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初代マロンと西側から登った赤城山の最高峰「黒檜山」を今回は東側の「花見ヶ原」コースで訪ね、下山後、白樺牧場に立ち寄り、蓮華ツツジを眺める計画を立てた。 ◇所要時間: 4時間20分 |
1時50分、出発。 圏央道、関越自動車道、北関東自動車道経由で3時40分、伊勢崎ICを降りて県道73を北上。国道122に移り、渡良瀬川沿いに北上し、約10km先で県道62に移り、赤城山中へ高度を上げる。 |
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15kmほど先で「←花見が原キャンプ場」標識を見つけ左折し、林道を下っていくと子鹿が3匹、車の前を横切り、マロンは今日も紐付きで歩くのが決定。 「花見が原・森林公園」駐車場に着くと公園にはバンガロー、トイレ、アスレチック設備などがあった。天気は快晴、気温は17度。朝日が昇り始めた。 4時47分、案内看板に従い、管理棟横からキャンプ場を通過して森に進むと朱色のヤマツツジが満開。 |
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ツツジ林を縫いながら山道を400mほど進み、三叉路の「黒桧山3.7km→」標識で緩く上り始める。林床は熊笹。獣が臭うのか紐先マロンの動きが激しい。新緑の森に背丈の2倍ほどの山ツツジが満開状態。 5時8分、「←黒檜山3.3km・林間歩道→」標識の三分岐。標識に従い唐松林に進み、木の間越しの朝日を背に受け上る。鶯の鳴き声が途切れない。 |
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道脇の「赤城山の鳥類」解説板には・・・・・・豊かな自然を持つ赤城山は、野鳥の楽園です。ジュウイチ、カッコウ、ホトトギス、アオジ、ビンズイ、キビタキ、コガラ、セキレイ、コジュケイ、キジ、ヤマドリ、クマタカ・(以下略)・・の鳥類が生息しています。春から夏にかけてバードウォッチングに最適です。 環境庁・群馬県 と書かれていた。 |
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5時22分、露岩の道になってきた。無駄な動きが多く、息の荒いマロンに二度目の水を与える。 林にトウゴクミツバツツジが見られようになり、山ツツジは蕾が増えた。高度を上げるに従い、シロヤシオも見られるようになった。木の根と岩を踏みしめ進む。 |
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5時50分、「←黒檜山2km」標識通過。勾配がきつくなり、九十九折で登る。木立越しの朝日を浴び、東斜面を登る。露岩帯の山斜面にもトウゴクミツバとシロヤシオが点在。花色の濃いトウゴクミツバが増えてきた。 6時13分、長い木道を通過。林床の笹が減り、新緑のモミジの若葉が景色を明るくする。 |
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6時19分、休憩テーブル地点に着き、小休止。このコースは「関東ふれあいの道」らしく路肩に標石。 テーブル横の「赤城のツツジ」解説板には・・・ |
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この休憩地点のベニサラサドウダンは開花直前。オオカメノキは白い装飾花を見せ、ナナカマドが白い房状の花を付けていた。 トウゴクミツバツツジだけはこの先も新緑をバックに華やかな色彩を見せてくれた。 |
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6時33、「黒檜山1km」標識先から白樺林を登り「黒檜山0.5km」標識通過。尾根筋に進むと周りの木立の背丈が低くなってきた。 6時58分、白樺斜面を上っていくと南に山頂に多くのアンテナ設備のある「地蔵岳」と「長七郎山」の間に「小沼」が見えた。展望を楽しみながら山頂を目指し進む。 |
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7時3分、「←駒ヶ岳」、「黒檜山0.2km→」標識の三分岐は直進して山頂を目指す。 7時7分、露岩帯に「黒檜山大神」の祠と鳥居。先に進むとすぐ、左:「←大沼」標識の三分岐通過。鶯の声を聞きながら平坦路で山頂を目指す。 7時1 0分、「黒檜山1828m」山頂に到着。 |
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朝日に照らされた山頂広場の「黒檜山からの眺望」看板には 北) 谷川岳、武尊山、燧ケ岳、皇海山、袈裟丸山、男体山、庚申山 7時18分、「黒檜山大神」地点に戻り、ムスビを食べながら山頂の雰囲気と展望を楽しむ。北風が気持ちいい。 |
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7時30分、往路で下山開始。 太陽光が強まったせいかトウゴクミツバツツジが一段と目立つ。更に高度を下げるとエゾハル蝉が鳴き始めた。 7時58分、休憩所を通過。ツツジは見放題の感。流れ雲が増えてきた。 |
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8時31分、標高1400mあたりまで下るとトウゴクミツバは姿を消し、山ツツジが見られるようになった。ヤマツツジも太陽光が入ると一段と美しい。 8時48分、「林道分岐点」標識地点は直進。フト気が付くと往路と違う道を下っていた。 |
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公園に戻り、道脇に保護された「クリン草」を見つけ、写真に収める。 9時7分、車に戻る。 |
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帰路、「白樺牧場」のレンゲツツジが見ごろだろうと大回りして立ち寄ってみたが、満開には1週間ほど早すぎた感じ。 13時5分、無事帰宅。 |
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