山4km」標識に従いキャンプ場を上る。約800m先の三分岐を「←黒檜山」標識に従うと・・すぐ脇の笹薮から鹿2匹が逃げた。

537分、背後から木の間越しの朝日が差し込む。

 

519分、「←黒檜山2km」標識の中間地点を通過すると・・コースは山腹をトラバースして山の南側に回る。

標高約1550mまで上ると明るい林の中に木道が始まり、道脇の「レンゲツツジ」が花を見せた。

 

標高1600mを越すと山躑躅が花を見せるようになりコース脇に「赤城のツツジ」解説板 (下記)

やっと花が撮れると喜んでカメラに収めながら登っていくと・・
標高1630mを越すとまつたく花は見られなくなった。

赤城のツツジ」解説板
5月に入ると樹木が芽吹く前にムラサキツツジ、紫色のトウゴクミツバツツジが咲き始めます。淡紅色のアカヤシオ、紅色のヤマツツジ、白色のゴヨウツツジなどがあります。県の花に指定されている朱色のレンゲツツジは白樺林と調和して美しい姿が見られます。環境庁・群馬県」

 

標高1800mまで上ると 南西の「地蔵岳」と南の「長七郎山」の間に「小沼」、その先に「富士山」(右写真は望遠)

その先で左から「駒ヶ岳」からの道を合わせ北に進むと・・

 

634分、石鳥居先に「黒檜大神」の祠。その先で左から「大沼」からのコースを合わせ、北100mの山頂を目指す。

638分、三等三角点のある「黒檜山1828m」に着くと別コースからの先着者が3人休憩中。

 

記録写真を残して
6
42分、下山を開始。
・したが帰宅後に 山頂標識の下に「←絶景スポット2」看板がつけられているに気づき切歯扼腕。 
過去2回の登頂時(右写真)には無かったので見逃してしまった。

2002.5.22 初代マロンと

2010.6.10 二代目マロンと

絶景スポットは北西に 燧ケ岳、日光白根山、皇海山、男体山  北東に谷川岳が遠望できるらしい。

 

標高1620m辺りで山中に濃朱色のヤマツツジを見つけ、コースを外してカメラに収める。

下山続行中、倒木に群生するキノコを見つけた。ナラタケモドキ?

745分、中間地点を通過。

 

818分、三分岐は「林間歩道→」標識に従い直進で下ると最後は幅広砂利道で「キャンプ場」に導かれた。水場にクリンソウが花を見せた。

832分、車に戻ると車はマイカーのみ。帰路に就く。

1210分、無事帰宅したが・・今回は期待の各種つつじには出合えず、山頂のビュースポットも見逃したので残念な山行になってしまい、「黒檜山」はまた来年の候補の山に残すことにした。