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コロナ禍と梅雨時の天候不順で山行を控えているうち早くも2ヶ月近くが経過。

久しぶりに半日程度ではあるが山梨県に晴れ予報が出たので、3時間程度のお手軽コースを選定し、火曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:   2時間58
簡易度: + + + +

(沢山の山野草の花に出会えたのは予想外でした。)

 

240分、満月を西夜空に眺めながら出発。

中央高速を利用し、笹子トンネルを通過すると霧雨。 438分に「長坂IC」を降りると残距離は20km。県道28に出て北上していくと霧雨は上がった。 小海線の「野辺山駅」先で南に折返し、一般道を3.5kmほど南下して「野辺山高原・平沢峠」の広大なPに駐車すると周囲はガスで包まれ、西近くの「八ヶ岳」は完全にガスの中。気温は19度。

 

517分、出発。

一般道を道なりに南へ緩く下っていくと道脇の草叢に「ヤマホタルブクロ」「チダケサシ」「ウバユリ」「ギボウシ」「フシグロセンノウ」等々、夏の野草が次々と花を見せる。

 

 

1.7km先の車道の右カーブ地点で左へ分岐する小道へ進み、200m先の「簡易水道設備」を通過すると右の森へ微かな踏み跡。事前調査で、これが右森を通過する登山道への連結路と判断し、流水の小沢を渡って登山道に合流してこれを上る。

 

67分、あずまやのある広場に到着。(400mほどのショートカットに成功!!)

この地点の南斜面は「平沢牧場」らしく、牛が出られないように工夫された柵を抜けて飯盛山を目指す。

 

道脇に「トリアシショウマ」「ウツボグサ」「カワラナデシコ」「ミネウスユキソウ」。

山頂への残高度100m辺りまで上ると一時、南のガスが切れて麓の村と青空が望めた。

 

先へ上ると右にガスを纏った「飯盛山」、道脇には「オンタデ」や「マツムシソウ」が花を見せる。

641分、「←しし岩」「山頂→」標識の三分岐に到着。「しし岩」から上ってきた夫婦登山者に先を譲り、山頂を目指す。

 

654分、「飯盛山1643m」標柱の山頂に到着。

先行夫婦が「西に虹だ!!」と騒いでいたので西方を見ると一面のガスの中に自分の影が浮き出る「ブロッケン現象」!!。喜んでカメラに収める。

 

山頂は5分ほどの滞留で「しし岩」目指し、下山開始。

この下山路にも多くの野草が花を見せ、「シモツケ」「ヤマハハコ」「オニユリ」「ツルニンジン」「ワレモコウ」「オミナエシ」等をカメラに収める。

 

715分、右の高度差50mの「平沢山」へ立ち寄ることにし、ゲートを開閉して通過。

720分、「三等三角点」の「平沢山1653m」に到着して小休止。「ヒメトラノオ」が咲いていた。

 

731分、下山再開。濡れ笹と泥濘道でズボンと靴がグッショリ。朝日が差し込み始めた。

810分、山を下りきって車道に近づくと前方に「しし岩」。

8時15分、車に戻る。西のガスの間から「八ヶ岳」がチラリ。

 


車で下山の途中、国道141に合流する手前で
千ヶ滝→」標識を見つけ、「大門川」脇に車を置き、300mほど先の滝下まで歩いて流水量の多い滝をカメラに収め、往路を戻って 11時前に無事帰宅。

 

山行途中で見かけた花々

フウロ

ギボウシ

シモツケ

コオニユリ

 

シシウド

 

トリアシショウマ

ノアザミ

オミナエシ

ミネウスユキソウ

エビラフジ?

ヒメトラノオ

ノリウツギ?

カワラナデシコ

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